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【ビジネス書感想まとめ】学びを稼ぎに変える技術。ただ勉強するだけでは無意味だと気づけるか。

この記事は2分で読めます。📚

今回の記事も自身のアウトプットという目的でのnoteです。

新入時からこれまでで150冊読んできた中から、メモをぱらぱら見返しながら書籍の紹介記事を書きます。最近も読書が増えています。

本日は最近読んだ「学びを稼ぎに変える技術」のレビューです。

タイトル帯に「お勉強だけですか?」とあるように、ただ勉強するだけではなく、世の中に還元することで稼ぐ力に変えないと勿体ないと伝えている本。

大きく1部「学びを稼ぎに変える思考力を身に付ける」2部「学びを稼ぎに変える実践力を身に付ける」と2部構成ですが、1部に絞って解説します。

こちらもAmazon Kindle Unlimitedで無料で閲覧できましたのでお勧めです。

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学びを稼ぎに変える技術 個人的評価:☆☆☆☆★

あなたは、いったいいつまでお勉強だけですか? この本を読んで 「資格」「語学」「ビジネス」「パソコン」「趣味」「読書」などなど、学びに投じた“時間”と“お金”以上のリターンを目指そう!

1.本書での基本的な考えかた

いくら学んでも、それが稼ぎを生まなければ何の意味もない

資格試験についても持っているだけでは意味がなく、多くの資格は実務経験が伴って初めてその効果が発揮される。

「資格を持っている」ことは、「専門知識を持っている」ことの証明にはなりますが、あなたに実力がある証明にはならない。

学ぶことの真の充実感とは、それが誰かのお役に立って「ありがとう」と言われて初めて得られるものです。 役に立つこととは稼ぐことである。

2.稼ぐためのネタ

何を学んできたかということはあまり関係がなく、どんな学びも稼ぎにできる。(起業フォーラムという活動を通して、実感を持ったようです。)


・サッカーが得意で、週末にサッカーチームのコーチをする
・釣りが得意だから、有料で近所の子供たちに教える。
・似顔絵が得意で、デパートの催事で絵を描く。
・夜景に詳しく、夜景評論家としてバーやホテルのコンサルをする。

などが実在するコンサルのようです。

また学びながら稼ぐとは、稼ぎながら学ぶことでもある。稼ぐ過程で、実体験を積むことが学習効果を高め、習熟度を増していくと解説しています。

3.サラリーマンの読み・書き・そろばん

筆者はサラリーマンとしての基礎学力を鍛えるために英語 ・IT(パソコン) ・会計知識を学んだ。

単に知識をつけるだけでなく、その力があることの証となる資格や点数などの裏付けが必要と考えた。

・英語:英会話レッスン、TOEIC、TOEFL、等

・IT:当時は手書きかワープロが主流だった時代にPC研修に参加した。

・会計:中小企業診断士で網羅的に勉強

これらによりデキるビジネスパーソンを歩んでいると勘違いしていたが、資格へ投資したコストを回収するべく、稼ぎの鉱脈を探しだした。

①中小企業診断士の勉強会で、先輩から仕事を斡旋してもらう。
②コンサルファームの登録コンサルトになり、下請けをする。
③独自ルートで情報発信をする。
⇒1部後半~2部ではここのところをより詳しく解説しています。

※ コンサルタントというと、「経営コンサルタント」だけをイメージする人が多いが、分野は幅広い。相手が企業でも個人でも、相談に乗り、問題を解決するお手伝いをする仕事は、すべてコンサルタントである。

経営者を相手に、経営上の問題解決の手伝いをするのが「経営コンサルタント」ですが、他にも、「離婚コンサルタント」「子育てコンサルタント」「営業コンサルタント」いろいろなコンサルタントが実在します。

4.まとめ

・「いくら学んでも、それが稼ぎを生まなければ何の意味もない

資格試験についても持っているだけでは意味がなく、多くの資格は実務経験が伴って初めてその効果が発揮される。

どんな学びも稼ぎにできる

・ コンサルタントというと、「経営コンサルタント」だけをイメージする人が多いが、分野は幅広い。

相手が企業でも個人でも、相談に乗り、問題を解決するお手伝いをする仕事は、すべてコンサルタントになりうる。

主張としては至極正論で、「ただ学ぶだけではなく稼ぐ力に変えるべき」ということに賛同いたします。具体的にはどう稼ぐ力を得るかは、まず筆者の場合は中小企業診断士の所属を利用したようです。

具体的なアクションはともかく、積極的に自分の知識を稼げるように変換していく人に向けて鼓舞している内容であり嬉しかったです。

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以上


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