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写真使ってくれた方々のnote

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#恋愛

みんフォト 写真/イラスト使用回数が5000回突破しました

みんなのフォトギャラリーから写真やイラストを使われた回数が5000回突破したと通知が。 使ってくれたnoteはマガジンにまとめています。写真使ってくれた方々のnote|Koukichi_T SNS速報/ストックフォトグラファー|note 記事投稿時のアイキャッチ画像設定の際に、みんフォト検索で「koukichi_t」と検索すると出てくるかと思います。よかったらどうぞ ひさしぶりに追加しようかな。 主にイラストはSuzuriでグッズ販売したりもしてるのでどうぞ。Suzu

報われない2人にラブソングはもういらない

曖昧な関係に答えなんかないし、私たち2人にラブソングはもういらない。好きだったはずが嫌いになって、嫌いになりたくなかったのに、君が嫌いにさせた。恋愛なんてものは相手のせいにしなきゃやってられないし、いま思い返せば都合よく利用されているだけで、あなたの都合の良い時にしかLINEが返ってこなかった。 未読無視も当然のように日常茶飯事。そして、よくある既読無視。いつからか考えることも嫌になって思考停止。まるで脈なし。私の気持ちなんていつもお構い無し。会うたびに喧嘩して、会うたびに

渋谷を歩いた

好きな人が仕事で渋谷にいて少し時間が取れると言うので会ってきた。 目深に帽子を被り両手でスマホをいじる姿が遠目でもかわいい。 顔を隠しているつもりなのかもしれないけど、ジャケットが派手すぎて、周りがチラチラ見ている。 「あと何分?」 「10分くらいかな」 アイスのカフェラテを飲んでいたのでひとくちもらった。上着を着ないで財布だけもって出たからアイスはさすがに寒い。 ホット買いに行こうと言われ、スタバへ行った。 人を避けて明治通りを代官山方向に歩く。 「ラブ&ポップ思い出

感傷に浸る

君が好きだったあの映画。台詞、プロット、配役、伏線回収。いつの間にか君より詳しくなったんだけど、その話をしたい人はもう側にはいないことに気づいて感情に浸る。 わたしが主演の1本の映画を撮る。わたしの映画の主演は君だったの。でもふいに書き換えられたプロットのせいで、脇役に成り下がるの。まさか君が私が幸せになるための伏線になるなんて思ってなかったの。なんて書き替え不可の台本に文句を言っても仕方ないよね。 たまに君といたことをふと思い出す。思い出はお

【連載小説】こころの檻は二度開く⑦

【これまでのあらすじはこちら↓】  男の腕は思ったよりも細く、洸の力でも振り払うことができた。男は面食らったような顔をしたが、すぐに洸を睨みつけた。 「なにお前?こいつの彼氏?」 「違います」 「じゃあ関係ねぇだろ。陰キャは引っ込んでろ」 「彼氏じゃないですけど、彼女嫌がってるじゃないですか」 「あ?だからお前には関係ないの。痛い目見ないとわかんね?」 「女性を無理やりナンパするなんてダサいで・・・」  洸が言い終わる前に男の拳が顔めがけて飛んできた。気づいたときには空

「許さない」(歌詩)

灰色の街の片隅 声を嗄らして生き延びる お得意の上目遣いで 俺の心を濡らしたね 安い店のカウンターで 華奢な指を重ねた 苦い過去も詩(うた)にかえる 酷い仕打ちさ 君を許さない 大げさなネオン街には 虚しすぎるよ 通り雨 始まりと終わりはいつも 深夜0時の三崎町 交わらない放射線の 先にあるロータリーで 口づけして自嘲気味に サヨナラ告げた 君を許さない 行きつけの店の壁には 汚いヌードの絵がある その良さが解らないから 「お前はガキだ」と言われる 大人になどなりたくない

こじらせアラサーの恋愛ほどみっともないものはない

なんで自分の誕生日の前日にふられなきゃいけないんだろう。 前世いったいどんな悪事をしたらこんな仕打ちを受けるのか。 どうせならパーッと祝ってもらえばよかった。 物わかりのいい女を演じなきゃよかった。 わがまま言えばよかった さびしいって言えばよかった どうせ飲み込むくらいの気持ちなら吐き出してしまえばよかった 今となってはもう遅い。 誕生日に届くのは割引のダイレクトメールだけだし。 べつにいいんですけどね もう少し若かったらこんなどろどろした気持ちにならなかっ

助けて欲しい ゴムをつけてくれない彼氏

今年の3月、彼氏と別れた。 ようやく、文章に起こせるくらい落ち着いて考えることができるようになった。 彼と付き合ったことで様々な後悔が残ったけれど、 そのうちの一つであるセックスにおける後悔は、私以外の人に絶対経験して欲しくないからこそ、勇気を出して共有したいと思います。 このnoteを読んで、こんなアホ女の体験談、自分は絶対するわけないし、参考にもならん、アホすぎてイライラする、と感じる人は沢山いると思います。 そう思うからこそ、発信するかどうかすごく悩みました。

寒い渋谷

JR渋谷駅のホームから改札を抜けると、1月の乾いた寒気と緊張が一気に僕の全身を駆け巡った。 次に僕はリアルとフィクションが織りなすスクランブル交差点を通り抜けた。頭はぼーっとし、ここが現実なのかそれとも幻想なのか不確実になる。 哲学者のマルクスガブリエルはこの場を「資本主義の心臓」と表現した。巨大なスクリーンに映し出せれる映像、大音量で流れる音楽、他人の目を強烈に意識した人たち。この場で平静を保つことはできない。欲を金で満たすことができるのがこの世界のシステムであった。 僕は

異性婚して2人ほど産んで生きるんだろうと思ってたのにね

「将来の夢:およめさん」ってほんと何なんだよ 幼稚園に通っていたおよそ20年前、年中の時に「将来の夢:およめさん」と書いた。きっと22歳くらいには結婚して、24歳くらいには一人目の赤ちゃんを産んでるんじゃないかしら。子供産むなら二人はほしいなあ、そんな幻想を抱いていた、ろくに年齢を数えもせず。 しかもGurl, あーた、例え22歳に結婚するとして、何歳で出会わなきゃいけないと思ってんの?あーしはもうだめよ。あんたの想定通りには生きてない。 初恋:"普通"の場合早い人だと人

依存しない恋愛をするには

私は恋人に依存してしまう節がある。 それは相手への好き度はそれほど関係ない。 もちろん好きな相手の方が依存度も上がる気がしているのだが、そこまで好きじゃない相手の方が結果的に共依存している。 別に嫌われてもいいやと思える相手なら自分の感情の起伏のままに振り回すことができるからだ。 まだ付き合っていたいなと思える相手には本当に感情がコントロールできない時以外は、そこそこ気を遣う。 なるべくしつこくしない、気持ちを分散させる、1人や友達との時間もおざなりにしすぎない、と

分け合う火種に煙が香る

冴島は息を吐き、ビールを飲んだ。 俺も同じものをおかわりして、タバコに火をつける。 そんな俺を見て 冴島も俺のタバコを一本口に咥え、火をつけた。 「和泉(いずみ)のお母さんって あんなに私のこと嫌いだったっけ?」 煙を吐き出しながら呟く冴島に 俺は首を傾げて灰を落とした。 「いやー…。まあ、お前って昔から すごい目立つ存在ではあったじゃん? 優等生だったし。 俺のお袋って、あんまり賢い女好きじゃねーんだよな。 あと普通に、結婚してから即単身赴任って なかなかイカ

やけに憂鬱な雨が降りしきる

雨が降った分だけ哀しみが流れていった気がした。君から逃げるのは簡単で、2人が向き合うことは難しい。自分が逃げてたから、いつまでたっても向き合えなかった2人に明るい未来はなかった。 感情任せで放った言葉に、思いやりなんてない。無責任な言葉は、行き場をなくし、途方にくれる運命。分かり合えた関係に、分からなくなった関係。小さな淀みはいつしか修復不可能な大きな亀裂を産んでいた。 傷付けたくないのに、そんな気持ちとは裏腹に、君のことをめいっぱい傷付けてしまっていたから、「こんな自分

転がり落ちるのは雨か、それとも涙か

涼太くんの言葉を聞いた時、 外の雨の音が大きくなった気がした。 私はわざと聴こえていないふりをして ヘラヘラしながら聞き返す。 「いま、なんていったの」 「来月から転勤になった」 相変わらずキラキラ笑う涼太くんが 切なくて悲しい。 涼太くんは私の目線に気づいてないフリをして 私が敷き直した布団の上に寝直した。 「転勤、て…。どこなの」 こういう質問って、もしかして 彼女とかしかしちゃいけないのかな。 ふと、そう思ってから でも私って聞く権利あるんじゃないかな