時間を愚弄
時間が命である事を忘れる者は多い。
「時は金なり」という下卑た表現があるが、とんでもない。
時間というモノを愚弄しすぎた視点と言える。
「時は命」
大げさでもなく、ただの事実。
我々は1秒1秒死へと近づいている。
昨日よりも今日の今は死に近づいている。
子供のように、1秒も無駄にしない程に遊びつくすのは素晴らしい行為。
大人はどうじゃ。
「小利口」なだけで、何をしているか不明。
〇ある者は、<飽くなき貪欲の虜>になってしまう。
欲をコントロールできないのは「未熟」
脳のコントロール障害という事。
知識不足やら、経験値不足。そこからくる「学び」の少なさと言える。
食欲・性欲・睡眠欲・所属欲求・承認欲求。
そんなものをコントロールするのが「人間」という生物。
餓鬼畜生にはできぬ高等な脳をもつ人間やからこそ、できる事。
が、
産まれてきて、1回の人生を「欲望」の為に生きるなら、それもよい。
後悔せぬように。
〇ある者は、<精出す労役に呪縛>される。
過労死などその最たるもの。
「なぜ働くのか」その問が少なすぎる。
皆無の者もおるやろう。
問続けるべき。「なぜ、働いている?」と。
常識・無意識・周りに合わせて・生きていく為・・
そのレベルの思索しかないのではないか。
やからこそ、労役に呪縛なんよ。
生きていくため?
いやいや、それなら自給自足でもよかろう。
旅人となり、世界をまわる事もできよう。
生きていくというだけならば、働かなくても実現可能である。
特に日本では余裕でね。EASYGAME。
もう1度問う。
「なぜ働いている?」
その答えが見ていない限り、あなたの時間は湯水の如く流れるだけ。
気が付けば高齢者となり、年金という国の餌に飛びつくという他人が創造した世界に浸かるしかなくなる。
で、こう言うかもしれぬ。
「自分の人生って何やったのか」と。
会社に尽くした?組織に忠誠をしてきた?売上に貢献した?
違う。
全く違う。
もっともっと考えよ。
あまりにも思索が足りていない。
他人を生きすぎとる。
自分という世界がどこにもない。
自分の命である時間を使用して、あなたは働いているはず。
なのにその「時間」をなぜそこに使用しているかを考えていないなんてのは恐ろしい行為。
今すぐに「時間」への敬意を思い出すべき。
あなたも、僕も、
今日、今この瞬間死ぬ可能性はある。
誰も明日を保証してくれない。
今、あなたは何に時間を使用しているのか。
それが「人生そのもの」である。
なぜ欲望まみれなのか。
なぜ欲望をコントロールできぬのか。
なぜサラリーマンやっているのか。
なぜ自営業なのか。
なぜフリーランスなのか。
問い続けねば、いけない。
なんとなく。
で定年退職を迎え、静かに余生を。
なんてのが幻想であった事を突き付けられた令和
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