マガジンのカバー画像

エッセイのようなもの

4
運営しているクリエイター

#自分

コウノトリが運んでこないタイプの愛

コウノトリが運んでこないタイプの愛

愛とは。永遠のテーマである。
私は親に愛されていない、といえば大抵の人はいや、そんなことはないだろうと言うだろう。私だって言います。私は親に愛されていると思うしそう思いたい。だけどふとした瞬間、何故か私のために親がしてくれたことが私にとって愛ではない何かのように感じて無性に気分が悪くなることがある。それは特定の行為とかではなくて、おそらく私のその日の機嫌とか、あるいは親の機嫌とか、状況とか雰囲気と

もっとみる
もうちょっとだけ先のエンドロールに

もうちょっとだけ先のエンドロールに

生きてゆくことが非常に面倒である。それは決してもう全てどうでもいいとか、死んでしまいたいとかそういう訳ではないのだけれど、人生って長すぎるし、私の人生は物語ではないので終わらない。人生はドラマみたいに終わって欲しい。とてつもない幸せを感じた時、何かを成し遂げた時、何かが始まる前に、エンドロールが流れて、人生に関わってくれた全ての人に感謝して、終わる。そうしてもう二度と物語の幕が上がらなければよいの

もっとみる