【noteで学ぶ腸内細菌⑨】細菌が人の性格や行動に影響する
こんにちは(o・ω・o)虫圭です。
noteを開いてくださってありがとうございます。
腸内細菌の⑨です。
今回は今研究中の興味深い内容を紹介します。
タイトルにあるように、腸内細菌細菌が人の性格や行動と密接な関係がある。
というものです。
研究中、ではありますが、相関性があることは解っているので、「腸内細菌はやはり大事だなー」ということを感じてもらえたらと思います。
▪️腸内細菌が偏ると肥満になる
肥満の原因の1つが腸内細菌であるというのは既に解っているのですが、それは一般的には消化の過程で腸内細菌が必要になるという話です。
今回は以下のような実験が行われました。
・無菌室で育てられたマウスを用意
・肥満のマウスを用意
・通常環境で育てられた健康なマウスを用意
無菌室で育てられたマウスを2つのグループに分け、一方には肥満のマウスの細菌を移植。もう一方には健康なマウスの腸内細菌を移植。
それぞれの細菌を移植されたマウスを、餌を自由に食べれる環境に置いた時、どのような変化が起こるか観察した。
【結果】
肥満細菌を持つマウスは食事のコントロールができず、肥満になった。
健康細菌を持つマウスは満腹になると食事を止め、健康体を維持した
予想通りの結果ですが、
過食してしまうのは、腸内細菌が人の行動をコントロールしているから、という仮説が成り立ちます。
ではどの細菌が肥満に影響するのか?
というのは現在研究中とのことですが、やはり腸内細菌の多様性が豊かであるほうが健康体を維持できる。ということの示唆だと思います。
細菌を整える食事や生活、抗生物質を使わない生活を心がけたいです。
▪️外向性の高い性格を作るのは腸内細菌
こちらも現在研究中の内容です。
オハイオ州立大学の研究によると、
子供の便から細菌を採取。
子供たちの性格との相関性を調べた。
【結果】
外向性の高い性格の子供は、内向的な性格の子供と比べ腸内細菌が多く、多様性が認められた
さもありなん。
科学者による仮説では、【HPA軸】の差が関係しているのでは? とのこと。
HPA軸とは、
視床下部-下垂体-副腎系(ししょうかぶ かすいたい ふくじんけい、英: hypothalamic-pituitary-adrenal axis)は、ストレス応答や免疫、摂食、睡眠、情動、繁殖性行動、エネルギー代謝などを含む多くの体内活動に関して、視床下部、下垂体、副腎の間でフィードバックのある相互作用を行い制御している
HPA軸が不調になると、ストレス耐性が低くなります。
簡単に言うとメンタルが弱くなり、人との関わりに消極的になります。
HPA軸が整っているとストレス耐性が高くなり、外向性が高くなります。
HPA軸の不調は、腸壁が壊れる【リーキーガット症候群】が原因であり、リーキーガット症候群は細菌のごはんであるプレバイオティクスが不足することが原因と解っているので、食物繊維やプロバイオティクスなど、健康に影響する食事を摂ろう。
という話になるそうです。
人の行動や性格を左右する腸内細菌の話、いかがでしたか?
やっぱり腸内細菌、面白いなぁ。
と思いながら調べたりしています。
参考にしたもの
⇒ロブ・ナイト: 微生物がどのようにして私達を作っているのか
⇒DaiGo:人を読む⑧ストレスに強い性格と痩せる性格の作り方
腸内細菌の有用性や太りやすい性格などなど面白い情報も載ってる動画なので見てみてください。
(*・ω・)ここまで読んでくださって、ありがとうございます♪
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それではまた(o・ω・o)ノシ
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