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#253【なんちゃってDAOや、オンラインサロン的な会社をつくろう!】

安倍元総理の悲報が
あまりに衝撃的で
今も心が痛みますが、

あらためてご冥福を
お祈りすると共に、

気持ちを切り替えて
文章を書いていきます。

=====

「 経営者などのトップは
常に孤独である 」
と言われます。

私自身も、
会社経営を通じて、
その孤独を感じる場面が
いくつもありました。

従来的な中央集権型社会では、
ピラミッド型の組織の頂点にいる
経営者・社長と社員の関係性は、

当然のことながら
雇用と給料が媒介となっての
関係性となっています。

雇用の契約や
給料の安定性に不安が出ると、

その関係性は
たちどころに崩れ去り、

トップから人が
たちまち去っていくのです。

もちろん、
経営者などのトップは、
「それありき」の覚悟で
経営や組織運営を続けている
はずであって、

責任の所在は全て
トップ自身にあることを
常に自覚すべきです。

トップの気持ちは、
社員に代表される、
組織の構成員の方からは
なかなか理解されずに、

トップの精神的な孤独は、
中央集権型組織の中では
どこまでいっても解消されません。

その孤独なり
プレッシャーを力強く
乗り越えてきた経営者なり
組織のトップが、

今も多くの会社や組織を
成長させて発展させ続けて
いるわけです。

=====

ただし、
これから発展していくはずの、
DAO(自律分散型組織)
の中では、
トップのあり方が
間違いなく変わります。

株式会社でいうところの
株主や取締役というポジション
自体が存在しておらず、

そもそも株式という
概念すらありません。

「取りまとめ役」のような存在は、
もちろん必要となりますが、

基本的にDAOの中では
組織の構成員それぞれが、
利益と責任を分け合う形となります。

つまり、
トップや上部構成員に
利益という果実が
集中しないかわりに、

責任の所在も
トップに集中することがない
ということです。

実は、この責任の所在が、
株式会社のような中央集権型組織から
DAOのような組織に移行する際に、
大きな問題となりそうです。

特に私たち日本人には、
何か不祥事や問題があった場合に、

社長などのトップの責任を
「目に見える形で」
明らかにしなければ
納得できない国民性があります。

記者会見を開いて、
トップに頭を下げさせるという
分かりやすい謝罪が
常に求められます。

そして、
常に孤独な存在である
社長・経営者・トップ。

=====

「 これじゃあ、
社長なんて割に合わない! 」
と思われるでしょうが、

そんなことはありません!

最初から何十人・何百人も社員がいる
会社の社長になるならともかく、

フリーランスから始めたり、
ゼロから会社を作って起業する場合は、

まずは、あなた一人から
始められるからです。

そして、
これから起業される方は、
ぜひオンラインサロンのような
形態から始めてみてください。

DAOのような組織は
今の社会では、
まだ難しいでしょうが、

「 なんちゃってDAO 」
「 オンラインサロンのような会社 」
なら、出来ないことはないはずです。

ましてや、
最初から組織を自分でつくるなら、
より作りやすいですよね?

固定概念やバイアスに
とらわれることなく、
自分の好きなように
組織を構築してみましょう!




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