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【考察】樋口円香の、美しさの形。【シャニマス】
じゃあ秘密を教えるよ。とてもかんたんなことだ。
ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。
───いちばんたいせつなことは、目に見えない。
新潮文庫『星の王子さま』サン・テグジュペリ
河野万里子/訳 より引用
◇ ◇ ◇
1.手の変幻
あるがままではなく、そこに無いものを見ようとしてしまう。
本来、そこに無いものを。
目には見えないものを。
欠けたものを見ようとしてし
【シャニマス】俺は、彼女たちの未来なんか見たくない【#パラコレ】
2024年4月16日、アイドルマスターシャイニーカラーズは目前に6周年目を控えており、7年目へと漕ぎ出すべく生配信をした。
私は事前登録キャンペーンからシャニマスをプレイしていたのでシャニマスとの付き合いも6、7年目になる。
本当に誇張表現無しで、ツラい時も楽しい時も嬉しい時も悲しい時もシャニマスと一緒だったと思う。
目を閉じれば1stLIVEでストレイライトがサプライズ発表されたPVで涙が出
【シャニマス・考察】緋田美琴、その名を呼ぶ。
緋田美琴。
その名前を呼んでみる。
彼女は気付かない。
ならば、彼女の名を叫ぼう。
彼女を呼ぶ声がある事、彼女を待っている人がいること。
彼女に知ってもらうんだ。
◆ ◆ ◆
2021年4月18日、七草にちかに続き、緋田美琴が新アイドルとして登場した。
彼女は、強く、しなやかで、美しかった。
283プロダクションに来る前からアイドルであった彼女には、およそ非の打ち所が無く、プロデ
【シャニマス・考察】七草にちかの、幸せな未来。
他人の靴を履く。
靴に自分を合わせなければ、私はきっと輝けない。
でも、もう私ではない私はいったいどんな風に笑っているかさえ、もうわからない。
鏡を見て思う。
映っている私はいったい誰、と。
あなたのフリをし続けている私は、本当に私なの、と。
◆ ◆ ◆
2021年4月5日、午前12時。
新アイドル『七草にちか』が実装された。
前情報や実際に実装された際に触れた第一印象は、『元気で溌
【シャニマス】三峰結華は、目を開く。【考察】
自分を理解してくれる人。
そしてその人が自分にとって大切な人であること。
そんな人が現れるのはきっと"奇跡"だ。
だから自分を理解してくれる人だけわかってくれればそれでいい。
きっとわかってくれない人と真剣に向き合っても意味はないのでしょう?
――――――それなら目をつぶりましょう。
PSSR【雨に祝福】をメインとした、三峰結華の全体像と限定PSSRを含む今までのコミュについて触れていく。
【ノクチル】いつだって、僕らは。#前編
いつだって僕らは。どれほどの時が経っても、この先どこまで行っても。
いつだって僕らは。
◆
2020年6月30日15:00のアップデートと共に、ノクチル初となるシナリオイベント【天塵】が始まった。
あまりにもクソデカ感情になってしまったので、なにか吐き出さずにはいれず本記事に取り掛かった。
またノクチルのシナリオイベントが楽しみすぎて事前に彼女らのコミュを読み返しまくった。
より彼女たちの
市川雛奈は、知っている。
市川雛奈は、始まったばかりの青春に、もしくは全ての出来事には、いつか終わりが必ず来ることを知っていた。
そしてその終わりへのカウントダウンはもう始まっていることも、彼女は知っている。
そして、知らないふりをしていた。
本文では市川雛奈のコミュや市川雛奈の人間性に触れる。そのためネタバレを考慮しない。また本文は実は市川雛奈の事が良くわからなくなり、わかった事を書き留めておくのにも使用したため曖
福丸小糸は、追いかける。
福丸小糸には翼が生えていない。
羽ばたいていく背中を追いかけて、自分にも翼が生えたら、と明日を願う。
ここでは福丸小糸のコミュや福丸小糸そのものの人間性について触れる。そのため、ネタバレなどを考慮しない。独自の解釈を含むため激しい解釈違いがあるかもしれない事や、読み終えるのに20分はかかる怪文書であることも注意されたし。
《追記》
本記事は6/27に書いたもので、ノクチルの初となるシナリオイ
西城樹里は、振り返る。
2020年6月19日、コラボフェスイベント報酬として【夏服にWIND YOU!】西城樹里が登場した。
wind you、つまり文字通り、涼しげで真っ白なワンピースという夏服に身を包んだ西城樹里のイラストが印象的だ。このカードと共に追加された新規コミュには西城樹里の【いままで】と【これから】が語られていた。
ここではこのコミュと一緒に西城樹里の【いままで】を、西城樹里という人間がどういう人間であ
樋口円香は燃え尽きない。
「トップアイドルなんて高望みしませんので。まあ、それなりに。」
結果がそれなりなら私はそれでいい、と彼女は言う。努力なんて無駄ですよ、と。
ドライアイスのように冷たい彼女は燃えない。
多少前後するかもしれないが、プロデュースコミュを上から順番に読んでいきたい。まだプロデュースしてない人は先に一回プロデュースしてみて欲しい。またこれは独自の解釈を含むので激しい解釈違いがあるかもしれない。また、
浅倉透という透明人間。
見えないのなら無いのと同じだ。
『さよなら、透明だった僕たち』
noctchill(ノクチル)のユニットを象徴するワードだが、浅倉透が有する『透明』とは、透き通ってて綺麗だとかプラスな意味合いではないと解釈した。以下、プロデュースコミュは読み終えていることとして話は進んでいく。独自解釈なので凄まじい解釈違いがあるかもしれないため、未プレイは先にプロデュースしてみて欲しい。(また、深夜に書くラブ