【英語学習を私は何度も諦めました】
私は前職で、国内スポーツメーカーに勤務しており、
日々の業務で英語を使うことはほとんどありませんでした。
況してや、学生時代から英語は大の苦手でした。
海外留学はしたものの私が求めた英語レベルまで伸ばすことは出来ず。
つまり英語の成長に関しては、留学失敗を経験しました。
(と言うよりも、学習時間がそもそも足りてないので、勉強をもっとしていなかったと言う意味で失敗。それについては後ほど触れます。)
それでも現在は、仕事で日常的に英語を使い、
英語圏の海外諸国に単独で出張することもあります。
ここまでコツコツ努力を重ね、ここに辿り着いたわけです。
そんな私のように
・仕事で英語を使って働きたい!という希望をお持ちの方
・留学が思い通りにいかなかったとお悩みの方
・英語学習に挫折経験のある方
結構多いのではないでしょうか?
そんな方々に向けて
英語が苦手だった私が、仕事で英語を使うまでになった経緯を
今日はお話したいと思います。
そして皆さんの英語学習のモチベーションに繋がればと思います。
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リスニングが出来ず、英語が嫌いになった学生時代
中学時代は点取りゲームとしての英語(筆記のみ)だったので成績はよかったです。
中学生当時はてっきり、英語が得意だと思っていました。
しかし、高校受験の際に自分がリスニングが大、大、大の苦手だと知らしめられます。
全く聞き取れない事実を受け入れることが出来ず、英語からは距離をおくようになっていきました。
当然、高校の英語の成績は酷いものでした。
そして、高校生以降は英語にはずっとコンプレックスを持って生きていました。
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英語が話せないのに海外留学へ
そんな英語が苦手な私は、
大学時代にカナダ🇨🇦のトロントに留学することになります。
留学の目的は「何か特別な体験をするため」でした(目的が浅はか笑)
来たる就活に怯えた私は、海外に出れば何かあるはずだ!なんて超楽観的に留学を決めたわけです(本当に浅はか笑)
と言うのも、当時はモリス森岡こと、森岡浩志さんに憧れていました。
森岡さんは学生時代、バスケットボールに熱心に取り組まれており、
バスケット普及を目的に、京都-東京間をバスケットボールをドリブルして横断するという偉業を成し遂げられています。
またそのバスケットボール愛から、単身アメリカに渡りNBAのチームの一員として働くという、当時の日本人には到底不可能と思えた夢を叶えられた方です。
その夢を叶えるまでの壮大なストーリーは非常に面白いので、是非ブログを見てみてください。
そんな彼の姿を見て、私も海外に憧れ、海外に渡れば何か特別な経験が出来ると思ったわけですね(やはり浅はか笑)
こんな感じで留学した私ですので、英語があまり伸びませんでした。
元々の目的は「何か特別な体験をする」だったので、その目的は十分に達成しましたが(言い訳)
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英会話の訓練を積んだ新卒時代
まだまだ英語に自信が持てないままの私は、新卒で国内のスポーツメーカーに入社します。
前述の通り、業務上では英語を使うことはほとんどありません。
それにも関わらず、この期間に1番英語が伸びました。
なぜか?
☆理由はシンプルで、英会話の訓練をちゃんと積んだからです。
入社した時には、留学経験がある=英語が出来る人として認定されていたんです。
そうなると否定することは出来ず、私は逆にハッタリをかまし、「はい、英語出来ますよ」のスタンスで会う人会う人に自己紹介しました。
結果、崖っぷちに立たされた私は、ビジネスシーンでも使える英語レベルにしなきゃいけないと躍起になります。
そこで始めたのがオンライン英会話でした。
1日25分のレッスンを毎日受けることが出来るサービスです。
これを受講率約8割キープして、2年間ほど受け続けました。
そうして長い年月をかけて留学経験者としての面子を保ち、英語に対する自信を身に付け、何とか辻褄を合わせたんです。
そしてこの努力の甲斐があり、英語をひとつの武器として、現職に辿り着くことが出来たんです。
(ちなみに万人に従来のオンライン英会話が効果的とは思っていないので、学習方法の参考ではありません。)
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英語を伸ばしたい方に伝えたいこと
①今自信が無くても、とにかくやる
留学失敗した人に限った話では無いですが
自分は英語が出来ないと嘆く方の中には、単に英語の学習時間が足りていない方がとても多くいます!
◎米国の国務省は、他国に人を派遣して駐在させる時、事前にその国の言語を習得させます。
しかし語学の学習には、母国語とその言語がどれくらい離れているのかによって、習得までかかる時間の平均値があると言われています。
この時、英語ネイティブがそれぞれの言語を習得するまでの大体の平均時間が、この4つのグループ分かれています。
・第1グループ:フランス語、ドイツ語、スペイン語 480時間
・第2グループ:ギリシャ語、ヒンズー語、インドネシア語 729時間
・第3グループ:ロシア語、ヘブライ語、トルコ語 1329時間
・第4グループ:日本語、中国語、朝鮮語、アラビア語 2400〜2760時間
この通り、英語と日本語は語源的に最も掛け離れた言語と言われています。
2760時間ですよ?
(人によっては、3000時間必要だと言う意見もあります。)
365日毎日1時間かけて勉強したとして、7.3年かかる計算です。
一方、中学校での英語の授業時間は350時間と言われています。
そのたった350時間で、「あ、私、英語出来ないわ。」と諦めた人かなり多いんじゃないですかね?
やる事やり切って、私にはセンスが無いからやめようと判断するなら納得出来ます。
でも、まだ10%や20%しか取り組んでいないのに見限るのは流石に早すぎるんじゃないですかね?
改めて思い返してみてください。それだけの学習したことあったっけ?と。
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②自分は英語が出来ると言い張る
自分の英語にまだ自信がなくても、
私は英語学習に取り組んでいる、英語が出来ると言い張りましょう☝️
すると自然と自分の英語レベルを上げるチャンスが巡ってきます。
私もメーカー時代、「英語出来ます」と言い続けた結果、
全く関係ないのに海外からのお客さんの会合に呼んでもらえたり
通訳頼まれたりと、思わぬチャンスが回ってきたものでした。
そしてそれに応じて必死に準備し、英語レベルをあげようと努力したものです。
英語が出来ないと言ったら、その時点でおしまいです。
まずは打席に入る意志を表明しましょう。すると自然と声がかかるものです。
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③挑む
とは言っても、
ビジネスシーンで英語を使うとなると非常にハードルが高いと思うかもしれません。
習得には2760時間と言う膨大な時間がかかるなら、
しばらくの間は地道な学習を続けなければいけないと感じたかもしれません。
しかし、それは違います。
道半ばでも挑戦するべきです。どんどん英語を使って行くべきです。
心配しなくて大丈夫です。完璧じゃなくて大丈夫です。
世界をまたにかけている人でも、英語がまだまだの人なんてたくさんいます。
・前澤友作さん
・堀江貴文さん
どうです?彼らの英語、全く完璧じゃないですよね。
少なくとも喋れてると感じた人はいるかもしれませんが、
Netflixでいつもみてる外国人のように流暢ですかね?
そう、完璧じゃなくてもどんどん使って良いんです。打席に立って良いんです。もっと気楽に行きましょう。
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以上、私は何度も諦めながらも英語に取り組み続けたというお話でした。
そして今も取り組み続けています。
今日の話が、英語が苦手だと勘違いしていた方々にとって、再度英語と向き合うきっかけになれば良いなと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
続きも書きました。
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