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大学受験【国語】

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#大学入試

国立2次:古文漢文の勉強法(高1から受験まで)

国立2次:古文漢文の勉強法(高1から受験まで)

高校1年生をモデルとして、古文漢文が出題される国公立大学を受験するときのタイムスケジュールと使用する参考書の一例を紹介します。

その前に、前提となるお話を3点します。

1.挙げた参考書はレベル感の参考に
参考書は、あくまでレベル感の参考とお考えください。自分のよく使っている参考書をもとに作成しているので、他にも良い参考書がきっとあると思います。ご自分で検討して、良いと思ったものを使ってください

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大学入試の新テストを分析してみる

大学入試の新テストを分析してみる

現在の新高2生が受験する来年度から、大学入試センター試験がなくなり、新テストが導入されますね。
また、それに対応して河合塾をはじめ大手予備校も「新テスト対応模試」をスタートさせるようです。

一体、どういう問題が出題されるのか?正直、こちらも気になっております・・笑。

ただ、少なくとも、予備校の方も、手探りな状況であることは確かです。

予備校の問題作成者は何を基準に問題を作るのか。それは1つし

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古文の主語を決めるヒント

古文の主語を決めるヒント

古文で難しいのは、主語が分からないことですよね。たとえば、次の文章「今鏡」の最初の文を読んでみましょう。これは俊敏な行動が有名な藤原成通(なりみち)についての話です。

宮内卿有賢と聞こえられし人のもとなりける女房に、しのびてよるよる様をやつして通ひ給ひけるを、さぶらひど も「いかなるもののふの、局へ入るにか」と思て、「うかがひて、あしたに出でむを打ち伏せむ」といひ、したくしあへりければ、女房いみ

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