見出し画像

【1分で読める心理学:目標達成率を上げる『接近目標』と『回避目標』】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 年末年始ということで最近は目標達成にフォーカスしたnoteを書いている訳ですが、


 
 目標達成率を上げる手段の1つに『接近目標』と『回避目標』という考え方があると知ったので紹介しておきます。

■『接近or回避目標』とは

□目標……ダイエット
 
『接近目標』……行動を始める目標
・運動を始める
・野菜をたくさん食べる
 
『回避目標』……行動を止める目標
・座る時間を減らす
・毎日のデザートを2日に1度にする

 始めるのか、やめる(回避する)のかの違いとなっています。
 
□それぞれの成功率

『接近目標』:59%
 
『回避目標』:47%

 
 ちょっと差が出るくらいの違いですがそれでも差は差。知っておくことに損はないと思います。
 
 この方法で注目したいのは、
 
 目標の表現方法が違うだけ だったりするところ。
 
 上に挙げた例で言うと、

・ダイエットのために運動を始める
・ダイエットのために座る時間を減らす
 
この2つは『運動時間を増やす』という同じ意味の行動である

 というところです。

・野菜をたくさん食べる
・デザートを食べる回数を減らす

 だとちょっと意味合いは異なるかもしれませんが、例えば

・デザートを食べる代わりにナッツを食べる日を増やす

 のように、健康効果がある行為に置き換えるだけで『接近目標』に変換することができます。

『資格勉強する』とかだと、

・勉強時間を増やすためスマホを見る時間を減らす
 
よりも
 
・スマホで資格に関する情報を調べる時間を増やす

 の方が実行率が上がるってことになります。
 
 習慣化における成功率でも、『良い習慣を作る』の方が『悪い習慣を無くす』より成功率が高い。というデータがあります。
 
 目標に向かって行く時、人は「自分は行動している!」「自分は前に進んでいる!」と思える方が良いってことなのでしょうね(o・ω・o)
 
 モチベーションを高める手法にも『ウソでも良いから前進感を持つ』というものがあるので、つまりそういうことなのでしょう。
 
 

【参考記事・論文】



ここから先は

0字
心理学から腸活・細菌学まで。 狭いようで広い知識を1分で読む。 時間のない人向け。

1分で読めるnoteのまとめ それぞれは全部無料で読めます   読んでみて「これは価値がある」と思えたら、100円投げ銭してくださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?