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映画 『In Pursuit of Silence(静寂を求めて 癒しのサイレンス)』を見て感じたこと

この前、友人の友人が亡くなった。

がんが大部分に転移してしまい、亡くなったとのこと。

がん細胞を発見した頃には既にかなり拡がっており、助かる可能性は少ないと診断されたとのこと。
彼女の家族でも同じような傾向の方がいると聞くので遺伝的な要因も少しあるのかと。

彼女は70歳前半で、かなりストリクトなビーガンでした。X-ray(レントゲンでの放射線)なども避けてきた方で(電子レンジもおそらくNG)、身体、食事や私生活にかなり気を付けていた方だったので、この突然の死、彼女の容態が悪化する早さに、とても驚きました。


日頃から色々と気を付けていても、
問題の発見が遅れると、手遅れになってしまう。


「環境騒音」によって、ストレス、睡眠障害などさまざまな健康被害が引き起こされている

割と、都市で生活していると忘れがちなのは、気付かないうちに身体が感じているストレス。例えば空気、水、匂い、音、生活のノイズとか。

数年前に住んでいたシドニーのアパートの部屋なんですが、窓が多くて日当たりは良く気持ちいい時間もあるのですが、窓がちょうど隣のビルの換気ダクトなどが隣り合わせで、静かになった夜でも換気ダクトが延々と回っており、窓を完全に閉めても、完全に無音になるってことはありませんでした。

このノイズが気にならないようになるまでにまあまあの時間がかかったと思います。気にはならなくなったけど身体にはずっとノイズが浴びせられていたってことになります。

そして、この部屋から引っ越しし、かなり静かなサバーブの部屋に移った時に大きな解放感があったことを覚えています。
眠りも自然に深くなり、眠りがいいと日々の生活も楽になった感じがありました。良い睡眠はとても大事ですね。


静寂がもたらす癒しを追求したドキュメンタリー

静寂がもたらす癒し。

これを追求したドキュメンタリー映画を見つけました。
映画は、『In Pursuit of Silence(静寂を求めて 癒しのサイレンス)』です。

http://unitedpeople.jp/silence/?goal=0_35336cf0af-5232de05ec-182564784&mc_cid=5232de05ec&mc_eid=23ffa67a27

ちなみにYouTubeで誰かが勝手に上げた英語版があります、見たい方はこちら(そのうち消されると思いますが)。


ヤマップストアさんの以下のサイトでも映画と共に紹介されておりますが、ノイズの多い生活の中で、静寂を求めてしまうのはごく自然なことかもしれません。
https://store.yamap.com/articles/in_pursuit_of_silence?goal=0_35336cf0af-5232de05ec-182564784&mc_cid=5232de05ec&mc_eid=23ffa67a27



「産業革命以降に都市化が始まり、渋谷のような都市が生まれノイズが始まった。人間は遺伝子レベルで考えてみても静かな環境を望む生き物である」

環境科学者の宮崎良⽂教授は自然の中で過ごすことの大切さを伝えています。


また、これにも出てくるNature Fix フローレンス・ウィリアムズ (著)を私も読み始めました。

森林浴に出かけるなど都会のノイズを避け、自然の中に入ることで得られる効能などについての興味深い話が色々出てきます。

https://amzn.to/3EBZWPH


COVIDの影響で自宅に居ることが多くなると思いますが、時間があるときは緑や水に囲まれた自然の中で静かな時間をゆっくりと満喫する時間をもっと増やそうかなと思うようになりました。


皆さんも時間があればキャンプなど行ってみてはどうでしょうか?