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【日記】3月15日〜3月21日

3月15日
ダイヤ改正によって朝利用する電車の発車時間が変わり、時間が早まっただけでなく先週までよりも混み合うようになった。困惑しながら乗る。

今倉庫にある商品のうち、旧型の値札が付いている商品は近いうちに全て新型の値札に付け替えなくてはいけないと伝えられ、月曜日の朝から重たい雰囲気に包まれる。

インスタント・シトロンのほぼ全ての作品がアナログ盤で再発売されることが発表された。「チアフル・モンスター」の10インチがどうしても見つからないままなので嬉しい。
これは昨年秋の片岡さんの死をきっかけに立ち上がった企画だけど、こういう企画こそ片岡さんが生きている間にやってほしかったな…と嬉しい反面とても寂しくなる。

3月16日
えらく暖かい日。
細々とした雑務に終始。穏やかに過ぎる一日。

パブリック・エネミーのセカンドアルバムを聴く。

3月17日
コロナ禍によって値札が付いていない状態で入荷するバッグや傘が増えた。なんでも先方の事情で値札を付けるのが有料化されたそう。という訳で40個のバッグに値札を付ける朝。

夜、The Broken TVのDVDをノリノリで見る。素晴らしい映像作品だけど最近廃盤になったらしい。残念。

3月18日
朝の電車の乗車時間を変えてみる。余裕がある混み具合。これからはこの電車に乗ろう。

今週のカタカナ配信はサーティーンのギターヴォーカルの神宮大佐氏をゲストに迎えての「クソ映画探訪」企画。何よりも最初に紹介された「カブキマン」のインパクトがあまりに強く、今回紹介された5本の中でもダントツで見たい。そういえば途中で「シュワちゃん映画とジャッキー映画は日本語吹き替え版で見るべき」とコメントしたら神宮氏が共感してくれて、とっても嬉しかった。
そういえばミツビシさんのダイエットってその後どうなったのかな。配信が終わった後にふと思い出した。

3月19日
夕方、月曜日に聞かされた値札取り替え計画についての説明を受ける。早ければ来週にも店舗分+倉庫分合わせて約6000枚を交換する。すでに刷り上がった膨大なリストを見て花金の雰囲気は消えた。憂鬱な春がやって来る。

夜、先日発売されたニール・ヤング&クレイジーホースのライヴアルバムを聴く。1990年のライヴ。91年のライヴ盤「アーク・ウェルド」にも匹敵する轟音炸裂な演奏が素晴らしい。「リアクター」からの楽曲が個人的に好み。

3月20日
ウェイン・ショーター「ネイティヴ・ダンサー」を聴く。ジャズとブラジル音楽の完璧な融合。ミルトン・ナシメントの力強く大陸的な広大さを持つファルセットの歌声がショーターのサックスやハービー・ハンコックのエレピと重なり合って独特の景色を描き出す。The BOOMのカヴァーでも知られる「砂の岬」から聴き惚れてしまう。インスト曲は夢の中にいるような心地良さ。

野中モモ「デヴィッド・ボウイ-変幻するカルト・スター」を読む。自分の数少ない特技のひとつは"ボウイの写真を見ればそれがいつ撮られたのかをすぐに当てることが出来る"という奇特なもの。それくらい重度のボウイマニアだけど、ここで一旦ボウイをおさらいした本を読んでみようと思った。アメリカ音楽史との照らし合わせもしつつ。
この本を読みながら気付いたことがひとつ。自分はボウイが音楽を始めるまでの知識が不足していた、ということ。

夕方、大きな地震が発生する。10年前のようなゆっくりとした揺れが長く続き、非常に恐ろしかった。

夜、YMO「BGM」を聴く。大滝さんの"ロンバケ"の影に隠れてしまい全く話題にならないけれど、この作品も今年の3月21日で40周年。

3月21日
ずっと雨が降る春の日曜日。
大滝詠一「A LONG VACATION」を聴く。久しぶりにオリジナルのアナログ盤で聴いたら音の良さに驚いた。

それから一日中、家にあるレコード箱から色々引き抜いて聴きまくる。奥田民生「FAILBOX」は一度アナログ盤を聴いたらもうCDが聴けなくなる。それくらい音がぶっとくてカッコいい。

太田和彦「山の宿のひとり酒」を読む。シリーズ最終巻。この"ニッポンぶらり旅"シリーズをこれまで少しずつ読んできた。自分もこれで全巻読み終えたかと思いきや、読んでいない巻がひとつあると分かった。今週の平日のどこかで買いに行こう。行く時間があるかは分からないけれど。

夜、奥田民生「Live Songs of the Years DVD」を見る。「コーヒー」を見ながら1998年の"股旅ふたたびツアー"赤坂BLITZ公演はいつかフルでリリースすべき、と思う。当時深夜番組で放送されたその日の「手紙」がめちゃくちゃカッコよくて今でも強烈な記憶として頭の中に残っている。

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