【1分で学ぶ英語学習:『ポリグロット』の学び方】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
第二言語習得のために毎日TEDを見聴きしております。そしたらとても面白い動画に出会いましたのでご紹介。
第二言語習得を必ず達成したい。
そう決意している方はぜひ目を通してください(o・ω・o)
□リディア・マホヴァ: 新しい言語を学ぶ秘訣
スピーカーであるリディア・マホヴァは、言語指導者『language mentor』
彼女自身、9ヵ国語を操るマルチリンガルであり、2年ごとに新しい言語を習得しているとのこと。
そして多言語習得を趣味とする『ポリグロット-Polyglot』と呼ばれる人たちの組織を運営者でもあります。
□『ポリグロット』の学び方
①学ぶ過程を楽しむ
②効果的な学習法を用いる
③日常に学習計画を組み込む
④忍耐(継続)する
①学ぶ過程を楽しむ
ポリグロットは学ぶ過程に様々な『楽しみ』を見出しているといいます。
例えばそれはカラフルなフラッシュカードだったり、自分が学んだ時間をグラフ化したものだったり。
リディアはスペイン語を習得する際、大好きな『ハリー・ポッター』のスペイン語訳をいきなり読み始めたとのこと。
最初は全く読めなかったスペイン語が、読み進めるうちに少しずつ理解できるようになっていったと語っています。
自分なりの学習過程の楽しみ方を見付けること。
言語学習では非常に重要だと言います。
そう言われればカエルも、英単語をろくに覚えてもいないくせに「Bifidobacterium」「Lactobacillales」などの名詞が読めたりします。
前者はビフィズス菌、後者はラクトバチルス菌。カエルが興味を持って勉強している腸内細菌学で頻出する単語だからいつの間にか覚えていた訳です。
第二言語習得では開放性が高い性格の人が向いているというのは最近書きました。
好きこそものの上手なれ。
言語学習に『楽しみ』を見付けることが重要です。
②効果的な学習法を用いる
単語や文法を覚える際、一度学んだ知識は短期記憶として脳に残りますが、いずれ忘れていきます。
一度学んだだけでは『重要な記憶』として脳が認識しないため風化していくのです。
長期記憶にするためには、何度も繰り返し記憶させる必要があり、もっとも記憶に残りやすいのは『忘れそうな頃』だということが解っています。
『検索練習』は科学的にもっとも効果が高いとされる勉強法です。
フラッシュカード、模擬テスト、クイズ形式、いずれも『記憶から思い出す』という検索練習であり、長期記憶として脳に定着しやすい勉強法です。
とにかく、「この知識は重要なもの」だと繰り返し脳に認識させることが重要です。
③日常に学習計画を組み込む
忙しい日常生活の中で、学習の時間を作るのは難しいことです。
必要なアクションは、『日常の一コマに学習時間を組み込む』ということです。
後述の④忍耐(継続)するとも強く関連しますが、時間は"生まれるもの"ではありません。
時間は"作るもの"です。
・朝15分早く起きてフラッシュカードで単語を読み返す
・ご飯を食べながらYouTubeで外国語の動画を見る
・週末は英語が話せる友達と食事をする
日常の中に学習計画を組み込むことが重要です。
④忍耐(継続)する
1週間や1ヶ月では第二言語習得はできませんが、着実に前進し、小さな達成感を経験することができます。
「成功体験ほどやる気が出るものはありません」
リディアはそう言います。
彼女はドイツ語学習中、ドイツ語訳のドラマで使われている『ジョーク』が理解できた時のことを鮮明に覚えているそうです。
ドラマを見ているうちに、「分かる」という小さな達成感をどんどん経験したのです。
人のモチベーションを上げるのにもっとも効果的なことは『嘘でも良いから前進感を体験すること』だと科学的に判明しています。
そして、学習を継続するために必要なことは『学習を習慣化すること』です。
習慣化にもっとも適しているテクニックは『if then プランニング』+『WOOPの法則』の組み合わせです。
□既に日常の中で習慣になっているものに新しく学習する時間を結び付ける、という『if then プランニング』
□第二言語を習得した後にどんな良い事があるのか。
学習の際に障害になることはどんな事か。
その障害を回避する為にはどんな準備が必要か。 それを言語化し準備するのが『WOOPの法則』
学習の成否はそのための準備に大きく左右されます。学習時間と継続を『習慣化』することが重要です。
□まとめ
ポリグロットが行っている学習法のキーワードは4つ。
①学ぶ過程を楽しむ
→自分の好奇心を刺激するモノを見付ける
②効果的な学習法を用いる
→『検索練習』で長期記憶として脳にインプットする
③日常に学習計画を組み込む
④忍耐(継続)する
→『if thenプランニング』+『WOOPの法則』で学習を習慣化する
楽しく、頑張らず(習慣化してしまう)に第二言語習得を目指しましょう(o・ω・o)
ちなみにリディアが主催するポリグロットのメンバーには、10年かけても英語を習得出来なかった人が、その後の10年で11ヶ国語を操るマルチリンガルになったというケースがあります。
リディアは最後に言います。
もし言語を学ぼうとして、「難しすぎる」とか「才能がない」と思って諦めたことがあるなら、もう一度試してみてください。
もしかしたら流暢に話せるまでに足りないのは、 "楽しめる方法" なのかもしれません。
方法ひとつであなたもポリグロットになれるかもしれないのです。
良いですね(o・ω・o)マルチリンガル。やったろうじゃんか。
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