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Googleが定義した "優れたマネージャーの8つの条件"

前回の記事では
「リーダーに求められる統率力の向上」というテーマについての
ひとつの考察として
「リーダーに大切な5つの資質」についてお伝えしました。

今回は、Googleが定義した
「優れたマネージャーの8つの条件」についてお伝えしていきます。



|リーダーの資質


新規事業・商品開発のマネージャーやリーダー、
そして企画担当の方々は
関係部署をリードするのがメインの仕事。

リーダーシップは不可欠です。

そこで必要となるのがリーダーの資質。
私がまず大切と考えるのは以下の5つです。

①ビジョン、目標、ゴールを明確にする
②計画力とスピード
③判断する、決断する
③コミュニケーション力
⑤ネアカである

詳細についてはこちらの記事をご覧下さい。

|Googleの定義した ”優れたマネージャー” とは


2009年にGoogleは
"プロジェクト・オキシジェン"と言う名のプロジェクトで、
優れたマネージャーやリーダーはどのような行動をしているのか
について1万人の従業員を対象に大調査を行いました。
1年をかけた大きな調査だったとのこと。

そして
”優れたマネージャーの8つの条件” として
以下のように定義しました。

1 よいコーチである
2 部下に権限を委譲し、マイクロマネジメントはしない
3 部下の成功と幸せに関心を持っている
4 くよくよしない。生産的で結果志向である
5 そしてチームの声をよく聞き、活発にコミュニケーションしている
6 部下のキャリアについてサポートしている
7 明確なチームのビジョンとそれを実現する戦略を持っている
8 チームにアドバイスができるように技術的なスキルを磨いている


いかがでしょうか?

実は、この8つの条件はその順序も重要な要素になっているのです。

|よいコーチであれ


まず一番初めに、
よいコーチである
と定義されています。

ここに注目してみましょう。

リーダーのあり方に対する考え方は近年ではずいぶん変化しています。

チームとして課題解決への正解が分からない中
メンバーが自発的にチャレンジしていく風土をつくるためには
昭和のような指示命令型スタイルではなく、
伴走型のスタイルであることが重視されます。

よいコーチであるというのは、
伴走型のスタイルでメンバーをまとめていけるコーチであるとも言えます。

そして、よいコーチであれば、
2~7の要素

2 部下に権限を委譲し、マイクロマネジメントはしない
3 部下の成功と幸せに関心を持っている
4 くよくよしない。生産的で結果志向である
5 そしてチームの声をよく聞き、活発にコミュニケーションしている
6 部下の将来のキャリアをサポートしている
7 明確なチームのビジョンとそれを実現する戦略を持っている

は、必然的についてくる素養です。


私自身コーチングを学んで、このことを強く実感しています。

企業でのコーチング活用について
朝日新聞社運営のツギノジダイに寄稿していますので
ご参照ください。

「コーチングとは?
活用場面とその効果、スキルをわかりやすく解説」

コーチングについて分かりやすく解説しています。
ご参考になれば幸いです。

|Googleプロジェクト・オキシジェン


Googleプロジェクト・オキシジェンについては
ピョードルさんの本が有名です。

「世界最高のチーム
グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法」


"Google プロジェクト オキシジェン "と検索すれば、
他にも参考記事がたくさん見つかります。


私の考えとしては
会社の中では、場面に応じて指示命令と伴走の両方が
必要だと思っています。

有事:指示命令
平時:伴走


この2つをしっかりコントロールしていくことが大切です。

孫子の兵法にも同様なことが書かれていますね。

プロジェクトの推進にぜひ参考にしてみてください。


なお、「コーチング」により深い関心をお持ちの方は

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も随時開催していますので、遠慮なくご参加ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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