売れる健康食品研究所

売れる健康食品をプロダクト目線で追求するnote。 有料記事は公開から3日間無料でお読…

売れる健康食品研究所

売れる健康食品をプロダクト目線で追求するnote。 有料記事は公開から3日間無料でお読みいただけます。 詳しくはこちら→https://note.com/landau__/n/n98691bd906e0

マガジン

  • 【法人用】売れる健康食品研究マガジン

    「【個人用】売れる健康食品研究マガジン 」と同内容の法人用です。転送・回し読みしたい方向けです(社内限定)

  • 【個人用】売れる健康食品研究マガジン

    売れてる健康食品のプロダクト戦略、新商品ニュース、トレンド、製剤技術などサプリ商品開発にまつわる情報を発信するマガジン。 DtoC,通販,OEMメーカーで健康食品の商品開発をしてる人にオススメです。

  • 週間ニュース

    売れる健康食品に関わるニュースを週1で紹介します。

  • 健康食品キープロダクト

    注目すべき、健康食品の新規事業・プロダクトをピックアップして紹介します。

  • 売れる健康食品ブランド戦略

    売れる健康食品のブランド戦略を学び、プロダクト開発へ生かしましょう。

記事一覧

【第3号】売れる健康食品研究所が注目する週間ニュース

8/18〜8/24の間で健康食品業界の中で、注目したニュースを発信します。 市場に関するニュース注目分野の通販の状況は?<ジャンル別通販売上高ランキング> 通販新聞社によ…

健康素材ユーグレナの価値向上に向けた取り組みが面白い

健康食品の素材として、すっかりと定着したユーグレナ。 (株)ユーグレナによる用途研究により、健康食品だけでなくバイオ燃料、飼料、肥料、バイオマスプラスチックに至…

【第2号】売れる健康食品研究所が注目する週間ニュース

8/11〜8/17の間で健康食品業界の中で、注目したニュースを発信します。 ECモールのサプリメント市場で人気を集める商品は? Nint調査サプリメントの売れ筋はビタミン・ミ…

健食トレンドを素早くキャッチしてAmazonで安く売る「悩み解決ラボ」のブランド戦略

最近、Amazonで買い物をしていると、「悩み解決ラボ」の商品をよく見かけませんか? 具体的な製品は、以下のような製品です。(エクオールピュア、BIFIRALが売れ筋) Amazo…

カゴメトマトジュース健康から美容への価値拡張。SNSを活用したプロダクト戦略とは?

カゴメのトマトジュースがびっくりするくらい売れています。 2023年の販売売上は、過去最高の売上を更新。 (FY2023:156億円(対前年+23%)) その勢いは全く衰えることな…

【第1号】売れる健康食品研究所が注目する週間ニュース

8/5〜8/11の間で健康食品業界の中で、私が注目するニュースを発信します。 サントリーがショットドリンク新発売 CMにザコシ起用であの“メガネ”登場 サントリー食品イ…

販路ごとに内容量を最適化して売上アップ。伊藤園・健康ミネラル麦茶のすごいプロダクト戦略

プレジデントオンライン「なぜペットボトルのサイズが8種類もあるのか…伊藤園の「むぎ茶」が圧倒的に支持される納得の理由」という記事が面白かったので、少し深掘りします…

森永製菓・空腹マネジメントドリンク「inタンサン」の強みとは?

森永・空腹マネジメントドリンク「inタンサン」は、飲むと胃液と反応してゼリー化する炭酸飲料。 お腹が空いている時に飲むと胃酸のpHに応答してお腹が膨らむので、間食…

【2024年7月】健康と食品のニュースまとめ【市場、素材、新商品など】

健康と食品の市場情報

まるで飲む下地!feat.+(フィートプラス)ってなぜすごい?

キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社は"飲む下地"をコンセプトにしたインナーケアサプリブランド「feat.(フィート)」を2024年3月1日(金)より発売。 販路はドラッグスト…

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運動する人も運動しない人も使える、プロテインは作れるか?

商品開発でよく言われるのはN1分析。 「実在する特定の顧客1人」のニーズを徹底的に掘り下げて、その人に刺さる商品開発するという方法です。 確かに熱狂的なファンを作れ…

飲むミストサプリメント「IN MIST」の強みとは?

IN MISTとは?液体サプリメントをミスト状にして飲む次世代サプリメント「IN MIST」。 シュッとボタンを押すだけで水無しで飲めるので、デスクや寝室、外出先など使用シー…

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「野菜不足解消」訴求戦略まとめ4選【健康食品の商品開発事例】

健康食品では栄養価が高い点をアピールするために、「野菜不足解消」を訴求することが多いです。 いろんな訴求戦略があるので、調査してみました。 1.野菜○g使用野菜ジュ…

腸活サプリ商品開発での3つのアプローチ

腸内環境を整える活動(腸活)のために腸に良い食事を心がけたり、サプリを飲んだりしてる人も多いです。 近年は多様な腸活サプリが出ていますが、主なアプローチは以下3つ…

完全栄養食の競合分析【ベースフード、日清食品、オルビス】

完全栄養食とは?「完全栄養食」の明確な定義はありませんが、「日本人の食事摂取基準」に示された必須栄養素をすべて含んだ食品で、1食分で1日に必要な栄養素の約3分の1が…

森永製菓・inゼリー QUICK SALADの強みとは?

森永製菓のドル箱「inゼリー」森永製菓・in事業では「inゼリー」「inバー」を中心に、スポーツシーンや朝などの時間のない時にいつでも手軽に栄養を補給できる商品群を展開…

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【第3号】売れる健康食品研究所が注目する週間ニュース

8/18〜8/24の間で健康食品業界の中で、注目したニュースを発信します。 市場に関するニュース注目分野の通販の状況は?<ジャンル別通販売上高ランキング> 通販新聞社による、2024年上期が終わった段階でのメーカー系通販の成績表が出てきました。 サントリーウェルネスは売上1000億円を超えても成長を続けるものの、市場全体に目を向けると小林製薬紅麹サプリ事件の影響が長期化しており、広告投資が行えず新規獲得に影響の出る企業が出ています。 本事件の影響を受けた企業の1つとして

健康素材ユーグレナの価値向上に向けた取り組みが面白い

健康食品の素材として、すっかりと定着したユーグレナ。 (株)ユーグレナによる用途研究により、健康食品だけでなくバイオ燃料、飼料、肥料、バイオマスプラスチックに至るまで、幅広い分野での応用が期待される素材です。 様々な用途研究がなされていますが、2023年時点での売上464億のうち、ヘルスケア事業の売上414億円を占めており、ユーグレナを使った健康食品がメイン事業となっています。 ユーグレナを使った健康食品事業を伸ばしていくための戦略のうち、素材であるユーグレナの価値向上に

【第2号】売れる健康食品研究所が注目する週間ニュース

8/11〜8/17の間で健康食品業界の中で、注目したニュースを発信します。 ECモールのサプリメント市場で人気を集める商品は? Nint調査サプリメントの売れ筋はビタミン・ミネラルは昨年と変化はないようですが、エクオールサプリ、NMNサプリもよく売れるようです。 また元記事では、アメリカで人気の「アシュワガンダ」や「マカ」が日本市場でも注目されつつあり、これらのトレンドを先取りすることで、競合他社に対する優位性を確立できると記載されています。 ビタミンサプリの差別化事例

健食トレンドを素早くキャッチしてAmazonで安く売る「悩み解決ラボ」のブランド戦略

最近、Amazonで買い物をしていると、「悩み解決ラボ」の商品をよく見かけませんか? 具体的な製品は、以下のような製品です。(エクオールピュア、BIFIRALが売れ筋) Amazonのサプリメントランキングでは常に上位をとっており、中々売れている印象を持っています。 具体的にどれくらい売れている調べてみると、年間5億円ほどの売上規模はあるかと推測されます。 しかもすごいのはブランドが出来たのは2023年であり、急成長しています。 ブランドとしては無名にも関わらず、Am

カゴメトマトジュース健康から美容への価値拡張。SNSを活用したプロダクト戦略とは?

カゴメのトマトジュースがびっくりするくらい売れています。 2023年の販売売上は、過去最高の売上を更新。 (FY2023:156億円(対前年+23%)) その勢いは全く衰えることなく、2024年も絶好調。 FY2024の2Qを終えた段階ですが、91億円(対前年+46%)。 このペースでいけば200億円も射程範囲に入るくらい、めちゃくちゃ売れています。 また、マクロミルの調査によると、食品市場全体を見ても市場規模拡大ランキングの8位に「トマトジュース」が入っており、商品の

【第1号】売れる健康食品研究所が注目する週間ニュース

8/5〜8/11の間で健康食品業界の中で、私が注目するニュースを発信します。 サントリーがショットドリンク新発売 CMにザコシ起用であの“メガネ”登場 サントリー食品インターナショナルは7月30日、新商品となるショットドリンク「GINGER SHOT+」を首都圏のNewDays限定で発売。 朝、会社に着いたら気合いを入れるために「コーヒー」「エナジードリンク」などのカフェイン入り飲料を飲む人が一定数います。 一方で、カフェインをなるべく摂取したくない層も増えてきており

販路ごとに内容量を最適化して売上アップ。伊藤園・健康ミネラル麦茶のすごいプロダクト戦略

プレジデントオンライン「なぜペットボトルのサイズが8種類もあるのか…伊藤園の「むぎ茶」が圧倒的に支持される納得の理由」という記事が面白かったので、少し深掘りします。 麦茶飲料の市場規模は十数年で3.5倍に伸びています。その市場でNo.1が伊藤園の麦茶です。 麦茶の市場規模が伸びている要因は、暑い日が増えているから。 2014年から右肩上がりで伸び、2018年の猛暑で一段と拡大しました。 その後、夏季だけの季節商品から通年で売れる商品として定着したことで市場が一気に伸びまし

森永製菓・空腹マネジメントドリンク「inタンサン」の強みとは?

森永・空腹マネジメントドリンク「inタンサン」は、飲むと胃液と反応してゼリー化する炭酸飲料。 お腹が空いている時に飲むと胃酸のpHに応答してお腹が膨らむので、間食を我慢できたり、食事を食べ過ぎるのを防ぐ事を期待したプロダクトです。 「仕事でイライラしてるとついつい間食してしまう」。そんな時に「inタンサン」を飲むことで、お腹が膨れて余分な間食をせずに済みます。 また、間食をして血糖値が上がると仕事中に眠くなったりするため、空腹感をコントロールすることは仕事のパフォーマンス

【2024年7月】健康と食品のニュースまとめ【市場、素材、新商品など】

健康と食品の市場情報

まるで飲む下地!feat.+(フィートプラス)ってなぜすごい?

キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社は"飲む下地"をコンセプトにしたインナーケアサプリブランド「feat.(フィート)」を2024年3月1日(金)より発売。 販路はドラッグストアですが発売後の売れ行きが良いようで、DtoCにもチャレンジ。定期便を2024年5月20日(月)からスタートしています。 feat.+ってどんなインナーケアサプリ?feat.+のコンセプトは“飲む下地”のような速攻ケアのサプリメントです。 ひらき悩みに向けた『feat.+ VITAMIN C ドッ

¥300

運動する人も運動しない人も使える、プロテインは作れるか?

商品開発でよく言われるのはN1分析。 「実在する特定の顧客1人」のニーズを徹底的に掘り下げて、その人に刺さる商品開発するという方法です。 確かに熱狂的なファンを作れるような商品を生み出せる可能性はありますが、非常にニッチな製品になってしまうリスクを抱えています。 逆に、誰にでも使ってもらえる商品を開発できれば、ターゲットがその分広いわけですから商品の持つポテンシャルが高まります。 そこでプロテインを題材にできるだけ広いターゲットを狙った、運動する人も運動しない人も使えるプ

飲むミストサプリメント「IN MIST」の強みとは?

IN MISTとは?液体サプリメントをミスト状にして飲む次世代サプリメント「IN MIST」。 シュッとボタンを押すだけで水無しで飲めるので、デスクや寝室、外出先など使用シーンは幅広く、どこでも飲める仕様となっています。 開発社員インタビューを見るとサントリーが主催してるコンペに、電通コンサルティング八木氏が「IN MIST」の原型となるアイデアを応募。 それをサントリーホールディングス長田氏と共同でプロダクト開発を進め、ゼロワンブースターで新規事業開発をサポートする形に

¥300

「野菜不足解消」訴求戦略まとめ4選【健康食品の商品開発事例】

健康食品では栄養価が高い点をアピールするために、「野菜不足解消」を訴求することが多いです。 いろんな訴求戦略があるので、調査してみました。 1.野菜○g使用野菜ジュース、青汁で最も定番な訴求方法は「野菜○g使用」です。 「ファンケル・1日分のケール青汁」はケールの生換算として緑黄色野菜120gとして訴求しています。 野菜ジュースだと「KAGOME・野菜一日これ一本」では、厚生労働省による野菜摂取推奨量は「1日350g以上」を根拠に、野菜350g使用しています。 ただし

腸活サプリ商品開発での3つのアプローチ

腸内環境を整える活動(腸活)のために腸に良い食事を心がけたり、サプリを飲んだりしてる人も多いです。 近年は多様な腸活サプリが出ていますが、主なアプローチは以下3つです。 アプローチ1.有益な菌をとる(プロバイオティクス) 人体にとって有用な菌をとることで、ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌などを摂取することを指します。 菌の種類によって「腸内環境を整える」「免疫力を高める」「コレステロール値を低下させる」「睡眠を改善する」と多種多様な効果があると研究報告があります。 プロバイオ

完全栄養食の競合分析【ベースフード、日清食品、オルビス】

完全栄養食とは?「完全栄養食」の明確な定義はありませんが、「日本人の食事摂取基準」に示された必須栄養素をすべて含んだ食品で、1食分で1日に必要な栄養素の約3分の1が摂れるように設計された食品を「完全栄養食」と呼んでいます。 完全栄養食の市場規模2022年の完全栄養食の国内市場規模は、食事に対する健康意識と簡便性の高い食品需要の高まりから、約144億円まで拡大しています。 食品業界の中でも成長市場の1つとして注目されており、富士経済によると2030年には546億円と予測され

森永製菓・inゼリー QUICK SALADの強みとは?

森永製菓のドル箱「inゼリー」森永製菓・in事業では「inゼリー」「inバー」を中心に、スポーツシーンや朝などの時間のない時にいつでも手軽に栄養を補給できる商品群を展開しています。 同ブランドは簡便性と栄養補給をコンセプトにしており、中でもinゼリーは「10秒チャージ、2時間キープ」というキャッチフレーズで、パウチ入りゼリー飲料を世の中に広め、市場を築いてきたブランドです。 森永製菓の中で「in事業」の位置付けを見てみると、まさに「ドル箱」と呼べる存在です。 森永製菓売

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