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タイトルのない物語 ― イギリスへの序章

はじめまして、フィリスと申します。
来年秋からイギリスへ渡航予定の20代女子です。
 

今日のテーマ:  自己紹介、noteに書いていく内容について


日本文化を専攻していた大学時代。
あるとき音楽をきっかけにして、日本と西洋の文化比較をしていたら「もしかしたら音楽と数学って深いつながりがあるのでは……?!」という発見をしてとてもワクワクしたのを覚えています。日本とシルクロードの繋がり、西洋文化の基盤となった古代ギリシア・ローマ、近代の幕開けとなった科学革命、そうやって調べていくうちに、海外という広い世界への興味が強くなっていきました。

 
でも結局留学することなく大学卒業して、
時は過ぎアラサーに。
 

 
ぼんやりと「海外行きたいなあ……」って考えていたときに、ふと思い出したんです。ワーホリの年齢制限はどこの国も大体は30歳まで。チャンスはもう今しかないかもしれないって。そう思った瞬間に即行動、なんと2日後にはイギリス行きを決めてしまいました。

・・・


だから、アウトプットしたい。

何かを伝えたいと思ったとき、頭の中で混乱してしまって順序立てて説明できない。そういう経験ってありませんでしたか?
 

 
それはきっとインプットに偏りがちで、頭に溜まった知識を整理整頓できていなかったから。アウトプットすることで脳内を整理整頓し、相手に伝わる〝きちんとしたカタチにできる〟と思うんです。
 
 

誰に何を伝えたいのか、
どう伝えるべきなのか。


これからは外国という文化的環境の異なる場所に行くので、「自分はどうしたいか」「どういう考えなのか」を相手に説明できるように、しっかり明確に形付けていかなくてはいけません。伝えたい人に〝伝えたい言葉〟をきちんと届けるために。
 

 
そんなわけでこんなふうにnoteなどで自分の考えをアウトプットしながら、〝カタチにしていく〟練習をしたいと思っています。


ちなみにこのnoteは基本的に、日本語中心で書いていくつもりです。もちろん英語はマストなんですけど、まずは母国語で整理することが大事だと思うので。(他所で英語のアウトプットもしていくつもりです!)


さてこれからは、
このnoteで書いていく内容についてご紹介していきます。



⋯⋯⋯
 

1.お出かけ、旅行

旅行の楽しさって「実際に行ってみないとわからない」ところにありますよね。ガイドブックに記載されている情報、個人ブログ、マップなどいろいろなものを調べて「○○ってこういう場所なのかな」と事前に何かしらイメージはしていくものの、実際に足を運んでみないと、自分の目で見てみないとわからない情報がそこにはあります。そして人によって〝着眼点は違う〟からこそ、同じ景色でも異なる感想が生まれてくるわけです


旅行記録もこれからのテーマのひとつとして書いていくつもりですが、稚拙ながらも、〝私にしか伝えられない情報〟があればいいなと思っています。

・・・

2.読書

世界には現在、約81億人(2024年6月現在)の人口がいます。個人差にもよりますが、一生に出会える人数には限りがあり、そもそも全員に出会うなんてことは当然ながら不可能です。昔の故人ともなれば尚更ですよね。
 

 
出会える人数には限りがある。
運悪く環境に恵まれないかもしれない。
一人ぼっちで戦わないといけないときがたくさんあるかもしれない。
 
 
 
でも人間は一人だとしても、
決して〝独り〟じゃない。
 
 

そう教えてくれたのは本でした。なんと面白いことに人間の脳って、狩猟時代からほとんど変化していないそうなんです。(このへんの詳細については『ホモ・デウス』や『スマホ脳』などの書籍が面白いのでオススメです!)
 
 

つまり人間の〝本質的な部分〟はずっと同じだということ。外国語や古語などで言語が違っても、国や時代での常識、文化、環境が違っても、〝自分と同じ何か〟を持ってる人がどこかにいる可能性があるということなんです。

 
それは海の向こうかもしれないし、
本の中かもしれない。
 

 
その世界に入り込める、という没入感。これは読書の最たる醍醐味です。しかしそれだけでなく、「今は一人かもしれない、しかし決して〝独り〟というわけではない」と教えてくれるところに深い味わいがあると思います。


追体験によって〝見える世界〟を広げ、
古今東西のあらゆる人に出会うことができる素晴らしいツール。
 
 
そんな本の世界が私は大好きです。
 

・・・
 

3.オススメの紹介

ずいぶんと長く真面目なことばかり書いてしまいましたが、ゆるやかな感じで、オススメ商品などの紹介もしていけたらと思っています。
 

 
たとえば、

・英国トラッドを楽しむ!オススメアイテム5選
・キングスマンっぽいアイテム紹介
・ティータイムを楽しむための必需品
・ひと工夫で読書タイムがオシャレになる!3選
・雅楽や能楽をモチーフにしたグッズ
・旧暦で古を味わう!京都のオススメ5選

……みたいな?笑
   
   

   
・・・

4.日本と西洋の文化比較

国際科に所属していた高校時代。そのときから海外志向ではありましたが、ふと「母国の文化について何も知らない」「もし質問されてもきちんと答えられない」と思ったので、大学では日本文化を学ぶことに。そしてたまたま出会った雅楽ががく(日本の古代音楽)への興味をきっかけに、あらゆる学問への好奇心が花開いていきました。
  

 

知的好奇心は「知りたい!」から始まる

 


そのなかでも特に面白いと思ったテーマは、
日本と西洋の文化比較でした。
 
 

明治時代に「武士道」をテーマにした新渡戸稲造は、当時ではめずらしい〝海外向け〟として、英語で本を執筆したのです。だから武士道の原著って、実は洋書なんですよ。
 

 
当時の西洋人たちに〝日本文化とはどういうものなのか〟をヨーロッパの伝承や歴史などを用いてわかりやすく説明しており、彼の博識さだけでなく、異文化に対する適応力にも驚かされます。
 

 
しかも面白いことに日本の伝統音楽は、シルクロードや大陸をたどっていけば古代ギリシアやローマに行き着くんですよね。正倉院展ではそういうアイテムをたくさん見られますし、音楽以外でも、奈良時代に伝来したであろう古代イランのゾロアスター教にまつわる行事が、今も東大寺二月堂の「お水取り」として受け継がれています。源氏物語に出てくる末摘花は源邦正(コーカソイド系であるソグド人の血を引いている可能性があるとのこと)をモデルにしているのではないか、という一説もあります。
 
 
「よそはよそ、うちはうち」なんて言葉もありますが、古今東西に広く目をやれば、世界ってどこかで絶対つながってるんです。姿を変えて、複雑に絡み合いながら。世界の奥深さについてしみじみと考えさせられます。
 

世界はどこかで繋がってる


出典などのソースはなるべく記載しますが、あくまで個人の趣味嗜好で書いていくつもりですので、あまり堅苦しくならないように、基本的にはエンタメっぽい感じでゆるゆると楽しくやっていこうと思っています。(面白さを皆さんと共有したいので!笑)

・・・

5.THE・文系、数学を学びたい。

ふとしたきっかけで日本音楽に興味を持ち、そこから数珠繋ぎのように、他の学問にも関心を持つようになった大学時代。
 

 
でも受験のために勉強しているときは、ただただ問題を解くばかりの毎日だったように思います。数学なんて面白くなかった。ただ急速に発展していくテクノロジーもありますし、イヤになるほど理系重視の世の中でしたから、数学が何かしらの役に立つことはわかっていました。
 
 
でも文系の私は「〝具体的に〟何の役に立つんだろう?」とずっと疑問に思っていたんです。目的意識がないと勉強も捗らない。だから恥ずかしいことに数学はいつも赤点ギリギリでした。なぜなら問題を解く楽しさも、解かなければならない意義も私には見出せなかったから。
 

 
でも、数学を学んでおけばよかった。

そう後悔したのは、雅楽ががくをきっかけに、西洋音楽にも興味を持つようになった大学時代のことでした。
 

 
音楽と数学には深い繋がりがある。
そう思ったんです。
 
 

長くなってしまうので詳細は割愛しますが、数学という言語を、数学の美しさなるものを、私も知ってみたいと思いました。だから決して数学好きというわけではなく、数式について語れるレベルなんてまだまだ程遠いですが、そこは文系らしく読書の感想なんかも交えながら、〝文系から見た数学〟のあれこれをゆるやかにご紹介していけたらなと思っています。(数学好きの皆様、お手柔らかに!)
 

⋯⋯⋯


How wide the world is.
Let's go !!

 
歳を重ねても頑固になりすぎず、
固定概念に縛られることなく生きたい。
 
 
常に柔軟に適応しながら、
世界の広さを楽しみながら生きていきたいと思います。
 
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 




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