Kuu

日々感じたことをつらつらと、つれづれなるままに綴ります。半分日記として。忘備録も兼ねて。

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マガジン

  • 生き方

    昔から正しいとされてきた生き方が、いつの時代も正しいわけではない。 もっと自分が喜ぶ選択を、日々わがままにしていきたい。

  • みんなどこかはマイノリティ

    人間、だれでもマイノリティの部分を抱えていると思います。その他大勢と違うところを認めたり、見られたりするのが怖くて表に出していないだけで。

最近の記事

卒業の日まで生き抜いて

家の近くの中学校の卒業式があり、その様子を外から観察していた。 式が終わり、先に父兄が外に出てきて、校舎から姿を現す子供たちを待っている。 自分の頃よりもずっと子供の数は減ったが、いつまでも、わが子の卒業を迎える親の気持ちは変わらない。 多感な時期でもある中学校生活を無事に終えることが出来るということは、今の時代ひどく奇跡的なことのようにも感じられて仕方がない。   ふとあるニュースに目をとめた。 2022年(令和4年)の自殺者数は2万1881人。そのうち子供の数が514人

    • 著名な作品をすべて絶賛する必要はない

      わたしは趣味で小説を書いたりするのだけれど、同じくらいに読書も大好き。 昨今のベストセラーと言われるものもいいけれど、大正、昭和、平成初期の頃の好きな作家の小説をじっくり読むもの大好きです。 よく、芥川賞や直木賞が発表された直後には、もう芥川賞作品は読む価値がないというニュアンスの発言を見聞きするけれど、1冊2冊しか読んでいない人が言っていることのような気がしてなりません。 そうとう昔の作品を除いて数十作を読んでいるけれど、やはり芥川賞をとるような作品はひと味違います。

      • 子供と対等でいるということ★短い雑感

        親の立場で子に教えることはもちろんのこと、 子供にも教えられることはたくさんある。 子供の立場、子供の目線でなければ気がつかないこと、 つまりは大人になってしまったわたしには気がつけなかったことが、これまでにもたくさんある。 だけど「大人だからとか子供だから」、 あるいは「母親だからとかその息子だから」とか、 そんな上下関係みたいなものではなくて、 本当はこういう二人の関係も単に「人間 対 人間」なのではないかと思うことも多々ある。 結局大人はいつまでも子供を子供扱いして

        • 日本政府はウクライナの首都キエフをキーウと表記を変更するらしいけれど、正しい情報を知りたい現在、馴染んだ地名を変えることにそれほど意味があるとは思えない。ウクライナ流の呼び方にして誠意を示すより、これによって混乱しキエフに関する情報を見逃す可能性が高まることの方が問題がある。

        卒業の日まで生き抜いて

        • 著名な作品をすべて絶賛する必要はない

        • 子供と対等でいるということ★短い雑感

        • 日本政府はウクライナの首都キエフをキーウと表記を変更するらしいけれど、正しい情報を知りたい現在、馴染んだ地名を変えることにそれほど意味があるとは思えない。ウクライナ流の呼び方にして誠意を示すより、これによって混乱しキエフに関する情報を見逃す可能性が高まることの方が問題がある。

        マガジン

        • 生き方
          13本
        • みんなどこかはマイノリティ
          7本

        記事

          職場での教え方

          仕事で人に物を教える時、わたしは自分が分からなかった頃のことを思い出しながら教えることにしている。 当然、相手の理解度によって教え方を変えもする。 ◆全く初めてその業務を行うという人 年上であれ年下であれ、まず先に全体像を提示して、今からどの部分を教えるのかを伝える。 最初から最後までのだいたいの流れの後で、各部分の詳細を教える。ノートなどに書いてもらいながら話を進める。 もし業務を進めていて分からないところがあれば何度でも質問して下さいという雰囲気を出しておく。 ◆そ

          職場での教え方

          幸せと思えるのって幸せだ

          今日の青空を見ていてふと思ったのは、こういうささやかな幸せを感じられるのはありがたいことだよな、ということ。 幸せと感じるだけの余裕があることは、それだけで十分ハッピーなんだなあ。 社会的にはなんにも成し遂げておらず、報われない努力ばかりでここまでトコトコ歩いてきた半生だけど、 いい空だなあなんて感じられるのって、ちょっといい人生なんじゃないの? なんて思ったりして。 結局幸せ者なんだな、と一人で照れたりなんかして、今日生きていることにも感謝してみる。

          幸せと思えるのって幸せだ

          インフルエンザはどこに行った?

          冬になる前、「今期はインフルエンザが猛威を振るう可能性がある」とかで、子を持つ親は予防接種を受けさせてくれる病院を必死で探した。 その前の年はコロナ元年みたいな感じで、インフルよりコロナで話題は持ちきりだったけれど、昨年のその頃はだいぶコロナも収まってきていて今年こそはインフルの大流行が来るとのウワサが広まってもいた。 2020年の日本におけるコロナ元年から翌2021年にかけて、インフルエンザにかかったという人は相当少なかったはずだ。 実際、わが町のどの保育園や幼稚園、

          インフルエンザはどこに行った?

          電話番号は正しくね

          わたしにはなぜか間違い電話が多くかかってくるし、ときおり誰ぞやの留守電が入っている。 そして、留守電を聞いた後には幾ばくかの虚しさが残る。 そのおばあちゃんは誰かに伝えたかったのだ。 近頃連絡もしていなかったこと。 とにかく寒いからご自愛くださいということ。 それから●●ちゃんも元気ですか? こちらはコロナワクチンの三回目の接種をしましたよということ。 だけど本当に伝えたい先の相手はそこにはいないのだ。 その後本当に伝えたい相手が聞いてくれることもないのだ。

          電話番号は正しくね

          学校の一斉休校のメールが令和の赤紙に思えて仕方がない。「来た?」「まだ来ていない」。これが同僚との挨拶がわりになっている。連絡があれば問答無用で自宅待機が言い渡される。本人が望むと望まざるとに関わらず。

          学校の一斉休校のメールが令和の赤紙に思えて仕方がない。「来た?」「まだ来ていない」。これが同僚との挨拶がわりになっている。連絡があれば問答無用で自宅待機が言い渡される。本人が望むと望まざるとに関わらず。

          ZARD が好きで前からよく聞いていたけど、坂井泉水さんって大谷翔平くんと似てる気がする。目かなぁ。

          ZARD が好きで前からよく聞いていたけど、坂井泉水さんって大谷翔平くんと似てる気がする。目かなぁ。

          生きているだけで殺人者たりうる

          いじめでまた生徒が一人、命を絶った。 各種の事件でいわれることだが、被害者の写真、家族構成や生前のプライベートは世間に晒されるのに、なぜ加害者は守られなければならないのか。 今回もいじめた生徒の名前はだいたい分かっている。 だいたいとはいえ、学校関係者の間では当たり前のように囁かれている。 未成年者、同じ学校の生徒、同級生とか、それだけの理由で殺人を犯した罪から遠ざけられるなんて、過保護もいいところだ。 加害者AとかBとか。 亡くなった者に名前があるように、彼ら、彼女

          生きているだけで殺人者たりうる

          感染者が出て登校不可の学校がたくさん出ている。息子の小学校も包囲されてしまった。日々戦々恐々としている。でも恐れてばかりもいられないから、どうということもない顔をして送り出す。なのに、小学生が下校する姿を目にすると涙が出る。こんな当たり前の風景になぜだか涙が出てくる。

          感染者が出て登校不可の学校がたくさん出ている。息子の小学校も包囲されてしまった。日々戦々恐々としている。でも恐れてばかりもいられないから、どうということもない顔をして送り出す。なのに、小学生が下校する姿を目にすると涙が出る。こんな当たり前の風景になぜだか涙が出てくる。

          東京五輪決断の意味不明さ

          小学生が考えても分かりそうなことが、日本の政治家には分からない。 他国の首相なり大統領なりが、東京五輪の成功を信じているふうなことを発言したからといって それを鵜呑みにするわけにはいかないのだ。 第一、他の先進国ではワクチン接種が急速に進み、完了にちかい国も多い。 そもそも会場は極東の島国ニッポンにすぎない。 正直、勝手にやってくれという思いの人だって少なくないだろう。 今はオリンピックなんていっている場合じゃないんだよ、という国だってまだ多くある。 今現在も感染が広まっ

          東京五輪決断の意味不明さ

          小説ばかり読んでいた。

          ここ2カ月ほど、小説ばかり読んでいた。 仕事、家事、子育て、睡眠以外の時間のほとんどを読書に費やしていた。 小説の中に描かれる人物や背景が折り重ねられて自分の中にインプットされてしまった感じで、たくさんの人たちの人生を垣間見たり一緒に歩いた気分になっている。 何冊読んだだろう? 1日で読み終えることが出来た本もあったな。でもだいたいは2日で一冊か。 たくさんの人生がありすぎて、目が回った。 初めて手に取った作家さんも大勢いて、この人の本はもう少し集中して他の本も読んで

          小説ばかり読んでいた。

          転んだらどうするか?

          子供に向けて話していながら、我ながらいい言葉だと思うことがある。 この冬は、今春小学2年生になる息子と3度スケートに行った。 昨年2度ほど連れて行ったこともあり、今年は最初から怖がることもなくリンクに上がった。 滑っているといえるのか、早歩きとでもいうのか、 よく分からない前進の仕方で、息子は思いのほかスタスタ駆けていくのである。 同じ頃合いの子が、転ぶのを恐れるあまり親から離れられずにいるその横を、 息子はあいかわらず歩くのか滑るのか分からないふうの様子で、スタスタ

          転んだらどうするか?

          配偶者を何て呼ぶかという問題。若い人の中では主人や旦那よりも「夫」を使う比率が増えているのだという。これは賛成です。「夫」とか「パートナー」とか、夫婦同等の関係を表す言葉がいいな。主人はないな笑笑

          配偶者を何て呼ぶかという問題。若い人の中では主人や旦那よりも「夫」を使う比率が増えているのだという。これは賛成です。「夫」とか「パートナー」とか、夫婦同等の関係を表す言葉がいいな。主人はないな笑笑