祇園祭2024 お迎え提灯と神輿洗式
7月10日に始まった鉾建て、そして、この日は八坂神社からお迎え提灯が出て、神輿洗式が行われる大切な日です。
鉾建てのことは別記事に書きます。
7月10日、お迎え提灯と神輿洗式を見に行ってきました。
お迎え提灯は神輿を迎えるためにされるものです。
神輿洗式は、八坂神社の神輿を清めるため7月10日と28日に四条大橋の上で行われます。
三基の神輿は17日の神幸祭、24日の還幸祭に出ますが、神様の魂を遷される前後に神輿を清めるのが神輿洗式。
お迎え提灯の出発前に四条大橋へ。
斎竹(いみたけ)が立てられていました。
結界を張るための笹です。
神用水清祓式(しんようすいきよはらえしき)
神輿洗式当日の朝、仲源寺を出発して、四条大橋で神輿を清めるための水を汲み、清め祓います。
鴨川の東側を少し下がった(南に)ところに
「神輿洗と宮川」という駒札があり、その前に神用水が祭られています。
宮川というのは四条大橋から松原橋(旧五条大橋)までの間を指して、この宮というのは八坂神社のこと。
このエリアには花街の宮川町もあります。
6個の桶で組まれ、こちらの3つと仲源寺に3つ置かれます。
仲源寺は四条大橋より東に行ったところにある浄土宗のお寺です。
少し雨が降ってきました。
一雨来て、お迎え提灯が仲源寺あたりに来る頃には止みました。
八坂神社を出発したお迎え提灯。
今年の祇園囃子は大船鉾でした。
行列の最後が馬長稚児です。
鷺踊のみなさんを撮りたかったのですが、今年は直前まで雨でビニールの合羽を着られていて、羽が見えなかったので控えました。
お迎え提灯が市役所前まで行き、戻ってきて、神輿を迎える準備が整います。
すっかり日も暮れたころに松明に先導され、中御座の神輿がやってきました。
三基の神輿のうち二基は八坂神社の舞殿に据え置かれ、中御座の神輿だけが四条大橋に向かいます。
神輿洗式の神事は報道のカメラマンが多くて、直接、近くで見ることが難しいのですが、静かになったので雰囲気が伝わってきました。
神聖な空気を流れます。
神事が終わり、神輿が八坂神社に帰っていく姿を見送りました。
実際に見てきたお迎え提灯と神輿洗式の様子をお伝えしました。
いかがでしたか?
祇園祭は7月に入ると連日、神事や行事が行われます。
同時刻に違う場所で違う種類の行事があることも多々あり、祇園祭を知るには一生かかっても難しいかと思います。
それでも毎年、追いかけたくなり、お客様をご案内したくなります。
祇園祭、今年も追いかけてレポートします。
お楽しみに。
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