【性格は変わるではなく、”選ぶ”が正解だった】
昔の私を知る人から、
私は性格が大きく変わったと言われます。
そう言われると、
確かに新たな考え方をもったりや前向きになったとは思います。
とは言え、性格が変わったと言われた時
私は猛烈なる違和感をいつも感じていました。
そんな変わったかな?と自問自答しても実際は良くわかりません。
別に、「あ〜自分という人間は変わったな〜」なんて感じませんからね。
況してや、
めちゃくちゃネガティブに考えてしまう時もたまにありますからね。
まあでも、これだけ何度も言われるのだから本当なのかもなとも思っていました。
そんな悩める私に
これが性格が変わるということなのかな?と
少しだけ納得のいく考えを与えてくれたTipがあったので、
それについてお話したいと思います。
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性格が変わったと言われる前の私の性格(自己分析)
・一般大衆の前では暗い
・基本的に自分に自信がない
・プライドは高い
最も特徴的な性格はこんな感じだったかなと思います。
学生時代、討論をやたらとする文化の学校にいたにも関わらず
討論において持論を呈したり、旗を振るようなことをしたことが無く
常に民意に従うばかりの性格でした。
自分の意見を否定されるのが嫌なので、そうなっていたのだと思います。
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性格が変わったと言われる内容
一方で、留学などを経て性格が変わったと言われるようになった私の性格の評価はこんな感じです。
・明るくなり、人当たりが良くなった
・超ポジティブ
・行動力がある
・GRIT(やり抜く力)が高い
・自己表現が増えた
海外留学を経験し、今まで知らなかった世界を知りました。
それによって世界観が変わり、考え方が大きく変わったのは事実です。
それは確かに良い方向に働いていると感じていました。
とは言え、私は性格が変わったと言われる度に違和感を感じるんです。
「明るくなったよね!前向きになったね!」と言われるたび
どこか納得し切れていない部分があったんです。
「本当にそうかな?本当に前向きになったかな?だってネガティブ思考に陥る時もあるからね?」
てな感じで、その言葉を受け取っていたんです。
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本来の性格の考え方
そんな私にひとつの納得いく答えを出してくれたTipがありました。
この学びも喜多川泰さんの著書「手紙屋」からの学びです。
喜多川泰さんは、人の性格についてこのように語っています。
人間には過不足なく、あらゆる性格が備わっているんです。だから性格は変えようとしても変えられるものではない。別の言い方をすると、変えようとしなくても、性格はちゃんとあるんです。あなたにとって、ある人がわがままで意地悪な性格のように感じることがあるかもしれません。でもそれは、その人が”わがままな意地悪”なのではないのです。いろいろある感情の中で、あなたの前ではあなたが”わがままな意地悪”だと感じる一面しか見せようとしていないだけなのです。引用元:喜多川泰(2007年).「手紙屋」Discover 62.
この言葉を見た時、納得をしました。
まさに私が抱える心の違和感に対する答えだったからです。
「前向きになったね!」と言われた私の心に潜むネガティブさ
「GRITが凄い!」と言われた私の心に蠢く意志の弱さ
そこに確かに感じる負のイメージは、間違っていなかったんだと。
その負のイメージが私の中にはありながらも、彼らには前向きな私の性格が現れていたんだと。
だから彼らには、私の性格が変わったように見えていたんだと理解することが出来ました。
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性格を”選ぼう”
そのことを理解してからは
以前のように、私の中に負のイメージの考えが浮かんでも
人からのフィードバックを素直に受け入れることが出来るようになりました。
「うまくその性格を選び、表現することが出来ていたんだな」と。
それからは非常に気が楽ですし、好循環の始まりです。
「自分はこういう性格の人間だから…」なんて諦めたような考え方はしなくなります。
本を読んだり、新たな人との交流をして、見習うべき人がいれば
「この人のこの部分を見習おう!」と
どんどん良い部分を取り入れることが出来るようになりました。
だから皆さんも誰かから性格に関するフィードバックが受けた時
素直に受け止めてみてください。
「いやいや、私なんて…」
そんな風に謙遜しなくて大丈夫です。
周りが見てるあなたは、ちゃんとあなたの中にいるようです。
これからも選んでおもてに出してあげましょう。
そしてそれと対を成すあなたも、あなたの中にいる事も十分理解しておきましょう。
以上、性格は選んで変えられるというお話でした。
ここまで読んで頂きありがとうございます!
この話が少しでも誰かの役に立てば良いなと思います。
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