息づかいを感じる
最近は何か分からないものを作ることが多い。
そもそも何も考えないで作り出すからだ。
手に取った切れ端を、貼ったり、切ったり、塗ったり、
ただ指先にまかせてみる。
そこには、失敗や成功したなんて感覚もなく、
これは何だろう? そんなことを思いながら、
目の前に現れたイロとカタチを、
色んな方向から眺めて味わう。
きっとこの絵も、
何かになろうなんてしてないのだろう。
でも息づかいは感じる。
このイロとカタチは、今、確かに、
この世界に生まれたのだ。
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