肉体という国境を安全に旅するために必要な、ワンナイトラブのパスポート、その名はコンドーム。:越南誤報 Vol.1

はじめまして。moonariaと申します。

フェティッシュ、料理、オカルト、都市伝説をこよなく愛するホーチミンシティ在住で引きこもりのバイセクシャルです。

ベトナムを中心としたものすごーく偏った東南アジアの日常をひたすらゆるゆるとお届けします。

まずは、大人同士が後腐れなく楽しく気持よく安全に遊ぶために絶対に必要なアレ!つまり『コンドーム』の話をしようと思います。

『コンドーム』っていう単語、世界どこでも共通の言語かと思いきや、意外と通じないエリアってあるんですよ。

よっぽどの観光地ど真ん中なら大丈夫なのですが、大規模な商業都市でもちょっとローカルエリアに入るとなかなか難しいんですよ。

田舎から出てきたばかりの学生が働くコンビニとかね。

旅のついでに『そういうお店』で女性をお買い上げする場合にせよ、どっかのクラブや屋台で意気投合した女の子と後腐れなくワンナイトラブしようと思ったら絶対に必要だし、相手が誰だろうと、相手がピルを飲んでいようと、特定のパートナーになる気のない相手にはコンドームが必要です。

それで、わたしが暮らすホーチミンシティで、以前こんなことがありました。

あるロックミュージシャンが、ベトナムでライブをしたとき、彼のリクエストで『そういう店』に女の子を買いに行こうという話になり、その前にコンドームを買おうと言う話になりました。

(もちろんプロだから必ず持っているんだけど、彼女達は女衒屋からの少ない取り分でやりくりをしているから、こういう心遣いができるほうが好ましいです)

ところがそこのコンビニは田舎から出てきたばかりのバイトばかりだったのでしょうか?

『コンドーム』『スキン』『サック』と言っても首をかしげて顔を見合わせて困っています。

『ゴム』って言ったらいかにも素朴そうな店員が笑顔でヘアゴムを渡してきて

(しかも可愛かった)

違う。そうじゃない。間違いじゃないがコレジャナイ。

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