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『失敗履歴書』で失敗から立ち直る【心理学】

「失敗を引きずらないために失敗の履歴書を作る」という手法が面白かったのでシェア。

 2010年の研究で、科学ジャーナル雑誌の『Nature』で推奨されたもの。
 
 やることは「過去の失敗を紙に書き出してリストアップする」だけ。
 
 得られる効果として、

・書き出すことで、「頭の中で失敗を反芻しなくなる」
・失敗を自分から切り離して考えられる
・失敗そのものへの耐性がつく

 とのことで、「自分」と「失敗」を別のものとして考えるために「書き出して"失敗"を客観的に見る」ことが有益に働くそう。
 
 過去の失敗を頭の中でぐるぐる反芻思考してしまうことが、失敗に捕らわれて失敗を余計に恐れてしまう要因になってしまうのだといいます。

『反芻思考』はうつ病などの原因でもあるので、「過去の失敗」とか「未来の不安」なんかを自分の中で何度も繰り返し考えて、自分自身を不安で取り囲んでしまうのはやはりメンタルだけでなく、現実の行動に対しても悪影響を与えるのでしょう。

「悩んだ時は、一旦紙に書き出して頭の中を整理しろ」
 
 と言いますが、これは理に適った行動なんですねー。
 
 不安対策として有名な『エクスプレッシブライティング』についてはコチラを参考にどうぞ。

 ちょっとした工夫でメンタルコントロールできるというのは面白いですね(o・ω・o)

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