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本屋の片隅で出会った、フィンランドの暮らし
2020年のある日のこと。
ドアを開けると雑貨がていねいに並ぶ。右側には可愛いプリンが食べれるカフェ、奥に行くと一般的な本がずらり。店内にはいろいろあるけど決して広くはない、街の本屋さんに私は居た。
さらに奥に進み、トイレに寄る。トイレから出た正面に、地方イベントの宣伝コーナーと衝突。大きなポスターが貼られたその下に、フライヤーがたくさん置かれていた。
フィンランドを好きになったきっかけが、
24歳、最後のひとり旅(フィンランド / エストニア旅行記 その1)
工業高校を卒業し、18歳から働いている私は長期休みとは無縁だった。振り返れば中・高の休みは部活三昧。前の会社も休日出勤有り。今の会社もお盆休みは設けていない(休みたかったら有給使ってね、というスタンス)。
初めてのひとり海外旅行。9泊11日。今までは土日・祝日をつなげて長旅をすることはあったけど、今回は自分で休みと行き先を選択した。だからこそ自分で調べ、苦労しながらもたくさんのことを学んだ。結果
ミリタリーポリスとの出会い(フィンランド / エストニア旅行記 その2)
その1はこちら↓
7月13日(ヘルシンキ)
スオメリンナの要塞に行く予定にしていた。
が、ここでトラブルが起きる。
この日にちょうどバイデン大統領がヘルシンキに来ていた。
スオメリンナ行きの水上バス乗り場のインフォメーションに人がいない。代わりにポリスがいる。どんどん増える。水上バス乗り場に行こうとすると『No』と言われる。何がNoなのか。スオメリンナ公式インスタを開く。
ここでやっと
サウナと電動キックボードでぶらぶら(フィンランド / エストニア旅行記 その3)
その2はこちら↓
7月14日(ヴァンター)
この日は『島ツアー イン ヘルシンキ』というマイスオミさんのツアーに申し込んでいた。
しかしこのツアーは2人以上申し込みがないと開催されないという仕組みで、私しかいなかったため開催されず。せっかくならと、この日に『スモークサウナ体験』というツアーが開催されるということで、急遽こちらに参加した。
フィンランドといえばサウナ。サウナは好きだが1人で行
大国から独立した国を知る。人のやさしさを知る。(フィンランド / エストニア旅行記 その4)
その3はこちら↓
7月16日(タリン)
朝の5時起床。日帰りでエストニアのタリンへ。1人で行く予定だったが、同じホステルに泊まっていた海外放浪エンジニア兄さんと一緒に行こうと約束していた。
このとき私はすっかりキックボードにハマっていたので、『キックボードで行きましょう!』と朝から無理やり(?)フェリー乗り場へ駆けこんだ。
タリンへは、ヘルシンキからフェリーで2時間。アプリでチケットを取り
すばらしいコーヒーを、アブノーマルな価格で(フィンランド / エストニア旅行記 その5)
その4はこちら↓
7月18日(タンペレ)
のんびりと起きてカフェに行く。そういえば、ほぼ毎日カフェに行っている。物価は高いがコーヒーの量が多いし飲み放題のとこもある。
タンペレへは、フィンレイソン工場の跡地をふらふらしたいという目的で来た。が、思ってたより何もない。
でも、ビジネスパークなどのスタイリッシュな建物を抜けるとクラシカルな工場跡地が広がる。ムーミン博物館の近くの掲示板に、メタル
わたしの旅の理想(フィンランド / エストニア旅行記 その6)
その5はこちら↓
7月21日(成田空港→羽田空港→出雲空港)
昼すぎに成田空港に到着。そういえばめちゃくちゃ機内で寝れた。イスに座る体勢で寝るのが苦手な私にとって、これは衝撃的な出来事だった。首まくらも苦手だし。
そこで機内に持ちこんだものを軽くおさらいする。
濡れマスク、ホットアイマスク、龍角散に効果があった気がする。
機内の乾燥は砂漠並みと聞いていたので、13時間の砂漠フライトをどう