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皮肉交じりの冗談を使いこなすには。流行りが過ぎたら引っ込めて次に乗る勤勉さが必要。

時代背景もとらえたうえで、皮肉を交えて言いたいことを言う。
簡単そうで難しい匠の技。と思う。

今日読んだコラムで紹介されていたエッセイ、今の時代なら炎上、出版社謝罪もありそうと思った。昔のエッセイなのだから仕方ないのだけど、「こういうのがウケたのか」と思うとげんなりした。

皮肉が効いた冗談や風刺は、その場その時だから面白いのであって、元ネタになる流行がすぎたら速やかに引っ込めるべきなんだろう。
似たような調子で言いたいことを伝えたいなら、常に時代の流れを追って合わせる勤勉さが必要なのではないか。

風刺作家や風刺をウリにしている芸人さんは大変だなと思う。

その筋のプロではない人を観察すると、昔ウケたアレコレをいつまでも引きずって話題をさらおうとする人を発見することがある。プロではないから仕方がないとはいえ、「新しいエピソードをもってこれるような経験しなかったのかな」と観ていて痛々しい。

その時の流行に合わせて比喩や皮肉を使い分け、誰にでも伝わるような言い回しができるのは素敵だ。

しかし、そのテクニックを使うには「流行が過ぎたら引っ込めて、新しい流行に合わせて変更する」機敏さと勤勉さが必要だ。


読んだコラム

「風が吹けば」

思ったことを箇条書きに

朝日新聞連載『日本亭主図鑑』

発売された時代が時代だし、買う気はしないけど…。

首相候補についてこの連想ゲームをやってみるという話のようだ。

「やりくりは苦しくなる」は当時の有名な発言を皮肉ったものなんだろうけど、元ネタがわからないなぁ…。残念だ。

風が吹けば桶屋が儲かる式で上を揶揄するのは面白そうだけど、会社でやるのはほどほどにしておかないと首が締まりそうだ。

こういう皮肉交じりの冗談は元ネタの鮮度が高いうちに消費しないと意味がわからないだけになるんだろうなぁ。

日本亭主図鑑も、昔はうけたのかもしれないけれど、いまはミソジニーの塊という話になりそうだし(Amazonのレビューにはそういうものがあった)

自分の主張を決定

皮肉交じりの冗談を使いこなすには。流行りが過ぎたら引っ込めて次に乗る勤勉さが必要。

材料を書き出す

昔のコラムだから仕方がないのだけど、「今の時代だったら決して許されない」という内容が「面白い」「示唆に富んでいる」「興味深い」と紹介されることがある。

今なら女性蔑視だミソジニーだと大炎上。なんなら出版停止くらいはあるかもしれない。

そんなことを言い始めたら、今のコラムやエッセイだって、未来の誰かから見たら「トンデモ」なのかもしれないけれど。

皮肉が効いた冗談や風刺は、その時その場だから面白いのであって、元ネタになる流行がすぎたら速やかに引っ込めるべきなんだろうなと思った。

昔ウケたアレコレをいつまでも引きずって話題をさらおうとする人もお見掛けする。当時が絶頂で何一つ変わっていないんだろうか。新しいエピソードをもってこれるような経験しなかったのかなと観ていて痛々しい。

(そばにいない分には観察対象としてたいへんに面白いケースもある)

流行に乗るのはミーハーなんて言う人もいるけれど、いいたいことをすっと伝えるための手段として流行を交えた皮肉があるなら、それも使いこなせるようになりたい。

できれば他が傷つかないレベルで。


400文字程度の文章にまとめる

  • 推敲して、ロジックを整える

使っている本の紹介

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やり方が掲載されている記事

文章を書く練習のやり方は、こちらの記事を参考にしました。

アイキャッチ画像は、wrtn を使って生成しています。


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