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詰将棋パラダイス(詰パラ)とは、どんな雑誌か?

『詰将棋パラダイス』(略して「詰パラ」)を、今年度の1月から6月まで、定期購読することにし、早速解き始めています。最初は違和感を感じたものの、じわじわと面白さがわかってくる、非常に面白い体裁の雑誌だと思いました。面白くなる消極の最善の工夫がされていると思います。私は、到着する前は、問題と解答だけが連なっている雑誌だと思ったのですが、主要なハイレベルの問題の解答は3ヵ月後となるレベル別の問題やその他、いろいろな詰将棋が文章とともに載っているのです。朝イチからでも、解いてやろうという気持ちになる雑誌です。長手数の問題は、マグネット将棋で、詰将棋の盤上の駒を再現して、動かしながら、解答を確認しています。詰将棋「本」の体裁だと朝から解こうという気になったことはないのですが、この『詰将棋パラダイス』のB6カードサイズの「雑誌」の体裁だと、そういう気になります。つまり、毎日がウキウキするのです。懸賞になっている問題に応募なんかしたら、さらに楽しくなるだろうなあという雑誌です。今、インターネットやコンピューターの時代に、このアナログな感じが、なんとも嬉しいと思える雑誌です。
月初めに郵便で到着します。B6カードを少し大きくしたサイズの封筒で、郵便ポストに入れられて到着します。雑誌の大きさは、ほぼB6カードと同じ大きさです。1か月あたり700円なのですが、郵送代は、『詰将棋パラダイス』編集部が負担してくれていることになります。
解答が3ヵ月後に載る問題が多いことから、3ヶ月1セットで考えないといけないと雑誌だと思います。『詰将棋パラダイス』編集部が詰将棋好きであるということが、にじみ出てくる雑誌です。
将棋のプロ棋士も定期購読している先生が多いようです。羽生善治さんも、「(奨励会に入った頃に)そのころから詰将棋パラダイスを購入するようになり、その問題を解いていました。手数で言えば、17手くらいまででしょうか。長手数にも挑戦していましたけど、20手以上のものは時間をかけないと解けませんでした。」「今も詰めパラは購読していますが、全問解くことはなかなか。どこまで解くかは対局などの忙しさによります」と述べています。北浜健介さんも、「小学生のころ、私は終盤が弱く、今と違い受けの棋風だった。将棋の勉強は実戦と棋譜並べしかしていなかったのだが、これはまずいと思い、初めて『詰将棋パラダイス』を購入した。」「ただ最近は忙しさにかまけてさぼり気味になっている。『詰パラ』を1ヶ月おろそかにすると目に見えて詰将棋を解くスピード、読みのスピードが落ちる上に、手も見えなくなる。」と『詰将棋パラダイス』の有用性を述べています。藤井聡太さんなんかも、『詰将棋パラダイス』は、定期購読していて、「到着したら、すぐ解く」と言っていました。

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ただ、『詰将棋パラダイス』を購読しなくても、良問が本になった、以下のような『詰将棋パラダイス』編集部が作った本で購入するという方法も十分いいと思います。

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