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ネタが思いつかない 第1024話・11.16

「だめだ」何もネタが浮かばない。何も浮かず時間だけがすぎる。だがそういうとこに限って時間がない。なんと厳しい状況なのだ。

「どうにか頭を」と言って目をつぶった。

 しばらくの瞑想状態から目を開けると、見たことのない世界が広がっている。体が宙に浮いていて上にも下にもブルー色したモミジの形をしたものがあった。

「おお、これは素晴らしい」思わず息をのみ、その世界をしばらく泳ぐように彷徨う。

 しばらくするとあることに気づく。「きれいだがネタにはならないよ」と思った瞬間、急に目の前がいつもの部屋になった。

「夢か」知らぬ間に眠っていたようだ。だけど「あれは素敵な世界だった」と思い筆を執る。さて何書こう。結局ネタが浮かばないのだ。

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シリーズ 日々掌編短編小説 1024/1000

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