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9月4日(月)第一回高専マテリアルコンテスト キックオフイベントを行いました!

9月4日久留米工業高等専門学校にて第一回高専マテリアルコンテストのキックオフイベントを行いました。

当日、筑後川沿いの土手。風が気持ちいい日です。

出席者は鈴鹿高専より橋本先生と専攻科生、佐世保高専より西口先生と学生、久留米高専からは佐々木と学生6名、オブザーバーとして物質・材料研究機構(NIMS)より津崎先生が参加しました。

13時より久留米工業高等専門学校の材料評価実験室にて開会式があり、佐々木より開会宣言、目的と概要説明を行いました。

ぶっちぎり世界で一番熱い夏!
カローラの衝突試験動画で工学や材料工学が人の命を救ってお話をしました
#高専マテコンでつぶやいてねタイム

その後、参加者全員の自己紹介を行いました。

なぜかみんな昔や今行っているバイトの説明していました。

13時30分より学内見学と試験機見学を行いました。学内見学では、実習工場、学生寮、体育館、弓道場、一般棟を見て回りました。特に実習工場見学では技術職員案内の歯車の溝加工、鋳造、鍛造を紹介頂きました。

鍛造加工の説明
なかなかみれない歯車加工をみせてもらいました。
鉄板の鋳造見学です。いつみてもきれいです。

また、配管探傷ロボコンのロボット製作も見学しました。実習工場見学とロボコン製作は他高専の学生も久留米高専もみな、興味深く聞き入りました。

毎日真面目に試作している久留米の学生がお話し

14時40分より佐々木より『刀鍛冶と自由鍛造』『鉄の強化手法』についてレクチャーしました。15歳の高専の一年生も参加しているため、専門知識を手短にお話ししました。運営側も手探りです。資料作りながら、結晶粒って分かるのかな?、強化って分かるのかな?資料多いから削らないとなどなど試行錯誤でした。

穴埋め資料作って良かったです

14時50分より本校技術職員が、学生実験で行われているジョミニー試験を実践し、鈴鹿高専生が体験をしました。

実はマジマジとジョミニー試験(焼入れ性の試験)をみるのははじめてで、面白かったです

15時より他高専と久留米高専に分かれ、衝撃試験に関する論文の文献調査と論文を元に鉄の強靭化を行うアイデアを考えてもらうグループワークを行いました。学生間のアイデア意見交換、発表を行いました。一年生で論文読むってどんな気持ちなんでしょう。三年生ははじめて人前で発表してとても緊張したようです。全く材料工学を習っていない電気電子工学科の学生も積極的に参加してくれました。

左の久留米材料の一年生15歳?と佐世保高専の機械科の専攻科生21歳?がお互いに情報共有したり教え合う様子がとても素敵でした
久留米の一年生と三年生チームもはじめてのグループワークや論文調査に四苦八苦しながら、進めてくれました
佐世保の学生の発表は流石の安心感
「はじめての発表で緊張しました」という三年生。立派に発表出来ていました。
西口先生から頂いた写真です。9月6日(水)追加しました。津﨑先生も楽しそう

学生の同士の「衝撃試験機をはやくみてみたい」「NIMSのYouTubeでこんな衝撃試験の動画出してますよ」と言うやりとりや、teamsでグループチャットを作って論文共有する様子はイベントを開催したからこそ見れる光景でした。

発表後は津﨑先生から、各発表にコメントを頂きました(かなり贅沢)。それぞれの発表の素晴らしい点を歴史の面から、アイデアの面からコメントを頂けました。

イベント後は、みんなで近くにある「正八郎うどん」へうどんを食べにいきました。学生があっという間に仲良くなっていて、互いに学年も学科も高専も超えて交流していました。学生の中に工学に対する好奇心やその種となるなんでだろう?やってみたい!が芽生えていく様子が間近でみて感じとることができました。イベント開催して良かったです。

ちゃんとうどん来てから写真撮れば良かったです。

お腹減りすぎてうどん待ち遠しいみんな
9月6日(水)西口先生から頂いたうどんが来た後の写真を追加しました.

9月5日は鍛造実習と衝撃試験の体験です。


9月5日の記事はこちら


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