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まっすぐ主張すればいい

自分の考えを主張するのは、結構ハードルがあるように思う。

世の中には「自分は〇〇だと思います!」と、ハッキリと主張できる人もいれば、

自分の考え?いや〜、別になんとも・・・。

といった感じで、自分の主義主張など、特に持ち合わせていない人もいる。というか、そういった人のほうが多いのではないだろうか。

僕もどちらかといれば、自分の考えを言う、発信するのは苦手なほうだった。ただ、読書にハマったのをきっかけに、自分の考えを書き留めることから始まり、アウトプットをするのが少しずつ習慣化していったのだと思う。

自分の考えを発信するのは怖い。

偉そうなことを言って、的外れなことを言っていたら恥ずかしい。そして、自分の発信する言葉によって、誰かを傷つけてしまうのではないかという危険も脳裏によぎる。

だが、よくよく考えてみると、そういった不安は自信過剰もいいところである。というのも、今この瞬間にも世の中には数え切れないほどの情報が生み出され、インターネットという大海へと放り込まれている。

そんな中に自分の小石程度の意見を投げ入れたところで、小さな波紋がせいぜい10センチ広がる程度だろう。

そんな小さな波紋に反応してくるのは、よほどのもの好きくらいしかいない。

ただ、そういった小さな波紋でも、継続的かつ数が多くなればそれなりに波紋が大きくなっていく。これが、影響力というものかもしれない。

まあ、そこまでの影響力を持つことができるのは、ほんの一握りだろうけど。

だからこそ、自分の意見が間違っていないかどうかとか、的外れなこと言っていないかどうかとか、傷つけないかどうかとか、そんなことは気にしたところで、気にするだけ時間も精神力ももったいないのだ。

気にせずどんどん投げ込んでみればいい。そして。そのうちわずかながら反応が見えてきたりもする。

その時に初めて、こういった意見は反応されやすいだとか、こういった意見は見られるけど反応が薄いだとか、そういった経験が蓄積されていく。

ただし。

気をつけたいのは、反応をもとに行動を変えすぎないことだ。

反応が取れそうだからこういう意見を発信しよう!・・みたいな行動は、かなりの愚策である。

なぜならそれは、自分の意見ではなく、周りが反応しやすい意見だからだ。

一概には言えないが、人はどうしても反応しやすい話題とそうではない話題がある。

人の失敗談、金・女・ドラッグ・犯罪・・こういった人の本能や闇をのぞかせるような話題は、どうしても反応しやすいし、されやすい。

別に周りの反応とかはどうでもいい。

まずは自分の意見をまっすぐに届けることだけに集中するのだ。

そうやってまっすぐ届けた先に届いた人にだけ刺さればいい。

そうやって自分の意見が「深く刺さった人」たちが、いずれあなたの「ファン」と呼ばれる存在になるのだ。

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