「正直に話すと…」に感じるうさん臭さ。結局、普段の言動がどのくらい誠実に映るかが信頼関係のカギ。
「うわっ。ぜったい何か裏がある」
ひさしぶりに、そういう経験をした。
話してくれている相手は
「実は…今まで話していなかったんだけど、正直に言うね」
と、声のトーンだけは神妙な様子だったのだが…。
実は…からはじまった長セリフであった。20分くらい一人で話していただろう。こちらの様子も気にせず、ほぼ棒読みで語られるセリフに「一生懸命覚えたんだろうか」とも思った。
彼の話した内容は、聞いていた全員が前々から「実態はそうだろう」と思っていたことだった。
「本人の口からでるとき