日々掌編短編小説(そよかぜの千夜一夜物語)

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夏の花見をいつまでも 第560話・8.5

 容赦なく照りつける日差しが、夏の訪れを知らせていた。一面に咲くヒマワリが、すうっと吹き…

高知の橋 第559話・8.4

「これが、有名なはりまや橋ね」髪を後ろに結んでいる播磨直美は、高知市内にかかる小さな橋の…

蜂蜜の毒 ~Mad Honey~ 第558話・8.3

「どうだ、今日から俺はハチミツ農家になるんだぜ」「兄貴、本当ですかい」蜂谷満男は、弟分の…

カレーうどんにハーブを載せてスパイスとの違いを確かめてみる 第557話・8.2

「今日のお昼どうしようか?」霜月もみじが、冷蔵庫を開けて中を覗く。「今までなら、自分と楓…

月初の日曜日  第556話・8.1

「気晴らしに出かけたけど、これで良かったかなあ」目の前にあるのはある駅のターミナル。ここ…

愛の河でいただくモーニング 第555話・7.31

「健、おはよう! 起きて」元日本人でありながら訳があり、台湾(中華民国)の国籍を取った宝…

Fukujinduke 第553話・7.29

「あ、ち、ちょっと、なに、待て!」  木島優花は、スーパーからの帰りに事件に巻き込まれた…

これは地名なの? 第552話・7.28

「うん、なんだこれは?」突然不思議な漢字の羅列を見つけた。ここはとあるうなぎ専門店の店内…

夏の綱で作る料理  第551話・7.27

「ただいま」勝男はいつもより30分ほど遅い時間に自宅に帰った。「今日は遅かったわね」と玄関…

四国の東・阿南までと阿南から  第550話・7.26

「ここが阿南駅か、何もなさそうだな」大輔は徳島県阿南市に来た。彼は本州の岡山から瀬戸内海…