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今月読んだ・読んでいる本

といっても現在進行形で読んでいる本がほとんどである。

読んだ本 
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

書くことが上手になりたかったので購入。
上達のためには「とにかく書こう」とのことだったので、こうして日記を習慣にしようとしている。

「内面」が空っぽだと、技術があっても面白い文章は書けないという話は耳が痛すぎる。私の耳はすでに血塗れである。

「は」と「が」の使い分けについては全く意識していなかったので参考になった。言葉とは繊細なのだな、と思いながら未だにピンと来ていない。いつか分かる日はくるのだろうか。


読んでいる本
アンネの日記

この本を購入して電子書籍で読んでいる。便利な時代だ。
なぜか唐突に読みたいと思い、読みはじめた。

内容は壮絶だ。「当たり前」を根こそぎ奪われた日常がそこにはある。ユダヤ人はスーパーに行く時間すら指定されていたらしく驚いた。

隠れ家での共同生活についてが主な内容だ。隠れ家が警察に見つかることを怯えながらユダヤ人たちは生活している。日記からその恐怖がありありと伝わってくる。

警察に見つかり逮捕された瞬間、どれほどの恐怖と絶望があっただろう。アンネの結末を知っているだけに、読んでいる最中そんな問いが常に頭をよぎる。

しかしこの本から読み取れるのは悲惨さだけではない。
アンネは過酷な人生に全力で向き合ったのだと思う。
彼女の思考の深さ、ユーモアが日記には遺憾なく発揮されている。

どうしてアンネーーユダヤ人は幸福になることを許されなかったのか、やるせなさでいっぱいになる。


いっしょに翻訳してみない?

最近発売された本である。なんとなく翻訳に興味があったので購入。
子ども向けの本のようだが大人が読んでも面白い。

高校を卒業してから英語の勉強などしていないので「そういえばそんなのあったな」と思い出しながら読んでいる。

この本でも日本語感覚の大切さが強調されている。
英語が分かるなら翻訳もできるのでは?と思いがちだが、日本語に対する深い理解がないと原作の細かなニュアンスを伝えられない。
なるほど、それはそうだ。

辞書を持っていないのでスマホのアプリで調べながら翻訳をしている。結構楽しい。


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