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共通テスト2024国語を解いてみた【評論・小説】

今年も行われました「大学入学共通テスト」。
大きな混乱などもなかったようで、良かったと思っています。
受験生の皆様は本当にお疲れ様でした。
私は毎年この共通テスト(旧センター試験)には注目しておりまして、
今年も国語の問題がどんな内容なのかワクワクしておりました。
実際に解いてみました。
ただし、制限時間は気にせずにダラダラ解いてみました。
今回は大問1(評論)と大問2(小説)について書いてみます。

第1問:評論

音楽・芸術に関する文章でした。
内容としては難しくはなく、いたって標準的な文章だと思いました。
各設問についても、旧センター試験の形式と思えるものが多かったです。
漢字問題の復活は「おぉ!」と思いましたね。
ちなみに「悪弊」を間違えました笑

しかし…

設問が長い!

問6が、いかにも共通テストっぽい設問なのですが、
これは長いっすね。
本文プラスさらに余計な文章を読ませるという苦行。
試験には制限時間というものがありますから、
これはなかなかじっくり問題と向きあう時間が少なかったと察します。
ちなみに私は(ⅱ)が難しいと感じました。

第2問:小説

女性が主人公の比較的新しい小説が出題されました。
内容も読みやすく、こちらも標準的な内容のように思います。
さっきの評論よりも解きやすい設問となっておりました。
問1の「やにわに」!これはヤラレタ!笑
ちゃんと現代文単語帳にも掲載されておりました。
出題のセンスがイイですね。好きです。

しかし…

や、だから長すぎるって!!!

問7、これを見て「えぇ!?」と思っちゃいました。
出ましたよ、謎の資料&会話問題
要らないと思うんだけどなぁ~…
でもこれがなかったらセンター試験と変わらないですもんね。
だからセンター試験のままでいいのにってばさ。
限られた時間の中で多くの文章を正確に読み情報を処理する能力、
これを試しているのでしょうね。

…それって国語ですか?笑

紛らわしい選択肢や巧みな問題はむしろ好きで大歓迎なのですが、
闇雲に文章をどんどん追加して情報量を増やすってのは、
個人的には好きではありません。
センター試験世代としては、今の受験生が可哀想に思えてしまいました。
大変ですねぇ…同情します。

例年のことですが、共通テスト国語はとにかく時間が足りません。
受験生も相当な練習を積んだうえでの本番だったことでしょう。
敬意を表します。よく頑張りました。

次回は古典について書きます。まだ解いてないので。


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