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【日記】8月2日〜8月8日

8月2日
午後からトラックに乗り込み7月で閉店した店舗へ行くことに。備品の撤収作業。非常に蒸し暑い中、全然来ないエレヴェーターに振り回されながら約1時間半かけて撤収完了。素早く戻って通常業務。忙しさ以上に暑さと湿気にやられてグッタリしつつ帰宅。でもガラガラの首都高速を駆け抜けるのは楽しかった。自分では運転してないけれど。

夜、ポール・マッカートニー「タッグ・オブ・ウォー」を聴く。

8月3日
7月で閉店した2店舗から返ってきた大量の段ボールを開ける。商品の返し方にも店ごとの個性が出る。昨日撤収に行った店舗の梱包はなかなか酷いものだった。それから終わったばかりのガレージセールの後片付けに終始。

母親が内視鏡検査を受けた。先日の健康診断で要再検査となってしまったからだ。検査結果は小さなポリープが発見されたとのこと。今すぐに治療・手術する必要もなく、場合によってはこのまま経過観察によって完治するとのこと。悪化しないことを祈るばかり。

8月4日
毎日配達や集荷に来ている運送会社の方がコロナの濃厚接触者になり2週間の出勤停止処置となった。変異株の威力は凄まじく、明らかに以前よりもコロナが我が身の近くまで来ていることを感じずにいられない。もはや人流を抑えたりワクチンだけではウイルスを抑え込めない状況に入ったのだろう。どうしてこうなったのか。

夜、ブロンディ「恋のハートビート」を聴く。

8月5日
久しぶりの長時間にわたる検品待ちにグッタリ。合間にラジオが東京の感染者数が5000人を越えたと伝えていて精神的にもグッタリ。さらにコロナ禍になるまで何度もライヴを見に行ったバンドのメンバーさんがコロナに感染したとの知らせ。昨年以上に憂鬱な夏になってしまった。

沈み込んだ気分を上げるために帰りにケンタッキーで"レッドホットチキン"をテイクアウト。辛いものが得意ではないので久しぶりに食べた。前に食べた時よりもカリカリの衣の量が少なく辛さも薄くなっていたような気がする。

夜、ブラー「ザ・グレイト・エスケープ」を聴く。

8月6日
夏休み前日の慌ただしい日をなんとか終わらせて2回目のコロナワクチン接種。ファイザー製。1回目の時のような注射直後の強い鈍痛もなく「あれっ?」となる。この後やって来る副反応のために色々と用意する。

夜、体調を気にしつつマイルス・デイヴィス「ジャック・ジョンソン」などを聴きながら群ようこ「まあまあの日々」を一気に読み終える。
なんでも最近の群さんのエッセイは賛否両論あるらしい。自分は群さんの意見に賛同することが多いから色々読んでいる。考え方の違いはあるけれど、物事に対する意見はこれくらいバッサリ書いてくれた方が小気味良いし、自分なりの意見を考えるきっかけになる。

8月7日
副反応による体調の変化が気になってあまり眠れず。明け方近くとろとろ目覚めて熱を測ると平熱。腕の痛みと少し身体がだるいような感覚がある。

「孤独のグルメ」最新話を見る。毎シーズンお約束の焼肉回。今週は「ひねくれ女のボッチ飯」も焼肉回だったので否が応でも焼肉が食べたくなってしまう。

昼前、雨が降る直前の激しい蒸し暑さで汗が異様に出るので体温を測ると37.8℃に上がっていた。悪寒、倦怠感、めまいはない。念のために用意していたカロナールを飲み、蒸し暑さをなんとかする為に扇風機をガンガン回して家中の窓を開けて風通しを良くしてから少し眠ると平熱に戻った。だるさは少し残っていた。

午後はデヴィッド・ボウイを聴きながら家にあるボウイの本を読む。連休中に読むつもりで買っていた本たちはひとまず温存した。

8月8日
体調は回復。腕の痛みもなし。ようやく夏休みモードになる。
昼頃、ライヴハウスでよくお会いした知人からLINEが来て、それからあれこれやり取り。コロナ禍で人に全く会わなくなっているので嬉しいサプライズ。

椎名誠「熱風大陸 ダーウィンの海をめざして」を約20年ぶりに再読。オーストラリアのアデレードからダーウィンまでを車で走破する旅行記。過酷な旅の記録なのに"人生で一度くらいはこんな旅をしてみたい"そんな風に思わせてくれる本。
この本に触発されて実際にダーウィン〜アデレードを車で旅したテレビ番組「水曜どうでしょう オーストラリア大陸縦断編」も名作だと思う。

引き続き久住昌之「麦ソーダの東京絵日記」を読む。読みながら昔、高円寺の富士そばで久住氏を見かけたことを何故か思い出した。

夜、ニール・ヤング「トランス」を聴く。ニール・ヤングのテクノポップはメロディがとても切なくて好きだ。

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