見出し画像

産休14週目の所感

ベビーカーでベビーをこちら向きに座らせる(ハンドルの位置を切り替える)方法をようやく習得した産休14週目。


結婚式参列

産前から楽しみにしていた友人の結婚式。産後の自分の体調が未知数すぎて心配だったが、想定以上に元気だったのでほっとした。
この日は夫が午前中外の仕事があると言うので、式場に向かう途中の駅のホームでベビーをバトンタッチするという荒技に出ることに。

まず、結婚式のお呼ばれといえばおめかしである。これまではヘアセットを美容院に丸投げすることで己の不器用さをカバーしてきたが、今回はそうはいかない。夫は仕事、わたしはベビーと家に残されている。
…自分でやるしかない、と観念して前日にリハーサルをした。YouTubeで「ヘアアレンジ 結婚式 簡単」とか「ボブ アレンジ 簡単」とか。自分の実力を決して過信してはならないので、とにかく簡単を追い求めることに徹した。

そして当日朝。
ベビーのぐずりという変数を抱えての準備は高難度すぎるので、緊張して出発の3時間前に起床した。不安。だけどこれは必ず成功させなければならない。前日の自主練と、あとはもう気合い。

案の定ヘアアレンジが最難関だったが、なんとかギリ耐えうる仕上がりになった。ドレスの背中のファスナーを上げ切れるかと焦ったが、果たす。仕上げに最近creemaでゲットしたハンドメイドのかわいいノンホールピアスをつけて。いろいろギリギリなので、このノンホールピアスだけが今日のわたしの支えである。

ベビーカーにベビーを乗せて、フラットパンプスで最寄駅へ急ぐ(あとで履き替える)。ふだん階段をサッと上ればたどり着く場所に、エレベーターを待たないと行けないことのストレスをひしひし。たった2、3駅だったけど、なんだかドキドキした。

無事に夫にベビーを引き渡し、乗ってきた電車にもう一度乗り込む。なんかもう、ここまででどっと疲れて眠くなってきた。まだ式場にも着いていないのに。

およそ6時間の挙式と披露宴を終え、夜に家に帰ったら母乳パッドがタッポタポになっていた。よくぞ持ち堪えてくれた!
(替えのパッドはいっぱい持っていったのだけど、いかんせん背中のファスナー自力で上げられるか問題があったので取り替えられず。セーフ!)

哺乳が急にヘタクソになる

母乳のときは問題ないのだけど、哺乳瓶でミルクを飲むときに時々とても苦しそうにしている。
前まではそんなことなかったのに、顔を真っ赤にしてウグウグ呻いて飲めなくなってしまう。しかも口を離したら離したで「もっとほしい」と泣く。飲みたいけど飲めない謎のジレンマに苦しんでいる。

蓋がキツすぎるかもとか、飲ませる角度(哺乳瓶も本人の体勢も)を変えてみるとか、いろいろ試してはちょっと改善したような気がするが、次はまたダメだったりする。

マイナンバーカードを取りに行ってもらい泣きする

銀行口座の開設にはマイナンバーカードが必要だというので、出生届と同時に申請をしてようやく手に入れた。
平日昼間の交付会場にはベビー連れの母たちしかいなくて、みんなベビーのマイナンバーカードを受け取りに来た同志たちだった。

わたしとベビーが一番乗りだった。
それまでは機嫌良く起きていたベビーだが、受付に着いた途端に泣き始める(屋内に入ったこと、わたしが立ち止まったことが原因と思われる)。
少し待ち時間があるようだったので、ベビーカーから下ろして抱っこ。お腹が空いているのは明らかだったが、持参したミルクが十分に冷めきっていなかったのでとりあえずあやす。

番号が呼ばれて窓口に行くが、ベビーは当然ながらビャービャー泣いている。奥からスタッフの人が出てきて抱っこをしてくれて、その間手続きをした。たぶん毎日ベビーがマイナンバーカードの受け取りに来ているから手慣れているのだろう、すぐ泣き止んだ(すごい)。

受け取り後、待合でミルクを飲ませる。勢いよくグビグビ飲む(このときは幸いにも調子よく飲めた)。
そこへ、さっきの窓口に新しいベビーが到着。フエーンとぐずり始めた。みんな通る道らしい。
「あっちでも赤ちゃんが泣いてるねえ」とわが子に話しかけたら、まさかの急に顔を歪めて「エーン」と泣き出すではないか。咥えていた哺乳瓶をわざわざ口から離してまで。

気を取り直して飲み始めたけれど、しばらくしてまたフエーンが聞こえると、こちらもエーンと応じる。
もらい泣き? あるいはベビー同士の交信?

いずれにしても他のベビーの泣き声を認識しているのは確からしく、新生児の頃には見られなかったので成長だ。

お喋りがたのしい

目が合う。笑う。クーイング。
反応があると、俄然やりとりが面白くなる。家でベビーと二人きりの時間は、ひたすらしょうもないことを話しかけ続けている。たのしい。


👇これまでの記録


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?