たけやん

老人介護の仕事をしています。介護は、命を見つめる仕事だと感じています。 自己啓発を中心…

たけやん

老人介護の仕事をしています。介護は、命を見つめる仕事だと感じています。 自己啓発を中心に情報発信をしておりますが、 自分の興味には制限を設けない主義です。 また、創作も書いております。 まだまだ駄作揃いですが、いずれ本を出したいと思っております。

マガジン

  • 読書感想文

    本は小説からエッセイ、実用書など、何でも読みます。 興味には壁を作らない主義です。 特に面白かったものや話題のものを紹介していきます。

  • 60代からの暮らし方

    60代からやってくるいろんな問題としての健康やお金あるいは終活等、生活に関わること、趣味やイベント事など、自分なりに書き綴っていきたいと思います。 週1回程度更新していきます。

  • 今日よりもよりよい明日のために

    自分にとっても前向きになれる、後押ししてくれる言葉や考え方を まとめていきます。 週1回程度の更新の予定です。

  • 斎藤一人さんのいい話

    斎藤一人さんの著作物を中心に、毎日を後押ししてくれる話を紹介していきます。 気分が落ち込んだ時にそっと元気づけてくれる言葉を、週1回程度更新していきます。

  • 創作

    ショートショートやエッセイ、詩等の創作をまとめています。 自分なりの言葉を大事に綴っています。 どうぞお立ち寄りください。

最近の記事

本屋大賞 成瀬は天下を取りにいく

本作は、ご存じのとおり2024年の本屋大賞受賞作です。 また、坪田譲治文学賞等、数々の賞に輝いた作品でもあり、宮島美奈のデビュー作です。 宮島美奈は「宮島ムー」名義で、本作の中の「ありがとう西武大津店」で、 第20回女による女のためのR-18文学賞の大賞と読者賞、友近賞をトリプル受賞しました。 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」の一文で始まる本作は、6つの作品で構成されています。 登場する成瀬あかりと島崎みゆきは同じマンションに住む幼なじみで、家族ぐるみ

    • 60代からの楽しみ①2024 桜

      今年は妻の入院もあり、退院したとはいえ、まだ体調は万全ではないため、 桜の花見はあきらめていた。 妻は、病院から帰ってきてから、少しずつ体力は戻ってきているようだが、 車で少し遠くへ行こうとすると、腰が痛いから無理だという。 一昨年、昨年と行った桜並木は、川べりの道が両方から桜に覆いかぶされ、 まさしく桜のトンネルだ。 今年も行こうと思ったが、車で1時間はきついらしい。 ならば、近場で他の場所とも思ったが、天候や気温の不順で、いつ頃が見ごろになるのかわからず、また仕事

      • よりよい明日のために③

        ジョセフ・マーフィー「お金」と「幸せ」の法則 妻が入院したのは、先日書いた通りです。 幸い、適切な治療と本人の回復力により、当初3週間の入院予定が2週間での退院となりました。 退院後は体調面はゆっくり回復しているようですが、何しろ病気での入院は初めてだったので、時折メンタル面で落ちることがあります。 うつ状態とまではいかないまでも、元気がない時があります。 どうしてこんな病気になったのかとか、もしまた入院することになったらどうしようとか、そうなったらお金は大丈夫かと

        • 60代からの生活①~丁寧な生き方

          先日、妻が入院している時につぶやいた言葉が、 「これからは丁寧に生きたい」だった。 とても深い言葉に思えたが、さて、である。 丁寧に生きるとは、何ぞや? 何となく雰囲気は分かる。 今までのような、毎日何かに追われるような生活。 生きているのか、ただ時間を費やしているのか。 一体、何をしているのか分からない暮らし。 そんな毎日から抜け出したいという思いのことだろう。 何となくわかるが、抽象的だと感じ、調べてみた。 「丁寧な暮らしとは、日々の何気ないことに、手

        本屋大賞 成瀬は天下を取りにいく

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        記事

          再開します。

          ご無沙汰しております。 突然、いろいろなことがあり、とても書ける状況にありませんでした。 まだまだ、落ち着いた日々はもどっておりませんが、 少しずつ、再開したいと思います。 以前、よりよい明日のために②で、 「出費がかさむ時のスピリチュアルサイン」を書きました。 車の故障や、キッチンの水栓の故障の件です。 実は、その後も続きました。 年が明けてすぐ、エコキュートが壊れました。 排水ホースの水もれと思っていましたが、配管内にも異常がありました。 15年経って

          再開します。

          令和6年能登半島地震

          まず、被災された方々の、一日も早い復興をお祈りいたします。 政府、関係各所には素早い対応をお願いいたします。 正月早々の大きな自然災害となりました「令和6年能登半島地震」について、 現時点での情報をまとめました。 令和6年1月1日16時10分頃、能登半島を震源とする地震がありました。 マグニチュード7.6、深さ16キロ、最大震度7の大規模地震でした。 揺れた範囲は能登地方に留まらず、全国に及びました。 一時は、大津波警報が発令されました。 それは2011年の東日本大

          令和6年能登半島地震

          「もののあはれ」の作家 紫式部

          「源氏物語」の作者として、あまりにも有名な「紫式部」。 しかし、作品の割にはその生涯はあまり知られていません。 大河ドラマで注目されている、「紫式部」の生涯やその作品について 調べてみました。 ① 出生から幼少期 紫式部の生まれた年は特定されていません。 970年(天禄元年)から978年(天元元年)の間に生まれたと言われています。 父親は学者で詩人の藤原為時です。母親は藤原為信の娘です。 紫式部の本名は「香子」だという説もありますが、真偽はわかりません。 藤原為時は

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          「もののあはれ」の作家 紫式部

          よりよい明日のために②

          出費がかさむ時のスピリチュアルサイン 今回は「出費がかさむ時」についてです。 先日こんなことがありました。 私の車が、走行中にオーバーヒートを起こしました。 原因は、走行中に少しずつ冷却水が漏れていたことでした。 修理費用として6万ぐらいと言われました。 普通なら修理を頼むところですが、実は半年前にも故障して、 2万で修理したばかりでした。 その車は、15年ほど乗っており21万キロ走っていました。 次の車検は無理だろうと思っておりました。 車検は1年残っており

          よりよい明日のために②

          金運に恵まれている人の実践していること

          最近の物価高には困ったものですね。 何もかも、ほとんどのものが値上がりしました。 にもかかわらず、収入はあがらず、 家計に四苦八苦する主婦の方のコメントを、 テレビでよく見ました。 そんななかでも、金運に恵まれてる人はいるものです。 では、どうすれば金運に恵まれるようになるのでしょうか。 それは、実際に恵まれている人の真似をするのがよいのではないでしょうか。 では、どうするか。 それは、家をパワースポットにしちゃうことです。 そのためには、まず心がけること

          金運に恵まれている人の実践していること

          介護の問題 ② 看取りについて

          先日、勤務先の老人介護施設で女性が亡くなりました。 死因は老衰で、97歳の大往生でした。 2週間ほど前から食事量が減り、点滴で水分補給することが増えました。 しかし、点滴をする際の針は同じところには刺せません。 元々血管が細かったその方は、点滴をできる場所が無くなり、 口からの摂取しかできなくなりました。 ただ、経口摂取が難しくて始めた点滴でした。 水分不足、脱水が起こるのは目に見えていました。 見て頂いている医師と家族との相談の上、看取りが始まりました。 そして三日後、

          介護の問題 ② 看取りについて

          創作⑤ ストップウォッチ

          会社からの帰り道、ふと気づくと中年男性が何かを探している。 「どうしました?何かお探しですか?」 「家の鍵を落としてしまって」 「それは大変ですね」 一緒に探すと、鍵はすぐに見つかった。 「おかげで助かりました。ありがとう」 そういうと、男性は腕の時計を外した。 「お礼と言っては何ですが、これを受け取ってください」 それは、ストップウォッチ付きの時計だった。 「こんな立派なものを頂くわけには」 「そう言わず受け取って頂けませんか」 どうしても、と言われ断る理由もないので、厚意

          創作⑤ ストップウォッチ

          創作④ 60歳の悪あがき

          先日、妻が60歳の誕生日を迎えた。 半年先に60になっていた私は、 こちらの世界へようこそ、とお祝いした。 妻は、私はもう年をとらないの、と言う。 だんだん年は減って、若くなるのだそうだ。 そんなことがあるもんか、 という言葉を飲み込む。 まあ、そういうことにしておこう。 私は、その場をおさめる。 ところで、60歳は高齢者の入口だとご存じだろうか。 まあ、年金を受け取れる年齢だからなあ。 でも、満額もらうのは65歳だよね。 じゃあ、高齢者は65歳からで

          創作④ 60歳の悪あがき

          ①介護の問題

          私は介護士としては4年目です。 勤務先の施設には、当初派遣で従事しましたので、 職員としては、2年目になります。 介護の資格は持っておりませんので、 国の方針もあり、昨年認知症基礎研修を受講しました。 介護の経験はそれなりにあるものの、 知識は乏しいのが実情です。 そんな私でも、現在の介護関連に関する問題は気になります。 特に気になるものは、自宅などで介護することです。 施設での介護は、問題が表に出やすく、 ある意味守られているように思います。 でも自宅での介護は

          ①介護の問題

          創作③ エッセイのようなもの 「人間って、面白い」

          私は、午前中だけ薬局に勤めている。 それは、本職が昼からの勤務だからだ。いわゆるダブルワークである。 時間が短いので、ほとんどレジに入っている。 そこでは、客と言葉を交わすことが多いが、なかなか面白い人、変わった人が多いなと思う。 例えば。 勤める薬局の向かいにはパチンコ屋がある。 ある日、老人男性が来店した。タバコをくれという。 希望銘柄のタバコを渡すと男性は、 「あんたんとこは、タバコが安くていいなあ」と言う。 どういう意味かと考えていると、 「あそこは1万だしてもタバコ

          創作③ エッセイのようなもの 「人間って、面白い」

          創作② 雨やどり

          家の前で、2人の男が話している。 「いや、参りましたな」 「本当ですね。突然降ってきて困ったもんだ」 どうやら雨やどりらしい。 だとしても、ちょっとどいてくれないかな。 「天気予報は、雨が降るなんて言ってなかったですよね」 「本当に。最近の天気予報は当たらないから困る」 分かってんなら、傘用意しとけば? っていうか、そこをどいてくれないかな。 「まだ、やみそうにありませんなぁ」 「そうですね。このあと大事な商談があるんですが。困りました」 「私も大事な商談があるんです

          創作② 雨やどり

          創作① 「断じて、私は太っていない」

          体重は70キロだが、断じて私は太っていない。 ただ、ぽっちゃりと見えるだけである。 その私が、昨年の健康診断で60キロ台の体重になった。 170㎝の、60歳の私にとって、 何と数十年ぶりに見る数字である。 その時の私の歓喜たるや、想像してもらいたい。 私は勝手に、理想体重は65キロだと公言している。 20代の頃は50キロ台だった体重も、 結婚、そして年齢とともに成長し、 今や見事70キロ台になっていた。 それが、何と70キロ台を切った。 これは理想体重に近づけるチ

          創作① 「断じて、私は太っていない」