久保田学園グループの教育コラム

神戸で51年続く小中高一貫教育の学習塾。 創業当初より「子どもの自立を目的とした人間教…

久保田学園グループの教育コラム

神戸で51年続く小中高一貫教育の学習塾。 創業当初より「子どもの自立を目的とした人間教育」をベースに、一人ひとりの個性に合わせて学習サービスを提供しています。【公式ホームページ】 https://www.kubotag.com/ https://3up-kobetsu.com/

マガジン

  • 小5学習法シリーズ

    小学校学習の最難関、1番学習内容が濃密な小学校5年の勉強法を徹底解説!家庭でサポートされる保護者に耳寄りな情報ばかりです!

  • 思春期のお子様をもつ保護者の方へ

    久保田学園グループコラムより、保護者の方に特におすすめの記事をピックアップしました。

  • 小4の壁シリーズ

    小学校四年生の保護者に向け 小4の子どもの発達傾向、躓きやすい学習のポイントを解説 子どもの成長に欠かせないポイントも紹介しています。

  • 子どものやる気を育むコミュニケーション術

    教育コーチングの考え方から、子どものやる気を育む、「傾聴・質問・提案」法を解説。 思春期の子どもをもつ保護者の皆さんに読んでいただきたいnoteです。

  • 学習お悩みQ&Aシリーズ

    保護者の方から寄せられた質問に、お答えします。 子どもが”自ら学ぶ習慣”を身につけるためのエッセンスを公開します。

最近の記事

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【はじめに】自己紹介とサイトマップ(4月18日更新)

このnoteを見ていただいてありがとうございます。 いつも読んでくださる方も、初めて読んでくださっている方も、 興味があるnoteを見つけやすくするためにサイトマップを作りました。 ◎自己紹介久保田学園グループは、神戸の小学生・中学生・高校生を対象とした学習塾です。神戸で創業し、明石にも展開しております。 創業50年以上、難関校・難関大学合格を目指して学習することを通して、自立し、生涯学び続けることができる子どもを育むこと目標に指導をしてまいりました。 ノートを始めたきっ

    • 【小5:三角形の面積】一言でわかる!子どもが図形を理解しているか、確認する方法を教えます!(小5シリーズ③)

      宮後:今回は、小5の勉強で詰まりやすい部分をどう乗り越えるかというテーマで、三角形の面積の求め方を例に挙げてお話いただくということで、深澤先生よろしくお願いします。 深澤:よろしくお願いします。三角形を例に挙げた理由は、小学校6年生を対象にした2021年に実施された学力テストの結果の事をまず皆さんにお伝えしたいからです。実はこの問題の正解率が55%しかなかったんです。 久保田:これは、教育業界で大変な驚きをもって受け止められましたね。これは小学校の段階ですでに図形が嫌いに

      • 小4の壁…勉強面のサポートはどうするのがいいの?【小4の壁④】

        ※この記事は、深澤英雄先生(神戸市の小・中学校で38年間教壇に立ち、教職大学院の特任教授を4年半務める。現在は和歌山大学教育学部の非常勤講師として学生の指導にあたる。)をお招きして、久保田学園グループ代表久保田勤とグループ講師宮後のお話をベースに記事にしています。 ※この記事は前回の続きです。 答えよりも、やり方・考え方 宮後:それでは、勉強面の小4の壁を乗り越える方法についてお話いただきたいと思います。注意するべき点は  ①内容が抽象的なことがふえている。やり方だけでな

        • 小学5年生 成長の転換期: 学びの壁を乗り越える親子のコミュニケーションとは?

          小学校5年生の特徴とは 宮後:前回までは、小学校4年生の保護者の方に向けてでしたが、今回からは、小学校5年生の保護者の方に向けてのお話をいただきたいと思います。深澤先生よろしくお願いします。 深澤:よろしくお願いします。小学校5年生の時期というのは、4年生に比べてずっと落ち着いてきているようには見えます。ですが、やはり最高学年である6年生に向けて蝶の幼虫がさなぎにある時のように、その内面は大きな変化が静かに始まっています。少年・少女期から青年期へと飛躍しはじめる時期です。

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        【はじめに】自己紹介とサイトマップ(4月18日更新)

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        • 小5学習法シリーズ
          3本
        • 思春期のお子様をもつ保護者の方へ
          23本
        • 小4の壁シリーズ
          4本
        • 子どものやる気を育むコミュニケーション術
          6本
        • 学習お悩みQ&Aシリーズ
          9本

        記事

          円周の求め方はどう伝えるのがよいか?【小5シリーズ②】

          ※この記事は、深澤英雄先生(神戸市の小・中学校で38年間教壇に立ち、教職大学院の特任教授を4年半務める。現在は和歌山大学教育学部の非常勤講師として学生の指導にあたる。元久保田学園の生徒でもある。)をお招きして、久保田学園グループ代表久保田勤とグループ講師宮後のお話をベースに記事にしています。 ※前回の記事はこちら 宮後:今回は子どもに学習のポイントを伝える方法を例に挙げながらお話していただくという回です。学習塾っぽくなってきましたね。小学校5年生ともなると抽象的な事が増えて

          円周の求め方はどう伝えるのがよいか?【小5シリーズ②】

          小4の壁…子どもが勉強で躓いたら?【小4の壁③】

          小4の勉強の壁:抽象的なことが増えて難しくなる 宮後:それでは前回は小学校4年生の肉体的・精神的成長や交友関係の変化についてお話を伺いましたが、今回は勉強面についてお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。 深澤:勉強面では、小学校4年生は質的な違いが出てきます。難しい言葉になりますが、”抽象的なこと”が増えてくるのです。例えば、算数だと”垂直・平行”といった概念的な言葉が増え、小数や分数など具体的に考えるのが難しい表現が増えてきます。社会でも工業地帯、理科では電

          小4の壁…子どもが勉強で躓いたら?【小4の壁③】

          小4の壁…交友関係の壁を乗り越えるには?【小4の壁②】

          交友関係の壁:ギャングエイジ 宮後:前回は、小4の壁というテーマでの精神面・肉体面の成長と友人・交友関係の変化についてお話をいただきました。今回は友人・交友関係で小4の壁に当たった時にどうすればよいのかについてお話を伺いたいと思います。 深澤:この時期は”ギャングエイジ”とも言われています。”ギャング”と聞くと”うちの子不良になるの!?”と心配するかたもいるかもしれませんが、”仲間””集団”という意味で、子どもが仲間を大切にし始める時期だと考えてください。 久保田:子ど

          小4の壁…交友関係の壁を乗り越えるには?【小4の壁②】

          小4の壁…前向きに乗り切るポイントとは?【小4の壁①】

          小4の壁って何? 宮後:先日ヤフ・ーデータソリューションズさんの記事を見ていると興味深いデータが掲載されていました。小学校4年生の保護者の方が検索している子育てキーワードの第二位が”小4の壁”でした。非常に保護者の皆さんの関心が高い言葉であることがわかります。※第一位は”子どもコロナ症状” 久保田:コロナ禍の時代で、家庭で子どもの勉強を見守る機会が増えた保護者が子どもの事が心配で色々検索されているのだと思います。小4の壁を上手に乗り切りたいというのは保護者の願いだと思い

          小4の壁…前向きに乗り切るポイントとは?【小4の壁①】

          【学習お悩みQ&A第3回③】家庭での学習の心配事にお答えします!

          今回の質問: 子どもが質問にいけない 自分で考えない ※この記事は、深澤英雄先生(久保田学園の生徒第1号 神戸市の小・中学校で38年間教壇に立ち、教職大学院の特任教授を4年半務める。現在は和歌山大学教育学部の非常勤講師として学生の指導に当たる。)をお招きして、久保田学園グループ代表久保田勤とグループ講師宮後が対談を記事にしたものです。第三回②はこちら ”わからないを解決すること”が成長のポイント 宮後:今回で第三回のお悩みQ&Aですが  子どもがわからないところを自分で

          【学習お悩みQ&A第3回③】家庭での学習の心配事にお答えします!

          【学習お悩みQ&A第3回②】家庭での学習の心配事にお答えします!

          今回の質問: 子どもが質問にいけない 自分で考えない ※この記事は、深澤英雄先生(久保田学園の生徒第1号 神戸市の小・中学校で38年間教壇に立ち、教職大学院の特任教授を4年半務める。現在は和歌山大学教育学部の非常勤講師として学生の指導に当たる。)をお招きして、久保田学園グループ代表久保田勤とグループ講師宮後が対談を記事にしたものです。第3回①はこちら https://note.com/preview/nfd6db01bc8d9?prev_access_key=7e0a61

          【学習お悩みQ&A第3回②】家庭での学習の心配事にお答えします!

          【学習お悩みQ&A第3回①】家庭での学習の心配事にお答えします!

          【今回の質問】 子どもが質問にいけない 自分で考えない ※この記事は、深澤英雄先生(久保田学園の生徒第1号 神戸市の小・中学校で38年間教壇に立ち、教職大学院の特任教授を4年半務める。現在は和歌山大学教育学部の非常勤講師として学生の指導に当たる。)をお招きして、久保田学園グループ代表久保田勤とグループ講師宮後が対談を記事にしたものです。第二回の記事はこちら https://note.com/kubotag/n/n5787ca4子どもが質問にいけない、理由を知ろう 宮後:

          【学習お悩みQ&A第3回①】家庭での学習の心配事にお答えします!

          「やってみたい!」子どもの自発行動を促すアドバイス法とは

          段階的なアドバイス 宮後:”子どもには、自分で考えて行動するようになってもらいたい”と願う保護者は多いことと思います。とはいえ、「自分で考えて行動しなさい」といったところで、困ってしまう子どももいると思います。ですが、あまり手取り足取り伝えてしまうと子どもが自分で考えなくなってしまうのでは…と悩む保護者の方も多いのではと思います。ちょうど良いアドバイスをする方法はあるのでしょうか。 久保田:確かにそのような悩みを持つ保護者も多いと思います。1から全て子どもが考えて行動を

          「やってみたい!」子どもの自発行動を促すアドバイス法とは

          【学習お悩みQ&A第2回③】家庭での学習の心配事にお答えします!

          ※この記事は、深澤英雄先生(神戸市の小・中学校で38年間教壇に立ち、教職大学院の特任教授を4年半務める。現在は和歌山大学教育学部の非常勤講師として学生の指導に当たる。)をお招きして、久保田学園グループ代表久保田勤とグループ講師宮後が対談を記事にしたものです。 前回の記事はこちら 間違えているところを見るのはツラい! 久保田:前回は、  子どもが宿題を早く済ませようとして、親としては内容の理解が心配  塾や学校の宿題を親が全くチェックしないと、子どもはごまかしてしまう  子

          【学習お悩みQ&A第2回③】家庭での学習の心配事にお答えします!

          【学習お悩みQ&A第2回②】家庭での学習の心配事にお答えします!

          ※この記事は、深澤英雄先生(神戸市の小・中学校で38年間教壇に立ち、教職大学院の特任教授を4年半務める。現在は和歌山大学教育学部の非常勤講師として学生の指導に当たる。)をお招きして、久保田学園グループ代表久保田勤とグループ講師宮後が対談を記事にしたものです。 前回の記事はこちら 見極めが重要 宮後:前回は、  子どもが宿題を早く済ませようとして、親としては内容の理解が心配  塾や学校の宿題を親が全くチェックしないと、子どもはごまかしてしまう  子どもにやり直しをするように

          【学習お悩みQ&A第2回②】家庭での学習の心配事にお答えします!

          【学習お悩みQ&A第2回①】家庭での学習の心配事にお答えします!

          〈今回のお悩み〉 子どもが宿題を早く済ませようとして、親としては内容の理解が心配 塾や学校の宿題を親が全くチェックしないと、子どもはごまかしてしまう 子どもにやり直しをするように言うと、本人は怒り出す ※この記事は、深澤英雄先生(神戸市の小・中学校で38年間教壇に立ち、教職大学院の特任教授を4年半務める。現在は和歌山大学教育学部の非常勤講師として学生の指導に当たる。)をお招きして、久保田学園グループ代表久保田勤とグループ講師宮後が対談を記事にしたものです。第1回はこちらから

          【学習お悩みQ&A第2回①】家庭での学習の心配事にお答えします!

          【受験対策】直前学習のススメ

          挫折厳禁!最後まで伸びます! 質問:成績は直前まで伸びるのでしょうか? 答え:テストの得点力は直前が一番伸びます! 成績は勉強した量に比例してまっすぐ伸びていくものではありません。むしろある日を境に、グンと伸びるものです。 春先、夏期、秋期と勉強をしてきた方がインプットしてきた知識を、直前のトレーニングで一気にアウトプットするようになると、そこで成績がぐんぐん伸びるという方が大半です。実際に久保田学園グループの高校3年生でも11月から本番までの直前が一番成績が伸びるとい

          【受験対策】直前学習のススメ