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休学で人生が変わった!!「農のある暮らしの豊かさを追い求め島へ移住!?」前編


こんにちは!
「休学者のつどい」は、「大学生活の選択肢の1つに気軽に休学を」
をコンセプトに
「休学経験者」「休学をしようと考えている」「休学中の方」
が集まるコミュニティーです。

今回は「休学者特集」ということで、
休学を1年間して「農業」を学ぶため島へ半移住した「スギさん」
をインタビューしていきます!!


浜松でパーマカルチャーを学ぶスギさん

プロフィール
「本業・旅人」「副業・武蔵野大学環境システム学科」
「趣味・援農、料理」


休学して人生が変わった!!

「休学をして人生が変わった!!」
休学を1年経験したスギさんさんはそのように語っていた。

彼は大学2年生から3年生になる3月末のタイミングで休学を決断し、1年間休学した。
では、なぜ進級するギリギリのタイミングで休学を決断したのか、そして彼は休学期間どんなことをしていたのだろうか。

「先生…学校辞めます」

大学入学するタイミングに新型コロナウイルスが流行し、大学1年次は対面授業が3回、2年次もほとんどがオンラン授業だったという。

「なんのために大学を通っているのかわからない」

そんなことを考え始め、大学へ通う理由がわからなくなっていた。
ある時教授に紹介していただいた千葉県にある有機農家さんのもとを大学2年生の時に訪れると、
楽しそうに農業をする姿と家族と暮らしを楽しむ姿を見て

「俺、農業やりたいかも」

と思うようになったという。

裸足で植え付け作業


そう思うようになってからその農家さんのもとに何度も足を運んだり、毎週表参道で開かれるファーマーズマーケットで買い物や販売の手伝いをしていくうちにさらにその気持ちが強くなっていった。


ファーマーズマーケットでの野菜販売
淡路島のたまねぎを販売


それと同時に大学での学びよりも畑での学びやマーケットでの販売での学びのほうが、自分の学びたいことが詰まっていたため徐々に大学へいく理由がわからなくなってしまったという。

そこで、大学2年生から3年生へ進級する直前に
「先生…学校辞めます」
と電話をした。

「いきなり辞めると選択じゃなくてスギは何かにはまったらそれを探求するタイプだから休学して様子みてみたらどう??」

と学科の先生に言われてから、休学という選択を知り思い切って休学をして「やりたいことを全力でやろう」
と決断したという。

親と衝突!!休学できるか問題!?

休学を決断をしたのは束の間、2つの不安に襲われた。
1つは親への説得である。
最初親へ休学をしたいと連絡したときは猛反対だったという。

親にはストレートに卒業してある程度安定した職業に就いてほしいというニーズと
自己実現をして生きていきたいということへのギャップがあった。

彼はひたすら自分のやりたいことを親に伝え続けたことと、兄に仲介に入ってもらったことで
「絶対に卒業する」ということを条件に「休学」を獲得できた。

2つ目は、金銭面の不安である。
彼の通う大学では、
年間12万円の休学資金が必要になる。他にも休学中の活動資金をどうしていくかが課題であった。
そこは先ほどの説得で休学資金は親に肩代わりしてもらい、休学中の活動資金は自身のアルバイトによって賄うようにしようと決めた。

そして4月にようやく休学手続きを済ませ、休学生活が始まることとなった。


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