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治るなんてないの、いまが大丈夫なだけ

マンガの続きが気になりすぎて新たなマンガを発掘できない、くるねです。

適応障害になってから自分の生態に詳しくなってきたつもりだったが、なにやらそう上手くはいかないらしい。

昔から苦手だった文字でのやり取り

昔からメールやラインなんかは受け取るとすぐに返さないと気がすまない。

自分にボールがきたままにしておくことがとても苦手だ。そのくせ相手にボールを渡している間はもっと苦手だ。

どんなボールを投げようか、どんなスピードにしようかそんなことを考えているのも疲れていたんだろうし、どんなボールが来るのだろうか、どう構えればいいだろうか、そんな想像を膨らませてたらきりがないのだ。

昔から苦手だったんだろうが、わたしはむしろ他の友達よりもたくさんメールのやり取りをするヘビーユーザーだった。

当時付き合っていた相手とも途切れることなくずっと連絡を取り続けていた記憶がある。そのくらい自分にボールが渡っている状態が耐えられなかった。

それは概ね今も変わっていない。

相手の顔が見えないやり取りは、想像が膨らんでかえって疲弊してしまう。

適応障害で体調を崩してからは尚更それを感じるようになった。

自分に目を向けるようになってからはより鮮明に不快を感じるようになったのだ

休んでしまえば以前の生活のように戻れる。きっと病気なんだから、回復したら前のように生活していられると思っていたが、実はそうはいかないらしい。

むしろ、健康になればなるほど感覚は研ぎ澄まされて不快なことを全部拾ってしまうのだ。

友達との連絡もわたしにとっては苦痛のひとつだったらしい。

この事実もなにも悪いことばかりではない。

理解するだけでも安心する。なにがいやなのか、何が苦手なのか、理解するだけでも生きやすくなる。

何かわからない黒い影も、なにかかわかれば意外と怖くないものである。

そうやって少しずつ自分を知ればいいのだ。

やっと探し方がわかった、もっと知るのはこれから先、焦らない焦らない。


では、またね。

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