見出し画像

10月23日 iPodより9ヶ月も前にあったアノ仕組み

「ビジネス頭の体操」。ご自身の仕事を離れた「頭の体操」ネタにご活用ください。
(最後に「問い」の例を載せています)


10月23日は2001年にアップルがiPod(写真)を発表した日です。

画像1

それまでテープやCD、MDといったメディアで音楽を持ち歩くのが常識であったところに1,000曲も持ち歩ける、というブレイクスルーによって爆発的にヒットしました。

一方でiPhoneの登場によって徐々に販売は低下することになります。
販売台数のピークは2008年の5,483万台でしたが2012年には2,000万台まで減少し、iPhoneにその座を譲っていきます。

画像2


iPodが画期的だったもうひとつのことは、iTunesだと思います。
今回調べて知ったのですが、iPod発売の9ヶ月も前にiTunesは発表されていました。このときは、音楽CDを取り込んで編集し聴くこともできるし、CDに焼いたりもできる、というものでした。その流れでiTunesに溜め込んだ音楽を全て持ち歩ける、という位置づけで登場したのがiPodだったわけです。

今もそうですが、アップルはこうした仕組みづくりが上手いですね。25年前にフリーズしまくるマッキントッシュ パフォーマ(写真 Wikipediaより)を使っていた身からすると本当に商売上手になったなぁ、と感慨深いです。

画像3

→iPodが発売されてから20年。大量の楽曲を持ち歩く、ということでヒットした。それが今では、音楽を持ち歩く、というより、サブスクで持たずに聴くに変化し、本当に当たり前が変わるのは早い。iPodが変えた常識の一つに、音楽のバラ売りがある。それまでCDなどの媒体で販売していた時代にはアルバムという単位が当たり前だった。それがiTunesによってバラ売りが可能となりそれが当たり前になった。こうした、この製品はこの単位で売るのが当たり前、を疑うことが売上増に結びつくケースは他にどのようなものが考えられるだろうか?

最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。




この記事が参加している募集

#最近の学び

181,262件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?