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訪問マッサージの技術について 其の④ 「引く意識」と「相手の体に迎えてもらう」という事
マッサージの師匠から教わった事を高齢者、障がい者の方が対象の訪問マッサージの施術に落とし込んで僕が現場で使っている方法や考え方を紹介するシリーズ。
前回までの記事はこちら
こちらの記事で、指圧の基本となる所をまとめました。
今回は、実際に見つけた凝りに対してどうアプローチしていくのかという点を、師匠の言葉を元に深掘りしていこうと思います。
訪問マッサージは筋肉や骨の弱い方に対応させて頂く事が
訪問マッサージの技術について 其の③ 手は脱力したまま、骨盤の動きで圧を入れる
マッサージの師匠から教わった事を高齢者、障がい者の方が対象の訪問マッサージの施術に落とし込んで僕が現場で使っている方法や考え方を紹介するシリーズ。
前回までの記事はこちら
さて、脱力をして相手の固い所をみつけたら、いよいよほぐす段階に入ります。
しかし最初はもみほぐす「揉捏」は難しいと思います。
まずはジーッと固い所を捉えて押す「指圧」をしてみましょう。
【指圧三原則】
指圧には
垂直圧
訪問マッサージの技術について 其の② 脱力とフェイバリット指先
マッサージの師匠から教わった事を高齢者、障がい者の方が対象の訪問マッサージの施術に落とし込んで僕が現場で使っている方法や考え方を紹介するシリーズです。
マッサージの基礎にして、おそらく一番の難関。
それはすなわち
脱力。
これが、難しい。
でも最初に解説をしておきたい。
※前回までの記事はこちら
【「鳥谷のバッティングは天才だと思う」】
脱力、と聞くと
師匠がポツリと呟いたこの一言をいつ
訪問マッサージの技術について 其の① 導入
誰もが最初は駆け出しなのだが、特にマッサージの仕事は国家資格をとってからがスタートという感が強い。
自分のデビューの時を思い起こしてみれば、介護の非常勤の経験があったとはいえ、退職する先輩に1週間だけ同行してもらっていきなり現場にぶっこまれた事が思い起こされる。
しかもその先輩に
「私とあなたとではベースになっている技術が違うから教えられない」
と言われてしまった。
そんなわけで、文字通
訪問マッサージ、どうやって人材育成をしていくのか
訪問マッサージ、どうやって新人を育成するのか問題が結構根深い。
僕自身は新卒で訪問マッサージの現場に入ったが、最初の2〜3年は結構やらかした。介護の経験はあったが、それでも対処しきれずクレームという展開が多かった。
どこかである程度経験があるとまた違うのだろうけど、それだと今度は中途採用。つまり経験者しか雇えなくなるから長い目でみると人材不足に悩まされる事になる。
最初の数ヶ月は同行訪問を入