【日記】10月2日〜10月8日
10月2日
同じ部署の派遣さんが夏休みから戻って来た。しかし上司は引き続き休み。自由業のような働き方。
先週よりも少し穏やかな作業量になるもやはり最小人数以下では終わるものも終わらず。
終わって仲の良い配送さんと車の中でお互いの愚痴をこぼし合う。気づけば1時間半も喋っていた。
夜、デヴィッド・ボウイ「ヒーローズ」を聴く。
10月3日
いつも昼を一緒に食べに行く先輩や元リーダーとともに車で少し離れた牛丼屋へ行く。久しぶりに食べた牛丼は妙に美味しかった。
小1時間の残業で終わり、ふと思い立って八王子駅に行く。駅に着いて歩いていると道端に狂気的な目つきをしながら寝そべりブルブル震える手で口にポケットウイスキーを流し込む老人が目に入る。見知らぬ人に介抱される様子まで見届けつつ、何とも言えぬ感情になった。
夜、デヴィッド・ボウイ「ロウ」を聴く。
10月4日
朝、乗り換えの電車に乗ると何故か時間になっても発車しないのでボーっと立って待っていると新卒さんが駆け込んで来た。イアフォンをして俯き気味で自分の真ん前にいるので何となく話しかけてみる。そこから会社に着くまで主にこれまで事務所にいた人達について色々と質問される。
水曜日。上司がいないことにも慣れて来た。派遣さんと2人でやるべきことをそれぞれにこなしていく。
夕方まで穏やか、定時40分前から多忙。1時間半の残業になる。
夜、デヴィッド・ボウイ「スケアリー・モンスターズ」を聴く。
10月5日
上司はひとまず今週いっぱい休むことになった。
疲労の色も濃い木曜日。1.5人分の仕事量なので夕方になると急にパワーダウンする。そんな中でまたしてもバタバタして小1時間の残業になる。
夜、デヴィッド・ボウイ「ロジャー」を聴く。朝は「アワーズ」を聴いた。
10月6日
連休前の金曜日。
予定されていた大量の入荷は延期になった。が、一日中ずっと多忙。夕方からはさらに苛烈な忙しさになって2時間半の残業。帰宅したら既に22時を超えていた。
「水曜どうでしょう」新作の最終回を見る。台風が無ければ名作になっていたかもしれないだけに全体的に消化不良な感じが漂っていたのがもどかしかった。
10月7日
ゆっくり起きて午前中は何もしないでダラダラ過ごす。
鴨だし蕎麦を食べて昼寝。むっくり起きて新宿へ行く。秋らしい気持ちの良い空。
遠藤賢司氏のポスター展が開催されていたので思わず立ち止まる。
エンケンさんのライヴを初めて見に行ったのは今からちょうど10年前のことだった。渋谷のBYGという老舗のライヴスペースで、弾き語りのライヴだったのに最後は背中にミニアンプを背負いフルヴォリュームでグレッチのエレキギターをかき鳴らしながら客席に乱入、さらには自分がいた2階席にまで乱入するという物凄いライヴだった。ライヴが終わり、少しだけお話しさせていただいたエンケンさんは優しさを人間の形にしたような柔和な表情と語り口の人だった。
あれから10年。もし今もエンケンさんが生きていたら色んなことが起きているこの現在の日本を眺めながらどんな歌を紡いだのだろうか。
買い物をしてから帰宅。
「エンケンの四畳半ロック」を聴いたり「マンガ 仏教的生き方」を読む。
晩ご飯は「天下一品こってり鍋スープ」を使って天一鍋を食べる。ここのところ天一の頻度高し。
"家麺"のスープを元に作られたと思わしき薄めのこってりスープは鶏団子や鶏肉がよく合う。最初はさらりとしていたのが煮詰めていくうちにドロっとしてきた。夜は炭水化物を取らないのでこのまま一晩寝かせて明日中華麺を入れて食べよう。楽しみ。
夜、デヴィッド・ボウイ「レッツ・ダンス」リマスター盤を聴く。
10月8日
朝から仏教についての本を何冊か開く。
幼い頃はプロテスタントである父親の影響もあり日曜学校に毎週通い、そこで出会った人達と泊まりがけで聖書の勉強会に参加したこともあり自分の思想や精神的な礎にキリスト教の教えがあるように思う時がある。そのせいか仏教については恥ずかしながら長い間全くと言って良いほど無知に等しい状態だった。
とある人生経験を一つのきっかけに仏教という"考え方"、"仕組み"などについて学んでみようと思い立って色々な本を読んでいる。
昨夜の鍋スープにちびまる子ちゃんのイラストが目印の鍋用ラーメンを入れて煮込むと先日食べたこってりMAXを超える粘度になった。煮詰めすぎて少し味が濃くなってしまったけれど、普段よりも旨みが深いこってりラーメンになって美味しかった。この冬は天一鍋が何度か登場しそう。
昼寝してから「水曜どうでしょう」新作第3夜を見る。個人的にこの回のあぐー豚屋さんでの"スパーリング話"が一番笑った場面だった。
遠藤周作「恋愛とは何か」を読む。これは恋が上手くいきそうな時にこそ読むべき本だと思う。残念ながら今の自分にはちょっと合わなかった。
晩ご飯は久しぶりにリュウジさんのチキンステーキ。ヴァンルージュソースもチキンの焼き具合も完璧に出来たことに自分は大変満足している。
夜、ジョン・コルトレーン「アセンション」を聴く。何人もの演奏者が楽器をフルパワーで鳴らしながら聴く者の頭の中に雪崩れ込んで来て今まで見たことのない景色を無理矢理見させていつの間にか去っていく。「アセンション」はそんな音楽だと思う。
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