記事一覧
読んだ本のメモ【2024.8】
8月に読んだ本の記録です。
伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』恋愛要素強めの短編集みたいな形式。登場人物の人間関係がどんどんと繋がっていき、1つの事柄が多くの人に影響を与えるようになっていく様が綺麗で面白い。
一穂ミチ『砂嵐に星屑』 大阪のテレビ局で働く人々の心境を描いた短編集。各編は概ね、何か思うようにいかない主人公が職場の人との交流を通して希望を持って前に進めるような内容になってい
読んだ本のメモ【2024.7】
7月に読んだ本の記録です。
谷岡一郎、荒木義明『ペンローズの幾何学』 平面充填という幾何学分野の発見について書かれた本。
タイルを非周期的に並べて平面を敷き詰めるという問題を考え、2種類のタイルを用いて敷き詰められる「ペンローズ・タイル」が1974年に発見された。そして2023年に1種類の形状のタイルのみで敷き詰められる「アインシュタイン・タイル」が発見されたらしい。
(細かな理解はできてな
読んだ本のメモ【2024.6】
6月に読んだ本の記録です。
伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』 外界から遮断された荻島という島で起こる事件を明らかにする、ミステリーのような、ファンタジーのような独特の世界観が魅力の作品。「どうしてこんな舞台設定になったんだろう?」と思いながら不思議なまま読み終えた。よくわからなくてもいいのかもしれない。
一穂ミチ『光のとこにいてね』 小学2年生の時に団地で出会った結珠(ゆず)と果遠(かのん)
読んだ本のメモ【2024.5】
読んだ本のことを後からなんとなく思い出せるように、簡単にメモしておくことにしました。ネタバレ等はしないよう気をつけたつもり。
綾辻行人『水車館の殺人』
本格ミステリー。(本格ってなんだろう?)
シリーズ1作目の『十角館の殺人』は約8年前に読んだきりで、少し懐かしい気持ちに。なんとなく怪しいと感じた部分に意識を向けていると、読みながら事件の容貌が少しづつ想像できるような気がして楽しかった。
MKM新カードで遊ぶ【ディミーアミッドレンジ】(スタンダード)
くろきです。『カルロフ邸殺人事件』リリース後、蒼紅杯に向けて使っていた【ディミーアミッドレンジ】が遊んでいて楽しく気に入ったため、新カードの使用感や有効な使い方を記事にして紹介したいなと思います。
蒼紅杯では5-2で14位となり賞品をいただくことができ、その後変更を加えたリストでMagic OnlineのStandard ChallengeでTOP8に入ったりと、新カードで遊びながらそれなり
【ゴルガリスケープシフト】のざっくり解説(パイオニア)
くろきです。直近のエクスプローラーの予選ウィークエンドで使い、パイオニアでも気に入って使っている【ゴルガリスケープシフト】について、現段階で考えていることを整理した記事になります。
デッキリスト 現在パイオニアで使っているリスト。エクスプローラーだと《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》と《突然の衰微》は使えないので、追加の《喉首狙い》,《闇孔の小道》を使っています。
コンボについて◆コンボ概要
【エスパーミッドレンジ】のマナベース考察(スタンダード)
こんにちは、くろきです。
ありがたいことに世界選手権に出場されたテルテルさん、セゴウさん、佐藤啓輔さん、JVさんの練習・調整にお誘いいただき、【エスパーミッドレンジ】のマナベースについて考えていました。(結果的にデッキ提出に微妙に間に合ってないような気もしますが…) マナベース考察の過程や方法は他のデッキでも応用できそうで面白いな~と思ってたので本記事を書く次第です。
現状の【エスパーミ
『エルドレインの森』新カード雑感 (スタン&パイオニア目線)
くろきです。9/8発売の新セット『エルドレインの森』の全カードが公開され、個人的に惹かれたり話題にしたいカードが多かったのでnoteで雑感をまとめようかなと思いました。レガシー以下のフォーマットは知見がなく、モダンにはあまり影響はないのかなと思っているので主にスタン目線、ときどきパイオニア目線です。
公式のカードイメージギャラリーはこちら。
白《人狐のボディガード》
白のよくある追放除去
【グリクシス碑出告と開璃】簡易デッキガイド (スタンダード)
くろきです。今回は先日行われた蒼紅杯で準優勝の【グリクシス碑出告と開璃】の簡易的なガイドになります。派手なコンボデッキであるものの、柔軟な戦い方ができる非常に楽しいデッキです。
デッキリストコンボについて 《碑出告と開璃》の戦場に出たときの誘発で《爆発的特異性》をデッキに戻し、トップにある状態で《碑出告と開璃》の死亡誘発を解決することで合計20点のライフを削ることができます。
基本的には以
チャンピオンズカップファイナル【サイクル1】の思い出
くろきです。11/26(土)、11/27(日)に行われたチャンピオンズカップファイナル 【サイクル1】に参加しました。結果は7-4-1で31位。最終的に成績8-4オポ上位までが次回プロツアーの権利獲得となり、あともう少しというところでした。目標には及ばなかったものの、2日間通して楽しく充足した経験になり、サイクル2ではもっと勝ちたいと前向きな気持ちになりました。本記事ではこのイベントを通して僕が
もっとみるスタンダードの雑感や気になるデッキ【DMU環境初期】
くろきです。先週から新エキスパンションの『団結のドミナリア』がMTGアリーナ・MOで実装され、MTGmeleeでの大会やStandard Challenge等スタンダードの大会も行われていました。今回は自分がスタンダードを遊んで得た雑感や注目している入賞デッキ、これから評価が上がりそうなカードなどについて書けたらなと思います。
カードプール見たり、軽く遊んだ雑感 スタンダードは『団結のドミナリ
アリーナ中心だった僕がテーブルトップのマジックで感じる違い
くろきです。以前はMTGアリーナを中心に競技イベントに取り組んでいましたが、上位の大会への権利を取ることが難しくなったため僕の参加する大会はテーブルトップが中心となりました。
今回はテーブルトップの大会に参加していて、アリーナと比べて感じる違いやプレイについて注意したい点を整理する目的で記事を書きます。僕自身がテーブルトップ特有の技術が身についていないなと感じたので、これから習得したい事柄や
「土地事故で負け」を減らす方法を考える
くろきです。現在MTGアリーナはあまりやることがない状態です。時間に余裕があるので、タイミングに影響されにくいような内容の記事も書きたいなと思いました。あまり競技勢向けの記事ではないので、始めたばかりの方に読んでいただけたらとても嬉しい!
最近たまたまMTGの土地システムについて、「初心者には受け入れがたいシステムなのではないか?」と提起するようなツイートを見かけて、それが考えるきっかけに。
『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』アーキタイプ考察
くろきです。『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』のプレリリースに参加して、予想以上に楽しい経験ができました。その時に考えたことを書き留めておきます。前回の『統率者レジェンズ』では事前にドラフトの色別アーキタイプがわかっていたように記憶していますが、今回は公式でのアーキタイプの言及が見当たらず、少し困ったので自分で想像してみることにしました。色によっては明言できない点も多く、ご意見等あれ
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