等身大の結婚式
関東も梅雨入りしましたね。
ジメジメした日が続きます。。。
6月といえば、ジューンブライドということで、私の結婚式をご紹介。
(式を挙げたのは11月だけども。)
まだコロナ真っ只中だった2020年11月某日。私たちは結婚式を挙げた。
会場には夫と私。(その他スタッフ)
結婚式場にゲストを呼んで良いのだろうか。
式の後、感染者が出たら招待した私達の責任になるだろう。
ということで、ZOOMによるオンライン結婚式となった。
今となっては対応している結婚式場は増加傾向にあるが、当時はまだまだ希少だった。数件問い合わせしてみて、対応可のところもあったが、こちらの求めているものに応えることのできるところはなかなかなかった。
そこで私達は自分達で作り上げようと決めた。
会場選定
自分達で作り上げるといっても、会場と衣装はそれらしくしたい。ということで、少人数向けの式場を選定した。式場側にお願いしたのは、
・衣装関連(手配・着付け)
・ヘアメイク写真撮影(和装前撮り、当日ドレスでの撮影)
・司会者手配
・ウエディングケーキ、ブーケ手配
のみである。ある程度融通の効くところであったので、オンラインで中継したい、という条件での細かい要望に応えて頂き、とてもありがたかった。
ゲスト参加
せめて両親だけでも会場に来ればよかったのではないか。そんな声もありそうだ。呼ばなかった理由は2つある。
1つめは夫側のご両親が遠方に住んでいる為。新婦側(私)は東京なので何とか来れそうだが、新郎側(夫)は北海道、そして高齢なので安易に来させられない。
2つめは新婦側(私)の両親が離婚している為。いわゆる熟年離婚(私が成人してから離婚した)しており、良くない理由で別れたのでお互い顔を直接合わせるのをなくしたかった。
ゲスト総数はお互いの家族友人各15名程、合計30名となった。少ないと思われるが、オンライン中継の為、万一の通信トラブル回避の為である。
コース料理の代わりに…
披露宴の楽しみの一つといえばコース料理だろう。
今回は予めゲスト宅に料理に代わる名産品を発送した。
お品書きは自作で添えた。 ~お品書き~
・高級ハム(北海道名産)
・高級チーズ(北海道名産)
・レトルトビーフストロガノフ(北海道名産)
・パウンドケーキ詰め合わせ(式場のある横浜の名店)
・スパークリングワイン
・シードル(ノンアル希望の方)
ハイブリッド挙式
ゲストは画面を長時間見続ける為、疲れも出てくる。宴の時間は40分程度と設定した。つまり、挙式と披露宴のハイブリッドとなる。
チャペルで人前式とした。
~式次第~
-新郎新婦入場 新郎新婦同時に入場
-誓いの言葉
-指輪の交換
-誓いのキス
-結婚証明書への署名・承認
-乾杯 予め発送したシャンパンにて
-ゲストからのメッセージ それぞれ一言話して頂いた
-新婦から母親への手紙
-新郎締めの言葉
-退場
ZOOM中継
挙式の様子はすべてゲストへ向けて生中継した。
夫の友人でPCに強い2人をスタッフとして招集し、会場内の撮影、ゲストからメッセージを頂く際の画面スイッチングをお任せした。
結婚式を終えて。
普通の結婚式であればプランナーさんにお任せするところを工夫して作り上げることでたくさんの不安があった。当日までしっかり通信できるかな、とか自分達の身支度以上に心配が多かったが、実際はスムーズに進行出来た。
後日、双方の母親から涙して観ていた、との報告あり。どんな形でもやって良かった、と心から思えた。
これから式を挙げる方の参考になれば幸いです。
式を挙げたい‼けど親と疎遠、二人でやりたい‼などにぴったりなのがリモート結婚式。
皆さんにとって想い出に残るものになりますように。
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