【禍話リライト】アキフミさんの部屋
彼が大学1年生の時の話だという。
友達から「大学のイベントでお好み焼きを作ることになったから試作品を食ってくれ」と頼まれ、タダ飯だと喜んだ彼は電車で1、2時間ほど掛けて友達の大学へ行った。
到着してみるとそのサークルには男しかいなかった。女子はいないのかとがっかりしていると男子6、7人くらいが「じゃあ今からお好み焼き作るから」と、まるで「わんこお好み焼き」のように次から次へとお好み焼きだけを出してくる。お好み焼きしか出てこないのは嫌だなと思っていたら「夕方くらいから味変わる