白神敬太(新規事業・商品開発プロジェクトチームコーチ/国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ)
ソニー(株)で約25年、独立して4年約30社の新規事業・商品企画に携わってきた経験から、企画やプロジェクト現場へのヒントになる記事をまとめています
新規事業開発や商品企画にかぎらず、ビジネスのヒントとして読んでもらえればと思い書いた記事をまとめています
コーチング・チームコーチングについて クリエイターさんが書かれた興味深い記事、 および自分の記事をまとめました
世の中には数多くのビジネス戦略があふれています。その中で気になっている戦略を自分なりに再構築し、まとめています
世界初、日本初、業界初、などなど、”○○初”と世に出る商品はインパクト大です。ファーストワンについての記事をまとめています
はじめまして。 白神敬太と申します。 ソニー(株)で約25年間商品企画、新規事業に携わり、 100を超えるプロジェクトに関わってきた経験を 広く社会に還元したいという想いで 2020年、株式会社プリミスを立ち上げました。 企画マンとしてこれまで自分が経験したり考えたりしてきたこと、 そして今現在、新規事業・商品企画コーチ・コンサルタントとして お客様と一緒にプロジェクトを進めていく伴走型支援で活動していく中で日々感じたこと、 などを綴っていきたいと思っています。 記念すべ
新規事業開発や商品開発においてプレゼンテーションは切っても切れない 重要なタスクですよね。 皆さんも大なり小なり、数々のプレゼンをされていることと思います。 さて、一言でプレゼンと言っても、社内向けのプレゼンなのか 社外向けなのかによって留意すべき点がちがってきます。 今回は、まずは社内向けプレゼンテーションの技術についてお伝えします。 |社内プレゼンの技術 新規事業開発や商品企画のプロジェクトを進めるためには、まずは社内で 企画をGOしてよいかという決裁を通さなけれ
「新規事業開発、成功の秘訣は?」 新規事業開発に携わる人なら、とても気になるポイントですよね。 残念ながら一言で これだという ”成功の秘訣” はありません。 ですが、この問いに最近はこう答えています。 「フットワークの軽いチームはうまく進んでますよ!」 |成功するチームは現場に出ている新規事業開発の進め方は人それぞれ。 部やチームでの考え方もいろいろあるでしょう。 確かに会議室でアイデアをじっくり練るという進め方もよく目にします。 しかし、その時間があるならば私は
新規事業開発において、パートナー開拓は 成功へのひとつのカギになります。 パートナーを得るためには相手にどのようにアプローチしたらよいのか。 今回はパートナーをうまく開拓していくために有効なポイントを お伝えします。 |パートナーへの語りの3つの視点現在いくつかの新規事業開発チームとパートナー開拓の活動中です。 活動の中で感じるのは、 パートナーをうまく開拓できるチーム、つまり、強いチームの特徴は パートナーとして共にプロジェクトを進めたいと思うアプローチ相手への 語りの
今回の記事では、新規事業開発を進める上で実は大変重要な 「上司・上層部との向き合い方」についてお伝えします。 |上司・上層部の理解と承認は必須 先日の記事#171では 「新規事業開発での上層部からの指示への対応方法」 についてお伝えしました。 今回お伝えすることは、上司・上層部との向き合い方という点で少し関連してくる内容です。 上記の記事では、上司や上層部からの理にかなわない、あるいは現場の混乱を招くような指示についてはうまくかわすことも必要だと言いましたが、 実際には
今回は新規事業や新商品・サービスの企画推進においてとても効果的な 「MVP」についてお伝えします。 |MVPとは MVPとは Minimum Viable Product(ミニマム・バイアブル・プロダクト)の略で 「最小限の価値を持つプロダクト(商品)」 を意味します。 とは言え、MVPにはきちっとした定義はなく、様々な解釈があります。 新規事業や新商品・サービスの企画推進でMVPという場合 基本的には、企画段階においての 口頭やプレゼンテーション資料ではなく、実際に価
新規事業や商品開発においてユーザー調査・市場調査は欠かせません。 しかし、その結果を鵜呑みにすることには危険が潜んでいます。 今回はユーザー調査に潜む危険性についてお伝えします。 |ユーザーは答えを持っていない 新規事業や商品開発においてユーザー調査は重要です。 しかし、 「こういうものが欲しい」 「こういうものがあったら便利だ」 といったユーザーの声から、その望んだとおりの製品を世に出して 本当に売れるのかというのは別問題です。 ユーザーは答えを持っていません。
こんにちは いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。 このたび銀座コーチングスクール(GCS)にて インタビューを受ける機会がありました。 チームコーチングなどについて語っております。 よろしければ是非ご視聴ください。 ※ 新規事業開発や商品企画に携わる方の「お役立ち情報」として 以下の資料が無料にてダウンロードできます。 どうぞご利用下さい。 【新規事業開発・企画構想30チェックリスト】 【白神式企画構想書テンプレート(ppt版)】 ※ 株式会社プリミス
プロジェクトを進めていく課程では、 本社や上層部からいろいろな指示が降りてきます。 その指示が「的を得ている」あるいは「理にかなっている」のであれば 素直に従えばよいのですが、残念ながら全てがそのような指示であるとは 限りません。 今回はそういった場面でどうしたらよいかについてお伝えしたいと 思います。 |田村潤氏の著書にみる「本部からの指示」への対応方法 前回のnoteでは 元キリンビール株式会社副社長田村潤氏の著書 「負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つ
先日オンラインで 元キリンビール株式会社副社長 田村潤氏の講演を聴いたのですが、 その田村さんの著書にとても共感しました。 今回のnoteでは この田村氏の書籍の紹介と共に、私の所感などをお伝えしたいと思います。 |「負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つの方法」 内容は、簡単にいうと キリンビール高知支店の営業チームが自ら実行する集団となり、 アサヒビールを抜いて業績を上げていくという実話です。 ここで語られるエピソードは、まさに 新規事業や商品開発プロジェ
9月から新たに2件の新規事業開発プロジェクトのご支援が始まっています。 私も毎回新たな気持ちで新規事業開発に関わらせていただくのですが、 今回は、新規事業開発の初期段階で気をつけるべきことについて お伝えしたいと思います。 |初期段階で避けるべき議論 新規事業開発の初期段階でのディスカッションは 以下のようなテーマで行うことが多いですね。 ・新規事業の大きな方向性を検討する ・既存の課題についての意見を出す ・新製品や新サービスの粗いイメージを出す ・市場参入戦略を立てる
新規事業開発やプロジェクトチームでは メンバーの士気、モチベーションを保つことが重要です。 リーダーの皆さんはチームのモチベーションをいかに維持していくかに 多かれ少なかれ頭を悩ませていることと思います。 今回の記事ではチームのモチベーションを維持するために リーダーに実践して欲しい4つの承認についてお伝えします。 |チームのモチベーションを維持するには 先日、プロジェクトリーダーとのミーティングで どうしたらメンバーのモチベーションを維持できるのか という話題があがり
元ソニー副社長 大曽根幸三さんの "大曽根語録" に 「難しいは可能、不可能は割り切れ!」 という言葉があります。 難しくて不可能なのか 難しくてもできそうなのか 新規事業開発は、可能か不可能かを判断し もし「困難でも可能」と判断したのなら 前に進む心意気をもって前進しましょう。 |新規事業は難しいのがあたりまえ 新規事業開発の場で議論をしていると 「そのアイデアは実現が難しそうですね」 というコメントをよく耳にします。 あるいは、企画担当者自らが 「XXXは難しいで
|その資料、自社視点になっていませんか? 日々、新規事業開発のサポートをさせていただいていますが 支援している企業様で社外向け資料を拝見する機会がよくあります。 そこには、ある共通の課題が見られます。 それは... ”ほとんどの内容が自社視点になっている” ということです。 例えば ・自社の技術の説明 ・商品の説明 ・自社都合に見える目的の記載 など。 ちょっと見返してみて下さい。 社外向けのその資料、自社視点になっていませんか? |自社視点は社外の相手の心に響
皆さん、「自己効力感」という言葉をご存知ですか? 新規事業開発や商品開発プロジェクトチームにおいて 自己効力感を高めることは、プロジェクトの成功に大きく寄与します。 今回は自己効力感の高め方についてお伝えします。 |自己効力感とは?自己肯定感との違い 「自己肯定感」という言葉なら聞いたことがあるという方は多いはずです。書籍もたくさん出版されていますね。 「自己肯定感」は今の自分や過去の自分を肯定することです。 今の自分の ・好きなところ、嫌いなところ ・よいと思うところ、
新規事業開発や商品開発において ターゲットユーザーを明確にするにはどうしたらよいか というご相談がありました。 今回はターゲットユーザーを明確にする 考え方をお伝えします。 |コンセプトのフレームワーク 以前ご紹介した 「コンセプトのフレームワーク」 覚えていらっしゃるでしょうか? コンセプトのフレームワークは 次の4つの要素で構成されています。 実は多くのプロジェクトで フレームワークにある「誰に?」に 該当する ”ターゲットユーザー” が 明確にできていない場合が