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表現の自由の限界-SNSで2人以上が去る不快な表現もSNS側は保障するべきか-
先日、手嶋さんから「表現・ファンと炎上社会」の感想記事として以下のNoteが公開されました。
記事内の冒頭「まえがき」にて、以下の主張があります。
端的に要約すると「企業や公的機関が表現を取り下げることを支持する人は、表現の自由の思想と反している」と主張されています。
私はそうは思わないので、以降で理由を述べたいと思います。
1.企業がユーザーの表現の拡散に協力しないことを支持することは、表
「正義の暴走」とは何か-嫌われる正義、正義が悪に陥る時-
他人に暴力を振るい、拘束し、財産を奪い、殺す。
突然ですが、これらの行為は「悪」でしょうか。
恐らく、多くの方が「悪」であると思われたでしょう。
しかし、これらは正義の執行者たる警察官や裁判官、正義のヒーロー達の行いでもあります。
少し驚かれるかも知れませんが、一旦彼らの行動にだけ着目してみてください。
警察官は犯人を力で制圧し、拘束して自由を奪います。
裁判官は罪人に罰金を課して財産を奪い
手嶋海嶺さんのNote「プラットフォーム事業者と「表現の自由」:アメリカの最新裁判に迫る!」への感想
本記事は手嶋海嶺さんのNote「プラットフォーム事業者と「表現の自由」:アメリカの最新裁判に迫る!」への感想です。
手嶋さんの記事をご一読いただいていることを前提としており、各所で前提情報や単語の解説を省略しますので、読みにくいかもしれません。
私個人の備忘録くらいのイメージでご覧いただければ幸いです。
今回題材にさせていただく手嶋海嶺さんの該当Noteは、アメリカにおけるプラットフォーマーへの
フェミニズムの変化-なぜフェミニストが若年層に嫌われるようになったのか-
2021年11月に電通総研が実施した「男らしさに関する意識調査」の中で、男性は若年層ほどフェミニストを嫌う傾向があることがわかりました。
The Man Box:男らしさに関する意識調査 電通総研 (dentsu.com)
過去の調査結果がないため、「男性は年齢を重ねるほどフェミニストを受け入れる傾向がある」のか、「世代間でフェミニストの印象が異なる」のかは不明です。ただし、私は後者の「世代
「平等と公平」の画像で平等より公平が適切であると勘違いしてはいけない理由
■有名な「平等と公平」の画像
人権に関わる話題で「平等と公平」に関する画像を頻繁に目にします。
その画像は以下のようなイメージです。
その画像では、塀のある外野席から野球観戦をする身長の異なる3人に、箱が与えられた2つの場面を描いています。
箱が3人に1つずつ与えられ、塀より背の低い人が観戦できない状態を「平等」とし、背の高い人の箱を低い人に譲り皆が観戦できている状態を「公平」としています。