舞台好きの本棚
舞台鑑賞の醍醐味は何といっても実際に観に行って
作品や役者が作り出す空気や世界観を体感できること!
ライブで行われるワクワク感、開演前のドキドキもまた魅力ですよね。
でもそれだけではもったいない!
原作や実際の劇団をモデルにした本を読むことで
より舞台を楽しむことができます。
舞台が大好きな方たちに
舞台芸術に関するおすすめの本を紹介してもらいました。
舞台好きの本棚、あなたも覗いてみませんか?
この頁では舞台が大好きな方たちが
おすすめする本を紹介をまとめています。
①実際の劇団をモデルにした作品
かげきしょうじょ!!
斉木久美子
白泉社
概要(あらすじ)-
大正時代に創設され、未婚の女性だけで構成された「紅華歌劇団」。この劇団に入団するための方法はただ一つ「紅華音楽学校」に入学し、学び、卒業すること。音楽学校での少女たちの青春を描く。
☆おすすめポイント!-
御察しの通り、宝塚歌劇団(そして宝塚音楽学校)をモデルに描かれている作品です。宝塚ファンが読むとクスッと笑えるような小ネタが沢山出てきて、作者の宝塚愛を感じます笑。ですが、この作品にはスポ根的な要素もあり、音楽学校生の姿には何度も泣かされるので宝塚ファン以外の方にも読んでいただきたいです!青春が感じられる作品を読みたい方におすすめです!!(文芸学部・ちるちる)
②作品についてもっと知ることができる本
『エリザベート』読本 ウィーンから日本へ
渡辺諒
青弓社
概要(あらすじ)-
書籍紹介 作品分析、ウィーン版と宝塚版、東宝版との比較など、一冊まるまるミュージカル『エリザベート』について書かれた本。
☆おすすめポイント!-
宝塚や東宝によって何度も再演される大人気ミュージカル『エリザベート』、この作品について事細かに書かれていてどの章も大変興味深いです。かなりマニアックであるものの学術書というほどではないので読みやすく、おすすめです!(文芸学部・ちるちる)
➂ミュージカルの原作漫画
ベルサイユのばら
池田理代子
集英社
概要(あらすじ)-
フランス革命を舞台に男装の麗人オスカル、フランス王妃マリーアントワネットらとそれを取り巻く人物の人生を描いた作品。
☆おすすめポイント!-
舞台作品(特にミュージカルや宝塚)にはかなりフランス革命について描かれた作品が多くあります。そういった作品を見る前にちょっとフランス革命についておさらいしておきたいって思った際、ベルサイユのばらを読むと楽しく、ざっくりとフランス革命の流れを掴めるのでおすすめです!もちろん言わずと知れた「宝塚のベルばら」の原作という点でもおすすめです!(文芸学部・ちるちる)
④舞台に関するエッセイ
花歌舞伎徒然草
著:夢枕獏 絵:萩尾望都
概要(あらすじ)-
歌舞伎に関するエッセイ
☆おすすめポイント!-
萩尾望都さんの絵ということで挿絵が豪華です(文芸学部・ちるちる)
➄劇団について知ることができる本
いつも心にタカラヅカ!!:読んで楽しむ宝塚歌劇演目ガイド123選/
寝ても覚めてもタカラヅカ!!
牧彩子
平凡社
概要(あらすじ)-
宝塚歌劇団の演目、ショーの解説、コミックエッセイ
☆おすすめポイント!-
イラストメインでわかりやすくて面白い!(文芸学部・M.T)
➅編集者おすすめの本
タクマとハナコ
はるな檸檬
文藝春秋
概要(あらすじ)-
宝塚歌劇団が大好きな夫婦を描いた作品
☆おすすめポイント!-
実在するスターや作品、チケットの入手方法などについて描かれていて、宝塚が好きな人はもちろんそうでない人も楽しめる内容となっています。絵もかわいくて癒されます。
魅惑のバレエの世界—入門編—
渡辺真弓
青林堂 概要(あらすじ)-
世界のバレエ団や作品、スター、振付師について書かれた本。
☆おすすめポイント!-
バレエ初心者にもわかりやすい本です。大学の授業のために購入しましたが、写真もきれいでずっと見ていたくなります!
★おわりに
面白い本は見つかりましたか?
舞台は予習なしで観劇してもとても楽しいですが、
本を読んでからだとより楽しむことができるのではないでしょうか?
事前に知識やストーリーを頭に入れておくと
作品の面白さだけでなく舞台装置や役者にももっと注目できます。
筆者は昨年宝塚歌劇団星組の『ロミオとジュリエット』を観劇したのですが、事前に本などでストーリーの内容を知っていたので
出演者の方の演技やダンス、歌により集中することができました!
このように本によって舞台の楽しみ方の幅が広くなることもあります!
舞台に関する本を読んで、
観劇の際により良い時間が過ごせるといいですね!
よろしければアンケートにご協力ください。
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