【日記】5月20日〜5月26日
5月20日
朝、週末に遠距離恋愛中の彼氏の元へ行って来た新卒さんから土産話をたっぷり聞く。現地の食べ物をたらふく味わい、見事な景色を見て、最後はしんみりしながら帰って来た1泊2日だったそう。お土産に"バスセンターのカレー"をいただいた。
6連勤の疲れを引きずりつつ作業に勤しむ。さらに夕方にはとっても偉い方々との面談。この2年間で何をして来たか、この先どうしていきたいのか?などを和やかに話すも偉い人らしい見えない圧に終始押されていた。
夜、「鈴木タイムラーブートレグ」DVDボックスを見る。久しぶりにやって来た鈴木タイムラー熱。
寝る前に歯磨きをしながら鏡を見たら首元が腫れているのが見えた。少し前に違和感があったのが落ち着いたところだったのだけど。
5月21日
首元が痛むので口を開けるのが少々辛い。とりあえず1日様子を見つつ水曜日に半休をいただこうと思いながら出勤する。
が、話を聞いたり腫れものを見た職場の人から「いやいや、今日病院へ行った方が良い」「明日じゃ遅いぞ。今日病院に行って来なよ」と言われて急遽午後休をもらうことに。
午後1時まで勤務してから地元にあるかかりつけの耳鼻咽喉科へ行く。診断の結果、リンパの炎症もしくは顎下腺炎の可能性ありとのこと。詳細を調べるための血液検査を受けて久しぶりに大量の薬をもらう。帰りにノンアルコールビールを何缶か買って帰る。
身体の不調に少なからず野菜不足を感じて晩ご飯に山盛りサラダを食べる。食後のデザートは5種類の薬。飲むだけでひと苦労。
夜、細野晴臣「フィルハーモニー」をポータブルレコードプレーヤーで聴く。
5月22日
朝、上司に前日の報告と血液検査の結果を聞きに行く日にちについての話し合い。病院に問い合わせると検査結果はもう出ているとのこと。明日は休診日、金曜日は人員不足によりNG、ということで早くても来週月曜日まで難しいらしいので、急遽2日続けて午後休をいただいて病院へ行くことに。「本調子じゃないんだし1日休み貰ってのんびり行けば良かったじゃない」というパートのおばさまの言葉を聞いて少々後悔するも午後1時まで作業する。
前日と全く同じ時間に耳鼻咽喉科へ行って結果を聞く。風邪ウィルスがリンパ節に入り込んだことによって引き起こされた炎症、という診断。別の病気に罹っている可能性は低いので処方された薬を飲み切る頃には回復しているはず。残り数日分の薬を飲みつつ治癒力を信じるのみ。
飲んでみたかったノンアルコールビールやノンアルコールハイボールを飲みながら企業努力について考える。雰囲気ものだけど美味しい。
夜、ジョージ・ハリスン「クラウド・ナイン」「慈愛の輝き」を聴く。
5月23日
朝、電車では新卒さん、出勤してからは会う人みんなから血液検査の結果について聞かれる。心配してもらえるのは単純に嬉しいけれど、なんとも申し訳ない気持ち。
2日ぶりのフルタイム勤務。不思議と新鮮な気持ちで作業に勤しむ。そんな中、朝礼で明日自分が元いた部署が最小人数なので場合によってはヘルプで入ってもらうと告げられる。明日は真夏日予想、大丈夫か。
昼休憩中に4種類の薬を飲みながら歳上の方々と健康トーク。話について行ける時点で歳を取ったな、と思う。
夜、bice「かなえられない恋のために」を聴く。2008年にリリースされた3枚目のフルアルバム。「レッドバルーン」に始まり名曲「lilly on the hill」に至る瞬間だけでも永遠に輝く作品。名曲がずらり。この素晴らしい作品が遺作となってしまったのはあまりにも惜しい。
5月24日
朝、新卒さんとの話の中で「(事務所の)"テロリスト"ってあたしンちのお母さんに似てるよね」と言いながら、"しまった。世代的にあたしンち知らないかも"と思うも「ですよね!!私もあの人ってあたしンちのお母さん似だと思ってたんですよ!え、あたしンち好きなんですか!?」と思いがけず激しいリアクションをもらってホッとした。
逆に新卒さんに対して「貴島明日香さんやmiletさんに似てるって言われません?」と聞きたいけれど、あくまで個人的な意見なので沈黙している。
出勤すると元いた部署で一緒に働いていた派遣さんから午前中だけヘルプで入ってほしいとの要請。「やはり…」と思いながら半袖に着替える。事務所では自分のプチ復帰に大喜びする人の姿。が、すぐさま洗濯機みたいにぐるぐる回るように慌ただしく仕事をする。暑いので冷えたお茶をガブガブ飲みながら。ついでに現在この部署が抱えている問題点について自らの眼で情報収集。
午後からは「ファンキーフライデー」を聴きながらいつもの作業に勤しむ。いよいよ上昇気流に乗り始めたところで定時を迎える。
夜、ポール・マッカートニー「タッグ・オブ・ウォー」を聴く。
5月25日
朝からビートルズを聴きながら夏のひとり旅についての計画を立てる。ようやく良いホテルを見つけたので予約、さらに"さくらももこ展"の前売りチケットもコンビニで発券。今年の旅行はメインイベント二本立てなのでこれで両方の準備がほぼ終わった。あとは新幹線の予約ぐらいか。
昼は頂きものの「バスセンターのカレー」を食べる。1.5人前のルーに備えて300グラムのパックご飯を用意したところちょうど良い比率になった。昔ながらの黄色味の強いカレーにしては辛味が強く途中から汗をかきつつ食べる。いつか現地で食べてみたくなるような美味しいカレーだった。
昼寝してから出かける。
行きの電車で隣に座っていた女の子が正面に座っている見ず知らずのカップルを慣れた手つきで盗撮し始めたので「え?」と思っていたら明らかにそのカップルをバカにするような字幕を付けてその動画をSNSに素早くアップする、という場面を偶然見てしまった。隣に座る自分にも見えるくらいの位置で堂々とスマホを操作していたので常習犯と思われる。
もはや電車に乗ってるだけで知らない人に盗撮されてSNSに晒されるのか。
夜、佐野元春「Tonight」ライヴシングルCDを聴く。22年ぶりに聴き、時空を超えて感動する。
5月26日
朝から散歩に出る。
古本屋と古着屋で衝動買いをしたり初めて行くスーパーで迷子になりつつ帰宅。気ままに歩いたので帰宅してスマホの歩数計を見たら1万歩間近だった。何だか贅沢な日曜日午前中の過ごし方。
昼寝してここ最近買いためていたジャズのCDを聴きながら群ようこ「小福ときどき災難」を読む。
細野晴臣氏のベースプレイに多大な影響を与えたというベーシスト、チャック・レイニーの作品をようやく聴く。ジャズとフュージョンの隙間を縫うような賑やかな音楽の底部に響き渡る飄々としたベースラインに思わずにやける。確かに細野さんの演奏に通じるものがあって面白い。
そのまま久しぶりにビル・エヴァンス・トリオのヴィレッジ・ヴァンガードライヴのコンプリート盤を聴く。スコット・ラファロのベースもまた歌心に溢れていて好きだなと再確認しながら。
夜、TM NETWORK「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」を聴く。
#日記 #エッセイ #生活 #体調不良 #リンパ #ラーメン #バスセンター #カレー #薬 #復帰 #似てる #散歩 #盗撮 #音楽 #読書 #ベース