noteもkindleも、ぜんぶこの構成パターンでイケると悟りました【noteでkindle出版】
いいですか、みなさん…記事でも本でも、構成(もくじ)に悩んだらくろめがのことを思い出してください…
さて、今回は【構成編】です。
いよいよkindle本の構成(もくじ)を決めていきます。
構成ってめんどくさい…本当に必要?
普段のnote記事くらいなら、構成なんて考えなくてもなんとなく形になりますが、たとえ短かろうが「本」というまとまりにするなら必須です。
なぜか?それは「誰しも絶対、書いているうちに当初のテーマを忘れて脱線していくから」。
書きたいことがたくさんあって、色々なことを本に盛り込むのは、なんとなくお得でいいような気がするかもしれません。
しかし、実はそれが落とし穴。
テーマから派生した雑談はノイズになり、あなたが本で伝えたいメッセージが薄まってしまいます。
なので、ちょっとめんどくさくても、構成は企画を立てたら必ずやりましょう。だらだら書いてから最後にもくじをまとめると、失敗のもとです。
noteの記事をそのまま使う場合は?
既にあるnote記事を本にまとめ直す場合も、構成を考えるのは同じです。
企画に沿った手持ちの記事をすべてそろえて→構成の型に沿って並べ直す必要があります。
では、本の構成の作り方をお伝えしましょう。
①導入(主張)
②具体例
③まとめ
これを見て「あれ?」と思った方は立派なくろめがファンです。ぜひコメントで申告してください笑
そう、この3つを使った構成パターン、ちょっと前の記事で私が力説した、noteの記事を書くときに使える必勝パターンなのです。
編集者時代に、ブログから著者デビューするルーキーさんのために考えた記事の構成です。(上の記事を知らなくても、この記事だけ読めばわかります!)
本を作るにあたって「記事」を書くときに使う構成の型が、そのまま「本」を書くときにも使えるわ!と思い至りました。
自画自賛ですが、優秀だわぁ〜笑
なんのこっちゃ?の方も多いと思うので、詳しく見ていきましょう。
①導入(主張)
まずは導入です。
ここでは、本のテーマ、自分の主張、本の目的、など、この本で自分が何を書くのか?読むとどんないいことがあるのか?を読者に説明します。
②具体例
次に具体例です。
いつものnote記事ならそこまでボリュームを持たせる必要はないのですが、本の場合は、ここを細分化させてボリュームを出すイメージで作りましょう。
といっても、難しいことはなく…①の主張を強くしたり、読者の問題を解決するようなエピソードや具体的な方法を、どんどん足していくだけです。
ここでポイントになるのは、自分が読者だったらどんな流れなら心地いいかを想像しながら作っていくことです。
例えば私の本【noteとスマホだけでKindle出版してみる本(仮)】は、文章をGoogleドキュメントで切ったり貼ったりする作業が(このあと)入ってきますので、それも紹介する必要があります。
でも、想定されるであろう読者さんは「noteの記事を使ってkindleで本を出してみたい人」なので、いきなりGoogleドキュメントを使って〜とかnoteと関係ない話が始まったら、テンション下がりますよね。
なので、まずはnoteの記事をどう本に使うか?どう本にまとめるか?という一番大きな疑問に答えるところからスタートするべきでしょう。
③まとめ
さいごにまとめです。
文字通り、本で説明してきたことのまとめをしたり、自分の伝えたいメッセージを改めて繰り返したりします。
読後感に影響してくるので、ここでも気は抜けませんが、超短距離走のnoteと違ってkindle本はボリュームがあるので、そこまで血まなこにならなくてもいいかもしれません。
ここは深く考えず、自由に書いていいと思います。
(ガチのマネタイズ勢の方は別です、頭を使ってご自身のビジネスに結びつくような流れに持っていってください。)
そのほか、出版の感想や関係者、ご友人へのあいさつ、リンクなどの作者都合の情報はすべてここに。書き手の気もちもわかりますが、冒頭からやると読者がドン引きしますのでね…自重してください。
この3つのバランスは、ふだんのnote記事ならだいたい2:6:2ですが、本なら3:6:1くらいでも大丈夫だと思います。
さて、ではこれに沿って私の本のもくじを考えてみましょう。
まえがき
→note記事から本の企画をつくる方法
→企画からもくじをつくる方法
→kindleを意識したnote記事の書き方
→タイトルのつけ方
→カバーの作り方
→実際に本にしていく工程
あとがき
こんな感じでしょうか。
いい感じにまとまっているでしょうか?
どこにこれまでのどの記事を使うのか…最終的にどう加工されるのか…楽しみにしていてくださいね!
もくじも、おめかししよう
さて、これでだいたいもくじの作り方はわかったかと思います。
次はちょっと補足的に見た目のお話です。
かっこよく「デザイン思考」と呼んでおきます。
kindle本のもくじには3種類ほどの見た目タイプが存在します。(わたし調べ)
①ざっくり章だけ型
②ざっくり章だけ+ちょっぴり小見出し型
③めっちゃ細かい小見出し型
Kindleのもくじは、テキスト中心タイプ(リフローと言うみたいです)だとネオン色の青字と下線で強調されまくった、かなりうざったい激しめのレイアウトが冒頭に配置されることになります。
なので、なにも考えずにいつもの記事のように、キーワードモリモリのながーーーいタイトルを各見出しに振ると、こうなります。
これが2〜3ページ続いたりします。
そのため、私は①タイプ、ざっくり章だけをもくじとして、あとはもくじに反映しない小見出しで区切っていく形にしようと思います。
みなさんがご自分の本を作るときは、このもくじがほぼ冒頭にバン!と出現することを想定して見出しを考えてくださいね。
小見出しも場合によっては必要ですが、あまりに長い+多いだと表示が厳しくなるので見栄えのことまで考えておきましょう。
(真面目な話、冒頭でうんざり→離脱となれば印税も入ってきませんからね…kindleの印税は読まれたページ数でカウントされます)
見栄え=デザインはとっても大切です。
パッケージが変わっただけで売れ行きが上がったり下がったりするのは、今や多くの人が知るところですしね。
今回は脱線になるのでこれ以上書きませんが、私は今、プロの下について注文書やAプラス広告を作る仕事もやっているので、そういったデザイン的な視点も今後みなさんにご紹介していけたらと思っています。
サムネイルやアイキャッチを自作できたら楽しいですし、ライターさんであれば、新しい収入源になる可能性も大いにあります。おにぎりつめ子さんの投稿が夢があって最高です!
脱線しましたが、今回はこれでおしまいです。
次はいよいよ実践編です!
Googleドキュメントを使って本の中身を作っていくぞー!おー!(鼓舞の舞)
くろめが
【次の記事はこちら↓】
この企画についてくわしく知りたい方はこちら↓
note✖️kindleのズボラ出版メーター
企画(誰に、何を伝える本にするか)←完了!
構成(もくじづくり)←今ココ!
原稿作成 ←ココも笑!
推敲、流しこみ
DTP(本の体裁を整えます)
カバー作成
Kindleの商品ページの作成
kindleへの反映などシステム的なこと
完成!
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