春日居

人生、つらい

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人生、つらい

最近の記事

創作したい気持ちが強くても中身が空っぽなので出力できない。

    • 地図がない虚しさ

      創作をやめてしまってから不意に虚しさに襲われることがある。 簿記の勉強をしている今だってそうだ。必死に問題を解きながら頭の中では「合格したところで何になるの?」と声がする。 簿記の資格をとりたいと思ったのは、少しでも「普通」の大人に近づきたかったからだ。そこには「普通にならなければならない」という強迫観念が含まれている。 つまり社会に迎合するための受験であり、本当に自分がそうしたいから受験するというわけではない。 私は今でも創作がしたいのだと思う。けれど適正がないことに気

      • 人恋しい。だからといって軽率に人に会ってはいけない。会話をすればするほど孤独を思い知るからだ。何を言っても互いの異質ばかりが浮き彫りになる。価値観の違いを許容できない。あれほど誰かを求めていたのに、早く一人になりたいと願う。すれ違いで余計に落ち込むことになる。

        • 記憶

          20年以上も生きたのだから、楽しいことはたくさんあったはずだ。 それなのに何一つ思い出せない。辛い記憶ばかりが頭の中を反復し、記憶となってこびりついている。 明るい私はそぎ落とされた。 歯を食いしばって頭痛に苦しむ、私はまだ生きている。

        創作したい気持ちが強くても中身が空っぽなので出力できない。

        • 地図がない虚しさ

        • 人恋しい。だからといって軽率に人に会ってはいけない。会話をすればするほど孤独を思い知るからだ。何を言っても互いの異質ばかりが浮き彫りになる。価値観の違いを許容できない。あれほど誰かを求めていたのに、早く一人になりたいと願う。すれ違いで余計に落ち込むことになる。

          安全な停滞の中で生きたい

          昨日は頭の調子が悪かったが、今日は幾分ましだった。 勉強もはかどった。嫌な記憶が頭を駆け巡ることもなかった。 それ以外に、これといった変化はない。 トイレと風呂を掃除して、コップの茶渋を落としたくらいだ。 やらなくては、と思いつつエアコンの掃除ができていない。 いつから暑くなるのだろう。働きはじめる前に終わらせないと。 数週間後とはいえ働くことが既に憂鬱だ。 障害者として共同体に属することは初めてだ。 健常者の世界の中で、私は失敗ばかりしていた。なにをやっても長く続けら

          安全な停滞の中で生きたい

          独り暮らしに戻りたい

          今日は精神的に調子が悪い。些細なことで、すぐにイライラしてしまう。 簿記の勉強がはかどらない。ある問題の解き方を覚えている間に、別の問題の解き方を忘れてしまう。計算ミスが絶えない。前に理解できたことが理解できなくなっている。 そして、仮に努力して簿記2級に受かったとしても現実に太刀打ちできないことを知っている。 勉強している間に、無能ゆえ周りに迷惑をかけた記憶が何度もよみがえる。 記憶は「頑張ったところでどうせお前は駄目なんだ」と言う。 「そのとおりだ」私は思う。 同居

          独り暮らしに戻りたい

          あなたが嫌いなのではない。あなたといるときの私が嫌いだから、あなたに会いたくない。

          あなたが嫌いなのではない。あなたといるときの私が嫌いだから、あなたに会いたくない。

          テセウスの私

          数年ごとに私の中で大きな変化が起こる。 変化は突然だ。魔法がかかったように、興味のなかったものが好きになる。かと思えば魔法が解けたように、好きだったものが好きではなくなる。 大学4年生のときに、おしゃれしてみようと唐突に思い立った。真剣に化粧をして、かわいい服を着て、マニキュアを塗った。 女の子らしいことを今しておかなければいけない。歳を取ってから後悔するのでは遅い。そんな焦りが無意識にあったのかもしれない。 そして20代後半を迎えようとしている今、魔法は解けた。 かわ

          テセウスの私

          敬語の時点で振り落とされる

          敬語の勉強をした。いつかはしなくてはいけないと、ずっと思っていた。 数年前に知人に頼まれて電話対応のボランティアをしたことがある。 電話がかかってきませんように、といつも祈っていた。 適切な答え方が分からなかったからだ。 マニュアルはあったが、全ての会話がマニュアル通りにいくなんてありえない。予定外の会話になったら、自分がふだん使っている言葉を、敬語に変換しなくてはならない。機転をきかせなくてはならない。私にはそれができなかった。 後になってボランティアを引き受けたことを

          敬語の時点で振り落とされる

          Chill Pulseを試してみる

          Chill Pulseが今日リリースされた。 延期が繰り返され、リリース予定である今朝も遅延のお知らせが発表されていた。またしばらく待つのか~?と思っていたが、今日中にリリースされた。 ToDoリストやポモドーロタイマーの機能があるタスク管理系ゲームだ。ジャンルはどこに分類されるのだろう。 ゲームのタイトル通りチルい音楽を流しながら作業ができる。鳥の鳴き声、焚火、風、雨などの効果音も加えられる。 他にも機能があるようだが把握しきれていない。 画面の雰囲気がよく、女の子がか

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          空想癖の喜び苦しみ

          小さいころから空想癖がある。 人づきあいが苦手な原因はこれもあると思う。 空想の世界のほうが断然おもしろいのだ。 現実を生きる私は無能で、なにをやっても失敗する。 だがもうひとつの世界では全てが私の思うままだ。 そしてこれが一番たいせつなのだが、主人公は私じゃない。空想の世界に私の意思は介入するが、私自身はそこにいない。 なんて素晴らしいのだろう。私が存在しないなら評価されることもない。後悔することもなければ、悪意をぶつけられることもない。 空想にのめりこんでいるときに

          空想癖の喜び苦しみ

          浅い眠りの連なりで

          睡眠薬を飲んでも、ぐっすり眠ることができない。 昨日も0時前に寝たが2時過ぎに目が覚めてしまった。そんな日が週に何度かある。 眠ることをさっさと諦めて、真夜中に漫画や小説を読む。今までの経験から、「眠い」と感じても眠ることができないと分かっていたからだ。 6時ごろから重い腰を上げ簿記の勉強を始める。目が冴えていても、睡眠不足による怠さは体にしっかりと記録されている。いまいち身の入らないまま問題を解きつづけた。 そうして昼寝をすることもないまま日記を書いている。眠気は一切

          浅い眠りの連なりで

          今月読んだ・読んでいる本

          といっても現在進行形で読んでいる本がほとんどである。 読んだ本  「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 書くことが上手になりたかったので購入。 上達のためには「とにかく書こう」とのことだったので、こうして日記を習慣にしようとしている。 「内面」が空っぽだと、技術があっても面白い文章は書けないという話は耳が痛すぎる。私の耳はすでに血塗れである。 「は」と「が」の使い分けについては全く意識していなかったので参考になった。言葉とは繊細なのだな、と

          今月読んだ・読んでいる本

          失うことを選んだ後の世界

          今年の1月は精神的に体調が悪かった。 死にたいけど、死ぬのは凄く怖い。 そんなどうしようもなさを発散するために、今まで描いてきた絵や画材を全て捨ててしまった。 友達のLINEアカウントも削除した。 そして私に大きな空白ができた。 その空白を埋めるために、簿記2級と登録販売者の資格勉強を始めた。 どうせなら仕事につながりそうな要素で埋めようと思ったのだ。 幸い暖かくなるにつれ体調は回復していった。今は前ほど希死念慮がない。 他になにか変化があったかといえば、私という人格の

          失うことを選んだ後の世界

          外出は楽しくない

           最近たいした外出をしていない。せいぜい近場のスーパーに行くとか、ゴミを出しにマンションから数歩あるく程度である。  でも私がずっと家にいると、同居中の身内に独りの時間がなくなってしまう。身内の機嫌が悪くなることを危惧し、久々に今日は外出したが潰せた時間はわずか2時間半である。孤独を味わうには、あまりに短かったろう。    私は外出に向いていないのだと思う。  「散歩くらいしなよ。」とよく言われる。だが目的もないのに、どこに行けというのか。あてもなく歩くのは、どうにも落ち着

          外出は楽しくない

          不確かな前進

           来月からA型作業所で働くことが決まった。  A型作業所では一般就労が難しい障害者が雇用される。障害者は配慮や支援を受けつつ働くことができる。  今年1月ごろ、自分に合う就労移行支援の事業所を見つけられなかった私に、医師がA型作業所はどうかと提案してくれた。  実際その方がいいのかもしれないと思った。  貯金をすり減らしながら就労移行支援に通うよりも、雀の涙ほどでもお金を稼いで、合間に資格勉強する方が精神衛生的にはマシだからだ。  それに就労移行の体験に行って気づいたのだ

          不確かな前進